店の責任者の資質が分かるのは、細かい事や違いに気がつくかどうかです。
例えば、普段使用しているモノが所定の位置にあるかないかを
気にしている。とか、挨拶一つに関しても細かく言えるかどうかなど
些細なことですがそのような、決めたことや当たり前のことを
きちんと自分自身も含めて、周りにも徹底できるかどうかなんです。
責任者(この場合主に店長ですが)は業績を上げるのは勿論ですが、
このような細かい事の徹底や違いに気づくことが店のチームワークや
業績においてかなり左右されていくのです。
規則を守らない人間が一人いただけで、チームは不協和音を出すか
「どうせ、俺(私)ひとりやっても・・・・・」的な空気になり、結局は
チームワークが乱れる要因になるのです。
例え小さい規則でも規則は規則です。
例外はないんです、基本的には。そこの所を責任者がキチンと指導する
ことで、他のマジメにやろうとしているスタッフが安心して働くことが出来るのです。
「あれ?いつもここにあるモノがない」と、最初に気づくのも責任者です。
「あれ?あいつ今日は表情がおかしいな?体調か?何かあったか?」
最初に敏感に気づくのも責任者です。
なぜなら、責任者は店では社長の代わりに全権を委任されている
立場であるからです。
ちょっとした店の変化、お客さんやスタッフの顔の表情や言動に
365日、24時間気にしているので、当然変化に気づくはずだからです。
先日、”てまひま”でトイレの扉にマグネットで付けてあった「WC」と
表示されたモノがなくなっていることに気づきましたが、ランチのスタッフにも
ディナースタッフにも、もちろん”店長である”中川にも聞きましたが、
何時無くなったのか分かりません。
あたくしはこのようないい加減な仕事が大嫌いです。
2005年からあったモノです。単に「普段あるモノが無くなった。
買えばいいい。」では済まされません。
トイレが一つではお客さんが不便で迷惑を掛けるので、業者さんに
何度か値段交渉をして最後には「じゃあ社長はいくらならいいの!?」
と半ば切れ気味で作っていただいたトイレで、その当時のスタッフは
「これでお客さんに迷惑を掛けないで済む!」と、それは大喜びで
その姿を見ていて「そうだ!」と思い、東急ハンズで見つけてきた
「WC」のやつでした。
思い入れもありますし、7年間も一緒に歩んできた仲間ですし
12月のクソ忙しい時期にスタッフはホールやキッチンで「WC」は
トイレに来る人に「ここですよ〜」と、そりゃあ数え切れないほどの
沢山のお客さんを快適?な空間へ導いた”戦友”でもあるのです。
それが何時なくなったか?誰も気づかない・・・・・。
非常に残念ですね、店に対して愛着を足りないのかな?と思います。
で、今日店来るとランチスタッフの”タッキー”がこのようなモノを手作りで
作ってきてくれました!
フランス語?英語だよね。
これから何年お世話になるか分かりませんが、なるだけ末永く大切に
して行きたいと思います。もし”タッキー”が辞めたとして数年後に
”てまひま”へ来た時にまだあったらどれだけ喜んでくれるか。。。。。
追記 お前ら「報・連・相」もな。