商品開発でもメニュー作りでも、販促企画、人作りでも何でも
そうですが、そこへ行くまでに、例えば仕事が終わってから寝ないで
車で現地へ行ったり、何度も何度もコンセプトやストーリーを練り直し、
作り直しを数え切れないほどしたり、販促企画も何度もやり直しを
指示されて、せっかく出来た企画のDMを寝ないで書いたりと・・・・・。
そこまで苦労しているにも関わらず、粗末にしているのって
まったく信じられないし納得できません!!
どうして、なぜ、自分が寝ないで時にはプライドを傷付けられる
ことまで言われながら歯を食いしばって”努力”してやったものを、
簡単に無駄にしてしまうのかが分りません。
それはきっと、労働の為の仕事をしているからではないでしょうか?
あたくしにとっては、労働と仕事の違いは明確です。
「労働」=自分の意志と関係なく、働かさせられて対価を得ること。
「仕事」=自らの意思と使命を持って働き、対価を勝ち取ること。
だから”労働組合”というのは嫌いです。何だかそこまでして守ってもらわなきゃ
いけない自分って惨めじゃないですか。
自分の仕事に誇りを持ち、
使命感(自分に課せられた任務を果たそうとする気概)を持った
仕事をしていれば、自分の努力をそう簡単に粗末にしないはずです。
そうならないのは、そこまでの思い入れや執念がないんです、所詮は。
怒りを通り越して、悲しくなりますね。
単に長く働いているだけなら”奴隷”の労働です。
そんな仕事はしたくないだろうし、絶対にさせたくもないです。
このようなこと言うと、「お前は経営者だからだよ!」と聞こえてそうですが、
別にあたくしが経営者だからこのようなことを言っているのでは決してありません。
経営者と雇用者の問題では全くありません、”意識”の違いだけです。
人の後ろから付いて行き、言われたことだけをやっているのは楽チン0です。(オイッ!)
ならば、「1ミリも狂わず、間違えずに言われた事をしなさい。」と言うこと。
そのような労働のための労働をするのか?
自分自身の可能性や未来のために”仕事”をするのか?
もし、後者の方を選ぶのなら「自ら努力したことを無駄にするな!」
と言うことなんです・・・・・。
”仕事”ってさぁ、社会のためだとか人を幸せにするためだとか言っちゃってっけど、
究極的には”自分のため”じゃないの?
そう、色々な意味で”自己実現”のためなんだと思います。。。。。