先日、レンタカーを借りて芦別へ行きました。
プリウスの7人乗りです。
運転手は”イッシー”で助手席があたくし、後ろの席が”経田チーフ”と
”忍”で、最後尾が”ふみや”。
高速を乗り三笠で降りて裏道から頼城〜西芦〜芦別市内へ行く予定。
すると、一番後ろの”ふみや”がどうやら乗り物酔いらしく、ひどく顔色が悪い。
で、高速の料金所を降りてあたくしと席を変わりました。
帰る時もまだ具合が悪く、途中滝川へ寄ってJRで1人で帰すことに。
せっかく勉強へ行ったのに乗り物酔いで具合が悪かったら、勉強も
楽しさも半減です。なぜ?最初に「乗り物酔いが酷いので前の席でも
いいですか?」と言わないのでしょうかね?また、そんなに乗り物酔いが
酷いのならば事前に”酔い止め薬”などを飲むことです。
きっと、「皆に余計な心配や気を使わせたくない。」と本人は考えたと
思いますが、具合悪くなられた方がよっぽど迷惑です。
これはコミュニケーション不足や危機管理不足と行った、仕事にも
通じることです。事前に体調管理や状態を申告して欲しかったです。
次に”学習力”なんですが、”てまひま”のメニュー替えが毎度、毎度、
後手後手になります。メニュー表を見ると真夏に「初夏のメニュー」と
書いていたり、真冬なのに「秋の味覚」と書いていたり。
旬のメニューも試食会などで決まった最初の商品を、平気で
2ヶ月ほどやる時もあります。
何時も言います、「商品は何度も何度も試食会をして、決まって
メニューになってからが勝負だと」。商品開発と言うのはあたくしたち
飲食店にしてみれば”エンドレス”で、「これで良い!」と言うのは
決してありません。
常日頃から、テレビや本、他の飲食店やネットなどからヒントを得て
「食べてみたいな〜」「店で出したら合うだろうな〜」などと考えて
アンテナを張ることで、アイディアや味が降りてくるのです。
それを行うのは”中川”なのですが、いかんせんリーマン根性丸出し
なので、自分から何かアクションを起こすことはしない。
また、”経田チーフもタカ”も日頃の仕込みや調理に追われ、
考えることも試すことも自らしないので何時も後手後手。
で、彼らは何度もあたくしに怒られます。
30代、40代のベテランが毎度、毎度、同じことで怒られる。
「いいか?興味と好奇心を持って常に試行錯誤を繰り返せよ。
そうしないと止まってしまうぞ。お前たちは試食会や何かが起きてから
調べものや試食をするから時間が掛かるんだ。常日頃から行って
いれば、その時はメニューにならないけど必ず何かの機会に商品化
するか何らかのヒントになるし、それをやることで経験と知識が付く」と。
それらを行うことで、部下やアルバイトの人達も「あぁ、社員の人達は
真剣にやっている。」と感じるし、そうなれば小さいことかもしれないけど
部下もアルバイトの人も多少のモチベーションが上がるし、商品を
宣伝してくれたり、売ってくれたりするんです。
更に言うと、日頃から試食会にも参加していると、お店に食べにも
来てくれるのです。そうなれば強い店・強い人の出来上がりです。
でも、見事なまでに同じ事を言われている。
「大丈夫か?」と真剣に思います。また、「俺に頼り過ぎなんじゃないのか?
お前らのやっている事は、何十店舗もあるチェーン店のリーマンスタッフだぞ!」と。
言われて悔しい思いをしたのならば、二度と同じことを言われない、
言わせないように先手先手でやるし、いちいち動かされなくても
自分のものとして、「社長にお前たちは凄いな!!と呼ばせてやる!!」
と普通に思うんですけどね。
あたくしにこっぴどく怒られるのが趣味なのか?ドMなのか?
はたまた”奴隷精神全開”なのか?あたくしとしては百歩譲って、単に
”学習能力の欠如”であって欲しいのですけどね。。。。。
追記 もちろん、一度、二度こっぴどく言われたことは”学習”して
やって欲しいですよ。だって、仕事って自分のためにもやることだし
プライドじゃないですか。毎度、毎度怒られてからじゃないとあまりにも
怠慢過ぎるしプライドが無さ過ぎです。
昨日までの自分は経験、今日の自分は成長、明日の自分は可能性。
進まないとね。
あっ、そうだ今度から”アルマジロ”と呼ぼうかな。
”てまひま”へ来ることがありましたら、メニュー表記と旬がズレていないかどうか
楽しみに来て下さいね。ズレていたら遠慮しないで言ってやって下さい。
「この!アルマジロ!!」と。(笑)
この店です。