道がベチャべチャです。
まるで、熟しすぎた柿を食べるような用心深さが必要です。

靴に水が滲みます。
これを一シーズン続けると、新品の革靴が３月頃には
よれよれの情けない靴になってしまわないか？が心配です。

ですので、ジーンズやスーツにも合う長靴（半長でもいい）タイプの
大雨や雪、ベチャべチャ道路でも”おちゃのこさいさい”なモノの
開発を望みます。

そんなことを考えながら、少しでも濡れないように場所を選びながら
歩いていると、勢いよく走りぬけて行く非常識な車が一台。

あたくしは大丈夫でしたが、前から歩いて来た”お婆さん”に
危うくシャーベット状の雪が頭からかかりそうでした！

お婆さんもよっぽど頭に来たのか、その車の後姿を見ておりました。

本当に非常識で自分勝手な輩です！
（つーか、まったく人のことは言えませんけどね）

で、それから事務所へ来る時に思い出したのが、
小学生の高学年だったのと思うのですが、雨降りか、今日のような
状態だったのかは定かではありませんが、学校帰りにあたくし達も
掛けられそうになって「あっぶねーな！！」などと叫んでいたら、

その中の一人が「知ってるか？００先輩が車に掛けられて、その車を
追いかけて行ってクリーニング代を払わせたんだってよ！」と言うじゃないですか。

「ウソッー！」
「ホントだって！！」
「じゃあ、今度俺たちもやるか！？」

そうです、このような情報をクソガキどもに教えては行けないのです。
それからというもの、あたくしたちは雨の日は雨の日でわざと水溜りの
近くを選んで歩くようにしたり、そこで立ち止り車を待ったり。

雪が溶けてベチャべチャ道の時には、少し速度の早い車なんぞが
来て横を通り過ぎたら、わざとに転んでズボンを濡らしたりと、
あの手この手でクリーニング代を貰う為に奮闘したのでありました。

結果は一度も成功したためしありませんでした！（笑）

そもそも、そんな高価な格好をしている訳でもなく、常にどこか
汚れていたので、少しくらいかけられてもいつの汚れなのか
まったく判断が出来ないんですから。

だって、”アップリケ”のついたジャージやジーンズですよ！？
ジーンズにまで”アップリケ”をつけてるんですよ！？しかも、亀とか
星とか自分達で形を作ったやつ。

きっと、クリーニング代が欲しかったんじゃなく、単にそのような
大人の真似ごとをしたくてバカなことをしていたんだと思うのです。

もし、あたくしの前にそんなガキどもがいたら、間違いなく
車で轢く真似をしてやりますけどね。（オイッ！）

と、そんなことを思い出しながら無事に事務所へ着いた。
と言うお話です。。。。。

追記　昨日で”北口店”の『理慧（りけい）ちゃん』が最後の出勤でしたので行って来ました。
約２年も”北口店”で本当に頑張ってくれました！！

２００５年１２月１日の”なのはなキッチン”からのオープンスタッフでお客さんからも
仲間からもとても慕われていた”久笑（ひさえ）”と、わずかな引き継ぎ時間しか
なかったので、色々と大変だったと思います。

日本語も上手で、お客さんに書いてるハガキの字なんかもの凄くキレイで
この辺のあたくしや中川なんかよりも本当にキレイな字で下した。

本業でもある学業との両立は本当に大変だったと思いますが、
よく２年も頑張ってくれました。心より感謝します。

やっぱり人が去ると言うことは、どんな形であれ寂しいものです。。。。。

北口店、少し足元が寒かったですが、直ぐに解消されるとのこと。
でも、大丈夫！『二色火鍋』を食べれば身体の芯からポッカポカになりますから！！