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潮目(しおめ)。

潮目(しおめ)が変わると言う言葉がありますね。(いっく、”ちょうめ”じゃないからな)
元々潮目とは「速さの違う潮の流れがぶつかり合う場所で、
海面上に細長く伸びた筋が
見える所。」と辞書に書いてあります。

簡単に言うと「海の潮の流れ」のことです。
この潮目が変わると大漁になったり不漁になったりしますので、この”潮目を見る”と
言うのは漁師さんにとっては大切な事です。

あたくしたちの仕事でもこの”潮目”というのがありまして、この”潮目”を見れる
あるいは気の付く店長がいるお店は、業績や組織を束ねる上で評価がいいですね。

例えば、平均的に20万円の売り上げのある店がたまたま15万円ほどの売上の
日があるとします。それを「今日はたまたま」と思う店長と「あれ?」と訝(いぶか)しがる
店長のいるお店です。

本当に「たまたま」でそれ以降はまた平均20万円の売り上げに戻ったとします。
そうすると「やっぱり、たまたまだったんだ!良かった」で終わる。

けれど「あれ?」と思った店長は「いや、たまたまではなく現実だ!なぜ、15万円に
なったのか仮説を立てて見よう。たまたまかも知れないけど、もし今後15万が
月に2,3度、週に1,2度という状態になったら大変だし、そうさせない為にも
ここで仮設(要因)→対策をやっておくと今後のためにもなる」と、能天気なスタッフに
語りかけるだけで、お店に問題意識を提起させれますし、この問題意識を
行った結果、気づかなかったことも見せて来て改善ができ、今まで以上に
クォリティーの高いお店になります。

まさしく”備えあれば憂いなし”です。

また、そのような店長は常にお店が”どうあるべきか”を考えた言動をしているので、
知らず知らずの内にスタッフの脳が店長脳に近くなって行きます。

この”店長脳”は非常に大切ですよ。
店長脳に近づくと言うことは、店長の同じか似た考えになり、価値観や方向性を
スムーズに仕事に活かせるようになりますからね。

で、元に戻って店長に大切な要素の一つにこの「潮目を見ることは非常に大切だよ」と
言うお話でした。

業績、お客さんの様子や客層の変化、スタッフの表情とお店には日々”潮目”が
沢山あります。それを見逃さないことが肝心です。。。。。

10周年のフェア!!です。