先日、丸かの10周年を機に「はて?丸かどんな会社だろうか?」
「何を目指すのだろうか?」と思い、お店のリーダー達や社員を集めて
1月中旬から週に一度45分~60分話し合いをしました。
これは『店』ではなく、『会社全体』の”イズム”=主義・主張で、また、今いるスタッフが
自ら考え、自分の言葉で作って行く作業です。
一人一人が丸かの原動力となり、自覚とプライド
を持った仕事をしてもらう。
という思いを込めた作業でもありました。
で、「何を目指すのか?」と言う部分は「テーブルを囲む笑顔を作り続ける会社を目指そう!」
と決まりました。
これは以前いた会社で”テーブルを囲む笑顔が見たい”という言葉がありまして、
企業理念とは違うのですが、より現場に近い”目指すこと”だったので、
その言葉が好きで、(有)丸か加藤商店は「テーブルを囲む笑顔を作り続けて行こう!」と
なりました。
これは別にお客さんだけを対象にしているのではなく、そこで働くスタッフも含めて
笑顔を作り続けていく会社でいたい。と思います。
で、「丸かとはどんな会社だ?」と言うのが、中々決まりませんでした。
このようなを決める時って、言葉にすると何だか上っ面で薄っぺらいか堅苦しい
言葉になり、お飾り言葉になるんですよね。(笑)
皆から様々な思いの言葉が出て来ました。
一度はそれらの言葉を繋ぎ合せたのですが(気を使う方なので)、
何だか余計に格好付け言葉にて、
『人との関わりを大切にし、上辺じゃなく本質を語り 人間の成長のためには
一所懸命に努力する』と、少し長いですがこのようにしました。
当初は丸かだけの主義・主張ぽかったんですが、”いっく”の朝礼用のメールを見て
「あぁ、丸かって自分達が思って来た以上に、人と人との関わりを大切にして来たし、
大切な事だよな~」と思ったので、「相手があって自分達もある」的な感じから入りました。
最近思うのですが、人が人を指導して指導した側からの見た欠点を直そうなんて
”無理!!”と言うことに気づきました。
「あれ?人の成長のために一所懸命にやるんじゃネーのかよ?矛盾してないか?」
と思うかも知れませんが、人の成長のためには一所懸命に努力はします、これからも。
あくまでも「何とか指導して良くなって欲しい」なんていうのは甘い考えで、
実はいつの間にか「自分の色に考えに染めたい」となっているのではないか?と。
やはり基本は「何が自分に足りないのか?どのようにすれば良いのか?」
と言うことで、自分自身の気づきで自らの行動でしか変わらないな。とね。
けれど、諦めないでアドバイスや相談に乗っては行きますし、
時には厳しい”叱咤激励”もします。あくまでも「俺が変えてやる!」という発想ではなく、
「自ら気が付き、変わる」手伝い的な役目がいいのだと。
えっ!?
「連休真っ最中に言う話ではない!」って?
あなたの色や考えには染まりませんよ・・・・・。(笑)
まぁ、これも”理想と現実”を繰り返しながらですけどね。(笑)
取り敢えず「どんな会社で、何を目指すのか」という”基準”と”あるべき姿”を
決めて同じ言葉で話し合えることになり、スタートラインの位置は「これだよ」とした意味が
これからですが必ず出てくることを信じてやって行きます。