「さとか、ホルモン食べる?」
「はい、食べたいですぅ・・・・・。」
「それじゃあ、ヤマダホルモンにおいで」
「ハイ!行きます!!」
「やまちゃん、紹介するわ、事務&てまひまで働いている、さとか」
「よろしく、やまだです」
「さとかです!よろしくお願いします!!」
「よし!食べるか!さとか何飲む?ビールでいいか?」
「はい」
「さとか、次なに飲む?」
「さとかウーロンハイ、飲みます」
「さとか、次なに飲む?」
「もう一杯、ウーロンハイで」
「さとか、なに飲む?日本酒でもいいんだぞ?」
「はい、でも、日本酒は休みの前の日に飲むことにしています、
同じもので」
「さとか、同じものでいいのか?」
「はい」
「さとか、同じもので・・・・・」
「はい」
「さとかちゃん、本当によく飲むよね」と、やまちゃん。
「はい、わたし、本当にお酒が好きなんです」
「いいよ、遠慮しないで飲みな」と、やまちゃん。
「さとか、クリスマスなのに俺らみたいなオヤジ達で悪いな」
「いいえ、どうせ予定ないし、お酒好きですから、すいませ~ん、同じもので!」
20:30から飲み始め、気が付くと1:30分。その間、さとかは
一度も手を休めることなく飲み続けて、まるで「わんこそば」ならぬ「わんこ酒」の
ごとく焼酎をあおり続け、その間、何度も「私、本当にお酒が好きなんですよね~」
と、しつこいくらいに語っていました。
「さとか、そろそろ行くか」
「はい」
推定ですが、この段階でさとかは軽く焼酎5㍑とホルモン、豚サガリ、豚とろ、
野菜盛り合わせ、キムチ等を10人前と〆のラーメン3人前は平らげています。
「さとか、モスバーガーでも食べてくか?」(軽いジャブのはずが)
「はい!!」
時は過ぎて・・・・・、
「さとか、朝、大丈夫だったか?ちゃんと起きれた?」
「はい、でも、タクシーに乗ってからの記憶がないんです」
「おまえ!タクシー代2000円渡しただろ。」
「はい、2000円もらったのは覚えていますけど、その後の記憶がないんです」
さ・と・かへ、あらためて思い起こすと完全なる「オヤジ化」していたぞ、
と言うことで次は「金富士」な。
これで、やっと一人寂しくはない「酒場友達」が出来たとさ。