何でもそうですが、何らかの責任のある役職に就くと当然のごとく
仕事量も増えるし、考えることも迷うことも判断・決断することも
多くなります。
また、何らかの責任に就くと言うことは期待と今よりも成長して
もらいたいとの表れでもあります。
今迄は誰かの影に隠れていたり又は、責任のある人の後で
あまり目立つこともなくやっていましたが、そうはいかなくなります。
例えば、店舗責任者(あるいは料理長)になると、今まで店では
店舗責任者の補佐的な業務や仕事をしていましたが、店舗全体の
「人・モノ・カネ」を管理・運営する立場になるのです。
当然、指導力と成果が求められます。
今迄は上司の後ろにいたので「まぁ、中々良い仕事をしてるよ」程度
だったのが「中々」などという曖昧で微妙な表現は通用しなくなる。
(厳しいね)
そう、ここでその人の今までやって来た仕事や仕事に対しての考え方
が問われるのです。単なる店長(料理長)の補佐的存在に甘んじていた人や
ワーカーとして坦々と作業をしていた人はかなりキツイ。
人間の真価が発揮されるのはここです!
もちろん、何でも自分一人でやって来て部下を信用しない、あるいは
教育・育成を怠っていた上司の存在も非常に問題ですが、それを差し引いても
この仕事は最終的には個々人の考えや判断が店の善し悪しを判断するので
やはり「もっと成長しよう!」とか「よい仕事をする事が自分のプライド!」と
”自己啓発”に取り組んで来なかった自分自身の責任です。
そのような輩に限って「いつかは自分で店を持ちます!!」などと、平気で
嘘を付く。いや、嘘ではないのですが”舐めたことを言う”。
今迄は責任が低い、あるいは仕事の所存が明確でなかったポジションから、
業績という目に見える極めて明確に判断される現状に立たされる。
成果を出すために今迄は指示されたり仰ぐ立場が、状況を考え
「人・モノ・カネ」を最大限に駆使し成果を上げ続ける立場になる。
しかも業績だけではなく、様々な人間関係なども出てきます。
上司、部下、業績の板挟み。これで、プライベートで悩み事を抱えていたら
もう底抜け脱線ゲームです。(古い?)
そう、何らかの責任を任されると言うことはそれらを乗り越えて行く、行ける
チャンスをもらい、それらの環境を通して成長していく経験の出来ることは
人間として成長するには非常に役に立ちます。
あたくし散々経験させていただかせて頂きました。(まだ、現在進行形ですが)
感謝です。(笑)
なので、今は恩返し的なこともあり、そのような体験・経験を思う存分に
味わってもらいたいと思います。(笑)
「アルバイトあるいは社員の時は元気だったのに」
「店長になってから、あいつの考えや行動はおかしいんじゃないか?」と
言われるのではなく、「あの人が店長になって良い店になった」とか「あいつに
任せて正解だった!」と言われるような責任を果たして行くのが格好いい。
仕事や責任は周りから貰うのを待つのではなく、自分からもらいに行くか
探したり見つけ出すことが成果・成長の第一歩です。
責任や成果・プレッシャーに追われ悩み(悩まない輩もいますが)悶々として
いる余裕?があるのなら、責任も持たされなく期待もされない単なる作業員ではなく
何らかの期待を掛けられて信頼されていることをモチベーションや勇気に変えて
責任者としての逆行やプレッシャーを楽しんで欲しいと思いますよ。。。。。