先日、”すすきの祭り”の屋台に少し顔を出して来ました。
最初は明るかったのですが、時間と共に暗くなってきて人も
賑わって来て「ザ・ススキノ!」って感じでした。
まぁ、ここ最近のススキノは賛否両論の意見がありますが
それでも腐っても鯛じゃないですが、やはりススキノは独特の
華やかさがあり嫌いではありません。
でも、この賑やかさや華やかさの裏では沢山の出会いと別れや
悲哀があり、それが深ければ深いほど見た目は華やかに映るものです。
酒、女(男)、金、ギャンブル、借金、争いで転落して行った人達を
嫌と言うほど見聞して来ました。
また、少なからず好むと好まざるとでそのような事柄に関わって来た
のも事実です。
薄暗くなってススキノらしくなって来た喧騒の中で、
しばし過ぎ去って行った人や事を思い出しました。
「何だかもの凄く遠い昔のようだな~。あの人、元気にしてるかな~?
マスター亡くなって何年になるんだっけ?あの社長さん、結局借金どうなったんだろう?
あの子、立ち直れたかな?」
一緒に過ごしてきた人と飲みながらだと時系列に話せますが、
あたくし一人で書きだすのにはあまりにも多くの事があり過ぎて
どこから話したり、書き出していいのやらさっぱりまとまりません。
付かず離れずが楽しく過ごせる場所がススキノ。
中途半端だと対価に見合った楽しさはなく、のめり込むと中々
引き返せない。