本日はあたくしがこの仕事を始めた当初に、お客さんや同業者の
先輩の方たちから教わった教訓みたいなものを書きます。
金巻ビルの2階?3階?にMPと言うバーがあり、そこのマスターに
教えてもらった言葉です。
”この仕事は同姓に好かれなければダメだよ”と。
「加藤くん、この仕事はね同姓に好かれないとやっていけないんだよ。
商売柄、異性には好かれるけど、同姓に好かれないとこの仕事では
成功できないよ。」と言われたことを今でも覚えているし、それを守って来ました。
特にススキノでパブやバーをしていると異性と出会う機会は沢山あります。
自分はモテルと勘違いしたり、手を出す人もいます。
この仕事をしてモテない人を探すのが難しいくらいで、この仕事をして
いなければ「お前、どこのブ男よ!」でもモテますからね。(笑)
でも、そこで浮かれていたら仕舞いです。
男性スタッフが好みの女性ばかり相手にしていると、男性客はまったく面白くない。
その内に男性客も来なくなるわ、女性客同士で険悪な雰囲気になるは極めつけは、
何故かカウンターで泣いているなんてはもう最悪な店です。
(異性のスタッフに対しても同じ)
そんな店は遅かれ早かれ無くなります。
あたくしがスタッフに徹底させていたのは「7:3の法則」です。
同姓7割、異性3割で接客しないさいと。
それを破って、女性ばかりに行くスタッフには速効で教育的指導をしていました!
あくまでも教育的指導ですよ。(笑)
お陰でさまで、あたくしのお店は男女問わずお客さん達が和気あいあいと
した店になっておりました。やっぱり、ススキノへ来るお客さんは何らかの出逢いや
ときめきがありますから、お客さんを楽しませるのが一番です。
次にバーのママに言われた言葉です。
”愚痴や弱みは絶対に部下に言っても見せてもダメ。どんなに信頼している部下でも”
「加藤くん、絶対にスタッフには愚痴や弱み、特にプライベート(異性やお金)の
愚痴や弱みを言っても見せてもダメだからね。どんなに信頼していても。」と。
ママだろうが店長だろうが人間です。時には愚痴や弱い時もありますが、
それを絶対にスタッフに見せたり言ってはダメだと。
ママも以前、信頼している部下が居て、異性の話などをしていましたが、
仲の良い時は親身に聞いてくれるし同情もしてくれるけど、歯車が狂ってくると
言うことを利かなくなるし、舐めて掛かってくると。
つまり、トップは部下に自分のプライベートの部分を見せ過ぎたらダメなんですね。
お互いのプライベートを知ると、ある意味において親しみやすくなるけど、その反面
お互いに甘えが出てしまう。何かあって注意をしても「あなたもでしょ?」などとなる。
これらの2つの言葉はあたくしが22歳くらい時に聞いて、それから仕事をする上での
指針にしています。それ以外にも沢山あります、もちろん同じ会社の社長や上司から
のもありますが、それは追々と言うことで。(あり過ぎるので)
追記 あっ、一番古いお客さんで今でもたまに会うことのあるお客さんには
こう言われました。
”加藤くん、女から見れば 別れた男は友達以下だ”ってね。
たまに、進さんと話したくなったな~。。。。。(笑)