世の中には”表”と”裏”が存在しているように見えます。
”表”とは全般的にプラスのことで”裏”はその反対でマイナスのこと。

また、タイミングと言うのも存在していて、それにも”表”と”裏”の
タイミングがあります。それらは時を選んではくれません。

つい、１分前まで普通に暮らしていたのが、電話１本、メール１通、
言葉１つで”裏”になる時があります。そうして非観に暮れていても
これまた電話１本、メール１通、言葉１つで”表”にもなります。

「悪い事ばかりが起きるし続くので、もう逃げ出したい。あるいは死んで
しまいたい」と思っていたとしても、必ず良い事へ転換できます。

でも、その時は、もう本当にしんどい。
心が折れると言いますが、正しくそのような空虚な気持ちになる。

けれど、その時にその”裏”のタイミングに引き込まれないように
折れそうな爪楊枝ほどの心を、切れそうな細い、細い糸ほどの心を
何とか保つことが”表”へと転換できると信じています。

つい先ほどまで何事もなかった日常が不安や悩みと言う辛いものに
なったと思ったら、何かのタイミングで逆の嬉しく幸せなもになる。

つくづく人生・人世って様々な出来事が起きる。
しかも、ほとんどの場合は否応なしに。

けれど、年齢を重ねて人生の経験を積む内にどのように心でいるべきか、
どのような対処をするべきか。それらを学んでいると。

そう思うと、この”表”と”裏”は表裏一体なんだと改めて思んですよね。

”表裏一体”＝相反する二つのものが大もとでは一つであること。
また、二つのものの関係が密接で切り離せないこと。

あんがとね。