どうも「神田川さぶろうです」(だれだよ!)
昨日、丸かをサポートしてくれている、佐野さんと
「南こうせつ」さんのコンサートへ行ってきました。
実はあたくしメジャーな曲は知っておりますが、その他は
知らなく、且つあまり興味はなかったんです。
それでも佐野さんに誘われて「しぶしぶ」行くことになり、
佐野さんが既にあたくしの分の「チケット」を購入していたので
昨日行って来ました。
話は昨年の秋頃からありまして、なんとなくはぐらかして
いたのですが、佐野さん曰く「社長ね、南こうせつは約40年
の間歌い続けているんだよ、ひとえに40年っていうけど
これは本当に凄いことだと思う、人生や生き様を感じるから」と。
あたくし70年代、80年代の歌は嫌いじゃありません、その証拠に
そのようなコンセプトの「青春の輝き」というお店を「独断と偏見」で
やってしまったこともあるくらいですから。
何だかんだと言って、当日は結構楽しみになっていましたけどね。
結果はと言うと、「よかったですよー!」。うん、よかった。
まず、歌がうまい(ファンの人、偉そうでゴメンなさい)、今年の
2月で60歳だそうで、それなのに物凄く歌がうまい!
それと、「吉田拓郎」さんはどちらかと言うと「硬派」なイメージが
あり、「南こうせつ」さんは「軟派」なイメージがあったのですが、
ところがどっこい!(この表現、へん?)、なんのなんの(これは?)。
かなり迫力もあり(ライブだけどね)、トークも面白くて楽しめました。
そして、今回のコンサートで「衝撃的な事実を聞かされました」。
皆さんは「神田川」という歌はご存知ですか?(料理人の神田川俊郎じゃないよ)
その中に「若かったあの頃 何も怖くなかった ただあなたの優しさがこわかった」
と言う歌詞があるのですが、
あたくしは今までこの歌詞の意味を「今が幸せすぎて、後はいつ別れが
来るのかを考えるとこわい」と言う意味だと思っていました。
「南こうせつ」さんもつい最近まではそう思っていたそうです、「恋愛の頂点で
あとは下降していくのがこわい」と。
要は「幸せ過ぎてあとがこわい」のだなと。
しかし、神田川を作詞した「喜多条忠(きたじょうまこと)」さんが言うには、
(喜多条忠さんの実体験なので)
「ちがうよ、こうせつ、これわさぁ、自分が学生運動とかで世の中を変えよう!
とかさぁ、何か志があったんだけど、そんな時に安くてボロい下宿で一緒に
暮していた女性が台所に立って料理を作っている後姿を見ながら、
自分は横になって漫画などをパラパラめくっているうちに、あまりにも心地よくて
こんなに居心地がよかったら自分がやろうとしていることが出来なくなる、
自分はダメになっていくと思ったらこわくなってきたんだよね」と言うようなことだったんです。
「まぁ、歌の解釈は人それぞれなのでいいんですが」、と「こうせつ」さんも言って
らっしゃいました。現に「こうせつ」さんなんか「うさぎ追いし、彼の山~」を
「うさぎ美味し」と解釈していたそうです。(笑)
でも、あたくし的にはある意味、「神田川」の詩の意味を聞かされて
「へ~っ、そうだったんだ~」と、何十年も男友達だったのが「実は女だったの」
と言われるくらい「衝撃」でした。(大げさ?)
それと、あたくし一番感動したのは「客層」です。ほとんどはあたくしより年上の
方がほとんどで、あたくしの前に座っていた小柄な女性は「こうせつ」さんと
同じ年で生年月日も同じとのこと。
どうみても、街で見かける初老のお婆さんのようでしたが、「神田川」は1973年
(昭和48年)に出来た曲で、そう考えるとこの初老のお婆さんは23、4歳で、
今は結婚をして子どもも出来て、ひよっとしてお孫さんもいるかも知れないけど、
「神田川」が出来た時には、23,4歳の「青春の一ページ」だったんだろうな~、
懐かしいだろうな~、なんて考えたら、佐野さんが言っていた「人生や生き様がわかるよ」
と言う意味が分りました。
そして、「こうせつ」さんが40年も歌い続けて、今でも年間80本もコンサートを
やっている意味が分りました。街で見かけるごく普通の50代、60代の人たちが
あれほど「輝いて」いる光景を見ていると「ジ~ン」ときて「鳥肌」が立ちました。
佐野さん「本当によい経験をさせて頂きありがとうございました」。
ただ、気になったことを3つ上げますね、
1、隣の男性が手拍子はしないのですが、かなり足でリズムを取っていたので、
「おう!ノリノリじゃん」と思っていたら、曲が終ってもリズムを取っていたので
ん?と思っていたら、ただの「貧乏ゆすり」でした。
2、後ろに座っている女性が、かなり鼻をすすっているので、泣いているのか
単なる鼻水なのかが気になって、ポケットティッシュを渡そうと思ったけど
あいにく持っていなく、振り返って見るのも失礼なので、頭の中で周りの人が
一斉にポケットティッシュをだしたら、コントのようで面白いだろうな~と考えて
いたら、シリアスな曲なのに一人「ニヤニヤ」していました。
3、あたくし「照れや」なので、立っての振り付けや、皆と揃えたりするのが
苦手なんです。前にも「宇崎竜童」さんのコンサートで、みんな立っていたのに
恥ずかしくて立てないでいたら、逆に目立っちゃいました。
あたくし、「我が道」を行くタイプなので人に合わせるのが苦手なんです。
単純に「協調性」がないとも言いますが。
今度は誰のコンサートに行こうかな~。
あっ、そうだ25日に「桂三枝」さんが来るんだ。(プロポーズ大作戦はおもしかったね)
それでは、せっかく話題にもしたので名曲を聴いてください。
「神田川」です。(泣けますよね)
ちょっと違うけど、よしこねーちゃんが好きだった曲。
だれ?よしこねーちゃんて。