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小さな巨人 久笑(ひさえ)

久笑は名前のとおり、笑顔が素敵でいつも笑っています。
ひさ流にいうと「メッチャうける」のだそうで、見ているこっちまで
愉快な気持ちになります。

ひさとは2005年の夏頃?「青春の輝き」で会いました。
ひさは「保母さん」志望でした。

その当時の「青春の輝き」は、店長で「斉藤順子」こと順ちゃんと
キッチンでは現丸か加藤商店部長の「鈴木規夫」こと「のり」、
現鈴木徳太郎商店、やっちまったか店長の「澤田浩太郎」と
「天」、てまひまキッチンの「やまさん」と、
まぁ、なんて言うのでしょうか「役者が揃って」いたんですね。

「青春の輝き」を一言でいうと「パブ居酒屋」のような、結構
「体育会系」の乗りの店だったと思います。

輝きで「ひさ」の一番の思いでは、夏に店の前に焼台を置いて
立ち飲みをやっていたので、あたくしそこで飲んでおりましたら、
店内から「ひさ」が店長の斉藤順子に連れられて出て来ました。

ありゃりゃりゃ・・・・・、何となく雲行きがあやしい。。。。。

ビンゴ!! 店の前で「ひさ」がしっかりと斉藤順子に叱られて、
あたくしはと言うと、例によって「あぶさん」並に飲んでおり、
しかも外にいたので詳しい事情はよく分りませんが、とにかく
叱られておりました。ハイ、ほど良い剣幕で。

そして、店長斉藤順子は店内へ、気が付けば「ひさ」はいずこへ。

あたくしは、そのまま飲んでおりましたが(30分くらい)、でも、まだ
ひさの姿はありません、心配になって(と言うか、素振りは見せないけど)、
店長の斉藤順子が「ひさはどうしました?」。

どうしました?って。。。。。

「ん?いや、見てないぞ、てっきり店にいると思ってたけど・・・・・」
「ふ~ん」と言うが早いが、既に店内に戻っておりました。(まだ、言いかけなのに)
あたくしも大概に勝手やつですが、この人もかなり「素人」じゃなかったですね。

そう言われると心配になり、その辺を探してビルとビルの間から
「ひさ~、ひさ~」と呼ぶと、奥のほうから「は~い」と返事がしました。

ひさは店長に叱られて、ビルとビルの間のしかも薄くらい奥の方にいたのです、
まるで「子猫」ように。

実はひさは背もちんちゃくて、可愛らしい顔に似合わず、かなりの
負けず嫌いで、頑固さも併せ持っているんですね。

多分、言われた悔しさ、自分に対しての悔しさ、それと涙など自分の
弱さを見せたくはなく、それであんな薄くらいところで気持ちが落ち着くまで
居たんです。

あれから今年で丸4年が経ちます、すでに「青春の輝き」はなく、厳しくも
優しかった店長の斉藤順子も去り、あんなにいた当時「輝き」の仲間も
今は「のり」「浩太郎」「やまさん」「天」だけになりました。

現在「ひさ」は2005年12月1日にオープンした「なのはな」で
4回目の年を越して、オープンスタッフではランチで働いている「荒木」さんと
「ひさ」の二人ですが、「なのはな」にはなくてはならない存在になっております。

その証拠に2年連続で「最優秀アルバイト賞」を取りました!!

笑うと何言ってるか分らなく、そしていつもお客さんや仲間のこと、店のことを
考えて時には厳しい表情で敏感で、でも「メッチャ元気」な「ひさ」に逢えて、
こうして働けることに感謝しています。

「ひさ」これからも頼むね。
「なのはな」

追伸、「ひさ」、浮いた話は聞かないけど、まだ彼氏なんか作らなくていいし、
ましてや結婚なんかも考えないでいいからな。これは「業務命令」です。
名曲です、「青春の輝き」(あさみも懐かしいだろ)
おまけ(社長用)