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ストレスの感じない店作り。

ストレスと言う言葉を改めて調べてみると、”生体にひずみの生じた状態の意”と書いています。
もう少し詳しい意味としては、「寒冷・外傷・精神的なショックなどによって起こる
精神的緊張や生体内の非特異的な防衛反応。また、その要因となる刺激や状況」と。

単純に言うと「なんか嫌な事」と言うことですかね。(あっさり)

実はここ最近気付いたと言うか、自分の考えを表す言葉にピッタリな表現が
見つかったのですが、それが「ストレスの感じない店」です。

そう、お店はお洒落で、料理も凝っていてそこそこ旨い、サービスも普通。
でも、なんか落ち着かない。で、時間が経過するとともに段々とイライラというか、
「もう帰りたい」となる。

実はこれって知らず知らずの内に”ストレス”を感じているんですよね。
面と向かって不快な思いをさせられた訳じゃないけど、イマイチ飽きる。

理由は、ズバリ!『人』なんですよね。
店もお洒落、料理も人にも不満は無い。
でもね、ラーメン屋さんとかのように「ラーメンを食べる!」という単体の目的ならば、
それで充分満足なのですが、飲食店って総合的な判断なんですよね。

また、1時間から2時間位はいるので、店がお洒落って目が慣れるし、料理も2、3品食べたら
楽しみも減退して行くんですよね。確かに、旬や産地にこだわっていたりして、
「おっ!次はどんな味の物が出るのかな?」という楽しみもありますけどね。
(因みに、あたくしはほとんどありません。お酒と話しに夢中になっているので)

お酒にこだわっているお店もありますが、「それって、あんたが作った訳じゃないよね?」と。

そうなれば、何が重要か?っいと言えば「人」なんですよね。
そう、「人」なんです。

店や商品がそこそこで、最終的に味を決めるのは「人間味」という味なんですよね。

だから、悪くは無いけど「ちゃんと言われた(決められた)ことはやっていますよ」くらいじゃ
物足りない、単に定型サービスという観点から見ればそれでも良いかも知れないけど、
相手は毎日、毎時間変わる「人」が相手なので、その時々に合わせた人対人の
対応がもの凄く重要になるんですね。

また、”お客さん”と言うのも名ばかりで、実は結構お店に気を使っているんですよね。
だから、「あっ、そうなんだ・・・・・」とか「本当はこうして欲しいのに・・・・・」という思いも
あるけど、言いにくいスタッフだったり、気が利かなかったり、店や人に気を使って
中々言いづらかったりと。

でもね、それでも半歩先に先手先手でやってくれると、気持ちがいいんですよね。

本当にちょっとした気づかいや声を掛けてくれるだけでなんですけどね。

それだけで”ストレス”が無くなるんですよ。
それって、そのスタッフがちゃんと考えているし、常にお客さんや一緒に働くスタッフを
見ているからなんですよね。

”ストレスの感じない店”は、気持ち良く時間を過ごせるので、会話が弾むし
ついつい飲んでしまうから、余計に楽しい気分になる。

そんな店作りをして行きます、”丸か”も・・・・・。

ファイル 2129-1.jpgおっ!いい感じのメニューですね!!
けど、読んでいるだけでストレスが・・・・・。(笑)

追記 ”満福や”が今日から六周年です!!
塩餃子がじわじわと人気です!!