俗に「広東人は二足なら親以外、四足なら机と椅子以外、走るものなら自動車以外、
泳ぐものなら潜水艦以外、空を飛ぶものなら飛行機以外なんでも食ってしまう」と
言われるくらいに食欲が旺盛なのですが、このほど広東省でとんでもない
事が起きました!(って言うか、またか!?っ気もしないですけどね)
何でも、「昔から伝わる治療法で、おばあちゃんから聞いた」とかで
難病のわが子をどうにかしてあげたいと思うあまり、藁をもすがる思いで飛びついたのが、
なんと!「カエル」でした!!しかも”生”!!!
事の始まりは広東省に暮らす3歳の息子のてんかんを治療するために
家族が息子を羽交い絞めにして、捕まえてきた3匹の生きたカエルを飲ませたのです!
お母さんは「友人から教えてもらった古くから伝わる民間療法です」と話しているとか。
ところが、その後息子の肌に見たこともない複数のイボ状の小結節が現れ、
弧虫症(こちゅうしょう)が疑われて緊急入院。胃と陰嚢(玉袋です)からはサナダムシ
の幼虫の塊を摘出する処置が行われました。お母さん曰く「近所にもそれを試して
良くなったてんかんの子供がいたから、うちの子にもと思ったんです」と話した。
しかし症状の改善にはつながらず、医師から「体内のどこかにまだ他の幼虫がいる
可能性は十分にあり、治療は続きます」と説明され、かなり落胆しているとのこと。
ちなみに子供は医療機関で”てんかん”と診断されたわけではなく、お母さんが
勝手にそう思い込んでいました。(ヒエーッ!)
まぁ、そこまでして病気を治そうとした親の愛には理解はできますが、
やっぱ、もうちょっと冷静に考えて欲しかったですよね。。。。。
追記 えっ!こんなニュースも!?
「今年3月、中国・雲南省からは長年激しい頭痛に苦しみ、職場で倒れて
脳外科手術を受けた女性の脳から8cm長の寄生虫が見つかった話題が伝えられていた。
幼い頃、祖母に健康法だと言われて生きたカエルを食べた時期があるという。」
何年か前に「サナダ虫ダイエット」なるものを聞いたことがあるのですが、
絶対にやめた方がいいですよ!!