今日って、月曜日でしたか?と、思わず勘違いしそうな勢いですよね。
と言うことで、本題です。(どう言うことだよ)
これまで沢山のスタッフたちと接していると”意外”なことに巡り合います。
例えば、キッチンの見習いで入って来たけど実はマネジメント能力の方が
長けていたとか、飲食経験がほとんどないけど呑み込みが早い責任者タイプとかね。
悪い面での”意外”も多少はあるけど、それは”期待外れ”とか”失望”という
言葉で表現され、先ほども言いましたが調理人志望、あるいはキッチン見習いで
入ってきた職人(技術職)と見ていたのが、実は「あれ?こいつ意外と話せて
コミュニケーション能力もあるし、呑み込みが早いので実はホール向きじゃネッ?」
と言う”意外”な面があり、で、ホールをさせたらメキメキと頭角を現して店長として
優秀なマネジメントを発揮し業績を上げ、人材を多く育てた。なんてのもありました。
現在の加藤商店の店舗は、ほとんどが店長兼料理人なのでクローズキッチンの
ように黙々と調理の仕事をこなすのではなく、「見せる、見られる」キッチンで
先ほども言った、ただ黙々と調理をするのではなく、ホールとの連携や
お客さんへのアプローチなどのコミュニケーション能力が求められます。
ですので、大概は最初に口下手だったのが数ヶ月もするとカウンターの
お客さんと馴染みになったり、ホールスタッフやお客さんを意識した仕事を
するようになります。
が、ここでも根っからの調理人とマネジメント=経営者向きの調理人の姿が
見て取れます。別にどっちがどうのとかではなく、あくまでも「意外な一面」の
片鱗を見ることが出来て、つくづく人間の持つ可能性や資質に出会うんですよね。
けど、それは見ている人が見てないとそのままだし、また、偶然にそれなりの立場になって
資質が現れる場合もあるので難しい面もあります。
欽ちゃん支店店長の”優”なんかは、”てまひま”や”欽ちゃん本店”では猫を被って
居たと言うか(今から思えば出来るのにサボっていたのかもしれませんが)、
単なる頑張っているアルバイトに過ぎなかったのが、やむを得ない理由から
”欽ちゃん支店”の店長を任せられてから本来(隠していた)持っていた資質に
火が点き、責任感と呑み込みの早さ、そしてリーダーシップで業績をみるみる
上げ上司や先輩店長と遜色のない活躍をしていますからね。