先日、ススキノで「かー」とマックの曲がり角で声をかけられました。
振り返ると短髪で茶髪の眼鏡を掛けた人。
「かー、久しぶり!!」 「・・・・・?」
「元気だった!?」 「・・・・・?」
イマイチぴんと来ないあたくしを見かねて眼鏡を外してくれました。
が、「・・・・・?」(誰だったかな・・・・・?)と、必死に思い出します・・・・・。
「あっ!かず?かずか!?元気だったか〜!何年ぶりだ〜!?
20年位ぶりじゃないか!?」と、あたくし、一気にまくし立ててしまいました。(笑)
そう、20年ぶりに会ったんですよね〜。
あたくしがこの世界に入った切っ掛けを作ってくれた一人で、彼が30年位前に
ススキノのカラオケパブで働いていた店に毎週のように通っていたんですよね。
年も同じだし、しかも真面目な人なので意気投合して、あたくしたち高校の同級生
4人組で、いつもその店で朝までバカをやっていたんです。
そのお店もスタッフが5、6人居て女性のお客さんが多かったんですが、あたくしたち
のような面倒くさくてうるさい野郎どもを歓迎してくれました。
それもあり、あたくしも「男女関係なく店に来た人を楽しませよう!」と言う
感覚になったんだと思いますね。
その後、あたくしも飲食の世界に入りました。
実は、そこのお店の店長とかずがあたくしの居る会社に入ったんです
。
かずは「俺のやりたい飲食とは違うので」と言うことで、2、3ヶ月くらいで辞めました。
もう一人の店長だった人も半年くらいで辞めました。
その店長さんとはあたくしがOPERAへ移動した時にも店長だったので、少しの期間引継ぎと
いった形で一緒に働き仕事を教えてもらいました。
その店長が、あたくしに言った一言が今の今まで心の支えになっています。
「加藤君、この仕事はね、半年も居たら仕事内容はあまり変わらないんだよ。
ただ、半歩先を考えているかいないかなんだよね。その半歩先を考えているかの差が
店長として大きいんだよ」と、指でわずかな差を作って見せてくれました。
いつもは冗談ばかり言って楽しい店長が、その時ばかりは超真剣な目と物言いだったので
あたくしは今でもその時の光景と言葉が心の支えになっております。。。。。
追記 その後、みんなそれぞれの道へ進んで来ました。(30年ですからね)
かずは現在”マレーシア”で働いているとのこと。(飲食系で)政権が変わると
物事が変わって大変だと言っていました。で、今が大変とも。
名刺を持って
いなかったのでかずから貰ったんですが、「俺も今もってなくて姉の名刺だから」と渡されたけど、何を書いているのかさっぱり。(笑)
まぁ、また機会があれば懐かしい話でもします。。。。。
雰囲気のあるバーでしょ?まるで外国の路地裏にあるような。
実は、これススキノにあるビルのごみステーションの一角です。
中々味のある雰囲気です。
でも、趣味ならいいけど、商売でやるにはね。