先日、7秒しか物事の記憶しかない人をテレビでやっておりました。
なので、常にメモを書いて忘れてもそれを見て会話をしているのです。
信じられますか?記憶喪失も本人や家族にとっても非常に辛いこと
ですが、7秒前の物事が覚えていないんですよ!?
その病名は「ヘルペス脳炎」と言いまして、発症率は100万人に数人
なんだそうです。水ぼうそうなどを起こすヘルペスウィルスの一種が、
脳に侵入することで発症すると考えられております。
女性の方だったんですが、何かの病気や事故が切っ掛けでなった
わけでなく、9年前に突然発症したそうです。
お母さんがいつも元気な娘さんがなんかしょぼ~んとしていたので、救急車を
読んで3時間位調べたんですが、どこも悪くないと言われましたが、そこは
母親の感と言うのですか?脳を調べてくれと頼んだら、すると脳に菌が入って
いて、そこから緊急入院だということで・・・・・。
テレビを見ていると、いつ、誰と、何を話したかを常に書きますが、それ
だけではなく、食事中も今何を食べているかも書くんですね。
いや~、めっちゃくちゃ凄いことですよ!
で、会話だけでなく、その時の相手の表情や気持ちのようなも書くので
話した方が忘れていても、「あの時、00さんはこんな感じでこうだった」と
そのメモを見て話すので、逆に自分の忘れていた記憶(過去)をその人から
教えられて「あ~、そうだったよな~」となり、逆に教えられている気になるん
だそうです。
いや~、この女性はいたって前向きですが、その陰にはもの凄い不安や
辛さや悲しみがあるんでしょうが、取材では常ににこやか・・・・・。
もし、それが自分だったらと思うと、もしくは家族だったらと思うと・・・・・。
強いですね~。人はお金があるからとか、権力者だからとか、高学歴だとか
家柄が良いから素晴らしいなんて、今回のテレビを見て余計にまったく
思わないですね。人間の本当の強さはこのような自分ではどうしようもない
逆境になった時に分るんでしょうね。もちろん、本人の強さもありますが、
家族を始め周りの人たちの受け入れと強さもあってのことですよね。
このような方のためにこそ、福祉や医療でのサポートが必要なんですよね。
薬も然り、リハビリも然り、社会との交流もそうです。
追記 水田順子さんと言うのですが、仕事をして何かの役に立つことが
自分自身のやりがいなんだそうです。
コラッ!「自分に合う仕事じゃありませ~ん」だとか「自分には、やりたいこと
がありまして・・・・・」とか「給料が休みが上司が」などとグッチ裕三な”ちみたち”
は、五体満足で普通に生活が出来ているのに、甘い!つーの。
って言うか、あたくし自身も贅沢を身にしみました。。。。。