あたくしの飲食業で大きくウエイトを占めているのが”サービス”です。
お酒をメインに提供するバーや食がメインの料理屋もありますが、
それらをひっくるめて『人』が関わるし、直接顔を合わせて会話もするの
総合的に飲食業=サービス業となります。
けれど、それは単に「サービス=接客=話をする」ではありません。
中にはお酒にとことんこだわったり、作ったり、料理に対しても自分で
探して来たり(仕入れたり)、中には自家菜園などをして素材からこだわって
いる店もあり、それが会話にならない会話になっている場合もありますし、
そのような店に来たお客さん同志が楽しい会話がもの凄く心地良い空間に
なっているお店もありますから。
あたくしの場合は元来怠け者と言うか面倒くさがり屋なので、「餅は餅屋」
じゃないですが、仕入れや配送などはその道の専門分野の人に任せています。
その分、店での仕込から調理(あたくしはしませんけど)、店内サービスに
集中出来ています。その全てをやっている人や会社は「頑張ってるな~」と
素直に感心します。
で、本題なんですけど、あたくしはどちらかと言うとかなりサービスには敏感で
この飲食人生29年間のほとんどはそこがメインでした。けど、そこに力点を
置くとどうしても人間関係での軋轢も出て来るんですよね。(笑)
まぁ、仕方がないですよね。人と関わる仕事をしていて、ましてやお客さんと
真剣に向き合うのなら、スタッフ同士と言うか部下や後輩には当然、”本音”で
向き合っていかなくてはいけません。それが出来ない店長と出来る店長で
お店の質は全く違ってきます。顔つき、態度、言葉使い・・・・・。
そして、サービス(接客)は形だけではなく、その人の人柄が出るという事。
以前何かで目にしたのが「最大のサービスとは自分自身の人格を上げること」
と言う言葉を目にして「なるへそな~」と、言葉的には小馬鹿にしていますが
あたくし自身が”人格的”に問題が最大限にありなので”目から鱗”でしたね。
多少仕事が出来なくともいいので、この”人柄(人格)”を上げて行くことを
自分も含めて上げて行こうと!と思った謙虚なあたくしでした。。。。。
追記 自分の手が空いている時に一休みしている子と、「今、手が空いてるので
何か手伝います!」と言う子では、当然後者の子が伸びます。それは最初から
身に付いている子もいれば、一緒に働いて身に付く子もいます。そう、あたくしたち
がやらなければいけないのは「一緒に働きながら身に付けさせる」ことです。
もう冬ですね。冬は冬で夜が長いので深酒になりそうです・・・・・。
懐かしいですね!たまにはいい。