タスコ時代は(有)タカダ・インダストリーと言って、まだ設立されたばかりの会社で、
社長も20代後半と若く、そこで働く人も”細B”の20歳(誕生日前なので19歳でしたけど)が
一番若く、全員が20代前半から中頃でした。
また、経験者と言う経験者はほとんどいなくて、前例とか担当とかなく、スポーツで言えば
「全員攻撃・全員守備」と言う感じで未経験のこともとにかく無我夢中でやっていましたね。
ほとんどが未経験だったのもあったし、新しい会社だったので振り返ることも、
立ち止まることもなく、ただただ前に向かって行くのみでした。
これが変に何十年もやっている企業風土が固まっている会社やベテランの方が「それは違う」
とか「こうしないさい」となっていたら、当時の会社の勢いはかなり鈍っていたと思います。
当然、マニュアルとか教育プログラムやレシピ何ぞと言うものもなく
やりながら体で覚えていくと言うのが普通でした。
でも、もの凄く会社や仕事や仲間に誇りを持っていたし、毎日が勉強で楽しく、辛いとか、
イヤだなとかって一切思わなく「なんか、分らないけど必ず良いことがある!」と思いながら
生きていましたね。
先日、”欽ちゃん支店”のアルバイトの”アミ”が就職のために辞めるとのことで”スーさん”と
行った際に、洗い物が海賊のお宝のように溜まっていました。
「”忍”、どうして休みで来ているスタッフに手伝わせないんだ?」と言うと「逆にどうして
手伝わせるんですか?」的な顔をしました。
ここです、コヤツの砂糖と蜂蜜を足してさらに水飴も足すほどの甘さなのが。
また、自分が休みでも洗い物が溜まっていたり、片づけが間に合わなければ
自発的に手伝う”使命感”を持たせられないリーダーシップ。(涙)
「さっき、手伝ってもらったので」 「さっきも今も関係ネーって!」
「すいません」
あたくしは休みでもなんでもスタッフはお店に来たら、それはシフトでなくとも
スタッフと認識します。だから、常にスタッフ目線でいなければいけなく、いつ自分が
手伝う戦闘態勢でいなければ行けないんです。(反論は受け付けません!)
また、スタッフが休みでも早上がりでも遅番でも自店に居るということは
完全に頭の先から足のつま先まで「スタッフ~!」として1000%の意識で
「おっ!出番か!!」と期待してないとダメです。(反論は受け付けません!)
「休みなのでいいじゃないですか。」と、そのスタッフも店長も思っているとしたら、
星の王子様の上からメイプルシロップをドバドバと掛けるくらい甘い!!
出勤だろうが、なかろうが、そんなもん無意識で手伝う感覚にならないと
真の店長と部下の関係は作れないと言うこと。別に、こき使うとかではなく「自分(私)の
店意識」と言う意識で働いて欲しいんです。
そのような感覚が”帰属意識”を醸成(じょうせい)させていくので、”店長”はその辺を
考えないで”上辺”の付き合いをしてはダメだと言うことです。
追記 ”忍”も十分に理解・納得したみたいです。(あたくしは蜂蜜です)
何でも、その場に居たスタッフが「手伝いますよ」と言ったのに、”忍”が変な
意地もあり「いい」と言ったそうです。(自らスタッフの自主性を手放してます)
あたくしは、自分もそうですが手伝うし、手伝ってもらう(別に忙しくなくとも)
関係がとても好きです、なんか”仲間”と言う感じで。
たまにお客さんも手伝ってくれますが、あたくしは大いに歓迎しますし、
ダメ出しまでしますからね。(ここはハバネロ)
その昔、カウンターに来ているお客さんは格好のお手伝いさんでした。
伝票のホチキス止めやおしぼり巻きなど。
えっ!?「それはスタッフの仕事だろ!」と?
だって、僕たちには他のお客さんへの接客もあるんだも~ん。
って、それやってくてるのもお客さんだったね・・・・・。(笑)
ん?そんな”忍”はハマグリの話なんぞをしています。。。。。