「次回、いいスタッフを入れて」とは、時たま店長が口にする言葉です。
きっと、最初から言われた事をそつなくこなし理解力のあり即戦力に
なるスタッフのことを言っているのだと思いますが、そんなの最初から
出来るスーパーな人間はほとんどいません。
大体にして本人自身、理解力の無い人に限って、相手にそのような
事を望む傾向にあるんですね、残念がなら。(笑)
って言うか、カラーも環境も違う場所で最初からそつなくこなせると
いうことは、逆を言えば八方美人的な人で、直ぐに打ち解けるような
感じですが、実はそのような人に限って後々面倒くさい事が多い。
要領や理解力がよく、言われたことを淡々とこなしてくれるので、
一緒に働いている年数と情だけのスタッフでやってる”店長”から
すれば「オオッー!!」と、まるで万年Bクラスの球団が超高校級の
スーパースター選手をドラフトで引いた感じになるんですね。(笑)
けど、そのような万年Bクラスの球団にはそれなりの原因があり、
そこへ超高校級の選手が入ってきても、使い切れないで持て余すか、
周りが気を使うのでいい気になり結果と態度が伴わないで飼い殺し
になるかです。
会社でもあると思いますが、ヘッドハンティングやわざわざ待遇良く
引っ張って来たけど、その会社のカラーや環境に合わなく浮いて
しまい、成果も出せなくて残念ながら退職なんてありますよね。
また、もうある程度出来上がってるので、新しいことや自分の今までして
きた事と違うとかなりの抵抗感があるんですよね。
でも、それって本人よりも、受け入れ側にも課題があります。
それならば、一から自分たちで育てた方が良い。
もちろん、時間も精神的な苦労もありますが、しかし、扱いづらい人や
ベテランとか”出来る人”を用いて店がおかしくなりどっちみち苦労する
のならば、最初から自分たちの責任において育てた方が良い。
と言うことで、新年度が始まり新しい人が働きに来ます。
中には、高卒で一度もバイトなんかもしたことない人も来ますし、
「札幌自体が初めて!地下鉄も初!!」と言う、とても初々しい人も来ます。
店の仕込やオペレーションなどを考えれば即戦力がいいんですが、
新生活に不安と夢を抱えて、せっかく札幌に来たり又は社会人の一歩
手前の立ち位置になったのであれば、少しでもそのスタートラインを
一緒に楽しんで行くのもいい。
さぁ、春からはどんな新しい顔ぶれにお目に掛かるのでしょうか?
あたくしどもも非常に楽しみです!!(結構、お客さんの方が楽しみですよね)
追記 人育ての苦労は、いつか必ず自分に返ってきます。
今は辞めるのも”LINE”一つで事が済みます。
言いにくいことは相手の顔を直接見なくても言葉を交わさなくても済む。
確かにそれはそれで気軽に言える時も、時には本音も言えますよね。
しかし、仕事上は面と向かって伝えないといけないことが必ずある。
それもしないで「何を考えているか分らない」とコミニュケーション不足を
口にしますが、面と向かってもコミニュケーション不足になるのに、そこから
逃げてしまえば決して前に進みません。
言いにくい事こそ、
目を見てしっかりと自分の口で伝えて育てないけない。
それは”店長”だけではなく上司・先輩もです。。。。。
つーか、人来るのかな~・・・・・。(笑)