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実体験の言葉は生きた言葉として響いて来ます。

医療機器の製造・販売で国内最大手でもあり、医薬品の製造もしれいる
”テルモ名誉会長の和地孝氏”が4月号の致知でこのようなことをおっしゃっておりました。
「与えられた課題や仕事をすぐに実行する、犠牲を厭わず一気呵成にやり切る。
それが相手の期待を超える成果を生み、さらなる成長に繋がっていく。」
と。

えっと、あたくしこの言葉を読んだ時に深く頷いたと同時に「”龍之介!!”こう言うことだぞ!!」
とも思いましたね。(笑)

きっと、このような言葉が出るのは実体験をもとに出てきた言葉で、また、その言葉で
深く頷けるもやはり同じような経験をして来たからなんですね。
なので、いくらあたくしが言ったとしても言葉としては聞いていても「なるほど!」と実際に動く
人は殆どいません。そもそも「僕も社長から言われて何日か経っても出来たいないことも
あるので、これを読んで直ぐに行動に移さなきゃダメだなと思いました。」と言います。

しかし、そのようなことを言って出来てることは99.999999%ありません!(100%でいいだろ)
つーか、この言葉は単に「直ぐに行動を起こさないとダメですよ」などと言うクソ甘っちょろいもん
ではないんですね。大体にして直ぐに行動を起こさない人は色々と出来てない理由を付けるか、
「うっかりしてました!」と、何となく自然現象のように言ってるけど「忘れた」だけだろと。

”和地氏”はこのような言葉を用いていますよね。
「犠牲を厭わず一気呵成にやり切る。」と。
ここに注目しないからガムシロップ満載の考えに至るんです。

”犠牲”とは、「ある目的のために損失となることをいとわず、大切なものをささげること。」
”厭わず”とは、「いやな感じがするとか不快だとかいって避けようとしないさま。
辛いことでも進んで行うさま。」
”一気呵成”とは、「ひといきに物事を成し遂げること。」です。

つまり、「与えられた課題や仕事は自分やプライベートの時間を後回しにして辛いとか
面倒だと思わないで、もしくはそこから逃げないでひといきにやり切りなさい」
と言うことなのです。
そこをやると「相手の期待を超える成果を生み、さらなる成長に繋がっていく」と。
なので、そこには「出来ない理由」なんかが入って来る余地は一切ありません。(ビシーッ!!)

常にでなくとも、仕事をしていて「ここは何を置いてもやり切る!しかもスピードを持って」と
言う場面がたまにあります。このような経験を何度か積むことが”人間力”が付き
深みが出て来るんですね。(あたくしが言う”人間力”とは思想・哲学や生きる上での根本と
なる考えや思いを指します)

上辺や分りやすい言葉だけを理解するのではなく、言葉の意味をよく調べて理解すると
その言葉の持つ本質が見えて来ますよね。

追記 たまには良いことを書いたような”優越感”。(ドヤ顔)
あっ、今日まで”チーフがてまひま”で”タカがとり天狗”で”写楽がまるふじ”どぇす!!
ある読み物でこのような言葉が書いていました。
・できない人の行動は、「いずれそのうち一気にまとめてやろうとする。」と。
・できる人の行動は、「毎日できるだけ少しずつ頑張って身につけてゆく。」と。