哲学者でもあり、教育者の”森信三（のぶぞう）”先生がこのようなことを言っておられます。
「人間は自己に与えられた条件をギリギリまで生かす。
それが人生を生きる最大最深の秘訣」と。

どんな家庭で生まれたか、どんな会社で働いているか、
どんな能力を持っているか、どんな上司であるか、
全部与えられた条件ですね。

その与えられた条件を全部生かし切る。
そこからその人の天命が開けてくるんではないかなと思うんです。

マイナスの条件も全部生かし切るんですね、
伸びていった人っていうのは。

良い条件や環境ばかりではないし、例え良い条件や環境でばかりでしか勝負できない人は、
一見、華やかにも見えるし羨ましくも見えるかも知れないけど、条件や環境が揃わないと
脆（もろ）いんですよね。

「マイナスの条件でも全部生かし切る。」と。
単に「生かす」のではなく「全部生かし切る」と。

この言葉は深いです。
そう、生きてる限りマイナスの条件や環境（どん底）など、それも自分の人生において
”与えられた”ものなのであれば、それらさえも自分のために生かし切らないと勿体ないですよね。

そう、それは全部です。

追記　なんか、マイナスも「全部生かし切る」と考えたら気持ちが軽くなりました！！
よし、飲むか！！（オイッ！）