店長。

お店は店長一人でどうにでもなります。義務感だけでは
ダメで、かと言って責任感があればいいのかと言えば、そ
れだけでは務まらなく、では何が大切かと言えば「使命
感」なんですね、これがまた。

今日、一人の店長と話しをしました。この店長、不思議な
ことに２年間同じ事を言われています、丸かの「七不思議」
とも言われています。

時には涙目になりながら決意します。「やります、見ていて下さい」
って。でも不思議なことに、本当に四日目には元に戻っています。
多分、前世は鮭だったんじゃないかと思うくらいに、どんなに困難な目に
会おうとも不思議と四日目に元に戻って来ます。。。。。

人に厳しく言えないんですね、どうしても。どうしてもそこから
逃げてしまうんです。完全に優しさと甘さを勘違いしているん
ですね、これがまた。

店長の仕事は会社に対して「人、モノ、金」を使い利益に
貢献することです。人とはスタッフの育成です、モノとは商品です
、金とは経費です。この三つをフルに使いお客さんを喜ばせて
売上と利益を作っていくことです。簡単に言うとですよ。

そして忘れちゃいけないのは、店長はお店では「最高責任者」
でなければいけないと言う事です。会社の最高責任者は社長
です、しかし、現場でいちいち社長のジャッジを求めてなんかいた
らお店はまわりませんし、第一そんな店はアルバイトでも十分です。

だからこそ、店長は会社の方針を十分に理解・納得して、それを
自店のコンセプトやストーリに沿った形を店長は表現しなければい
けません。たまに、個性はどうなるんですか？と誠に無責任な御仁
（ごじん）に出くわすことがありますが、個性なんてものは基本的な
考えと動作が出来てからでいいんです。（ゆとり教育反対！）

誰だって人は好き好んで嫌われたくはない、しかし、時に店長は
言いづらいことを言わなきゃならない。じゃないと誰が言うの？個人
の君では言えなくても、そこは「店長の君」として言うべきだよ。

店長はしたい、でも面倒なのは嫌ではまったく筋が通らないし、
人間的に「甘い」よね。

「店長という肩書きのあなたについて行くのか、あなたが店長だから
ついて行きます、頑張ります！」と言われるのか。やはり、後者の方が
いいでしょう。そうは思わないかい？「七不思議さん」。

あなた（店長）の後姿でスタッフの人生が変わるんだよ。

覚悟を決めてやりなさい。みんな見ています、お店もスタッフも業者
さんも、そしてお客さんも。

「自分に甘い内は人にも甘い」。
　　　　　　　　　　丸か語録より（そんなのないけど）