中1の時に自転車で隣町まで行った。
何もすることがなかったので。
芦別の駅前で自転車にまたがりながら、
片足をガードレールに掛けていた。
駅に数人の高校生がいた。
同級生が転校するみたいで、皆で記念写真を撮っていた。
多分、「しゅうへい君」と呼ばれていた人が転校するらしい。
そして、友達に背中を押されるように一人の女性が横に並んだ。
その女性はもの凄く照れていた。
周りからも冷やかされていた。
冷やかされながらも、2人で腕を組み記念写真を撮っていた。
撮り終わると、何故だかその女性が泣き出した。
その光景を「ずーっと」見ていた。
子供ながらも少し感動した。
調度、夕方だったので西日が眩(まぶ)しかった。
いつも何か琴線に触れる事柄のほとんどが夕方に起きる。
だから夕方が好きなんだ。
ちょうど、30年前の今頃だったと思う。
なぜか、最近はあの頃のことをやけに思い出す。
そうだ!本当は万引きしに来たけど、あの光景を見た
お蔭で万引きなんてしなくて良かった。。。。。
せっかく昨日、ようやく夏らしくなったんですがね。
どうにか、短い夏なので好天が続けばいいですね。(ビールが美味しいから)