二十歳の時に篠路高校の増築工事をしていて、午後の一服でジョージアなんぞを飲んで
いると、横で違う会社のおじさんがタバコのエコーをくゆらしながらコーラを飲んでいました。

その時、ふいに自分の４０年後の姿を見た感じになり、「おれ、このままでいいのか？
もっと他にやることがあるんじゃないのか？」と思い「来年の３月いっぱいで辞めよう」と決めました。

別にそのおじさんが格好悪かった訳でも、建築業がどうのではなく、単純にまだ何も分らなく
無知だったあたくしがいただけです。

まだ若かったあたくしは「俺には俺にもっと合う仕事があるよ！！」と、人生経験も
仕事も知らないくせに「合う仕事」なんかと生意気でした。
ただ、「何が合うのか？何がしたいのか？」と言う漠然と自分探しをしていましたね。
その辺で言うと元サッカーの”中田選手”よりも先に「自分探し」をしていたのかな？と。（笑）

けれど、その先の仕事も生き方も何も考えずに無謀にも辞めて様々なアルバイトをしたり
将来について悩みアメリカへ渡ったりした時期も今のあたくしにとっては貴重な経験でした。

今でも「あのまま建築業をやっていたら」と思う時もありますし、「たまにあの夏の暑い日に
思いっきり汗を掻く仕事をしたいな～」とも思います。

でも、あたくし的にはこのような華やかな仕事が合っていたんだと思います。
これからも・・・・・。

追記　今日は土曜日で”ノラ・ジョーンズ”なんぞを聴いていたい所ですが、
そこん所を”丸か”のお店で楽しみましょうね。（笑）


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