ブログ

記事一覧

皆が通る道なのです。。。。。

今日は少しだけ『夏』らしく感じる日で気持ちいいですね。
残念ながら連休はあまり良くないみたいですけど。

先日、中堅所の物販会社を独立した人と話す機会がありました。
前からのお客さんで、役職的にもそれなりのポストにいた人なので、
「もったいないね~」と言ったら、「まぁ、しょうがないんです。」と一言。

まぁ、ここでは辞めて独立した理由などは書けないので、
その方と言うより、よく会社勤めの人が独立した時に起こる出来事を
書いてみようと思います。

「で、加藤さんはどうでした?」
「何が?」
「いや、前の会社に居た時には、無理をきいてくれた業者さんが
取り引き量や額が少ないので、中々渋いんですよね。そればかりか、
低姿勢だったり、擦り寄ってきた人たちも手のひらを返したような奴も
いるんですよね。もちろん、応援してくれる人もいるけど。」

「!? ふ~ん、そんなの当たり前だよ。」
「そうなの!加藤さんもそんな経験あります?」
「まったく、あるね。」
「よく、頭に来ませんでしたね。」

「うん?なんで頭に来るの?だってしょうがないじゃない。
量も額も少ないんだし。まぁ、それだけの信用しかなかったんだなぁ、と
逆に反省したよ。」
「でもさぁ、加藤さんはあれだけ貢献していたから別でしょ?」

「そんなもんだって。まぁ、お蔭さまでそんな人は本当に数える位しか
いなかったけどね。逆に”これで付き合いやすくなったので、これからも
応援させてください!”と言う人も結構いたんだよね。」
「ふ~ん・・・・・。」

「00君さぁ、いま何人でやってるの?」
「自分含めて、3人です。」
「余裕あるね?」
「いえ、こんな僕でも、一緒にやりたいって付いて来てくれたんです。
反対したんですけど、給料も満足に払えないかも知れないからって。」

「でも、2人も付いてきたんだろ?と言うことは、ある意味において
00君に一生とは言わないまでも、一時でも人生を賭けたんでしょ?」
「そーいうことですかね?そー言うことですよね。。。。。」

「うん、そういう事だよ。だから、その人たちの為にも、これからは
サラリーマン時代の時のような感覚じゃダメなんだよね。」
「・・・・・。」

「だってさぁ、今までは00君も良くやってはいたと思うけど、でも、
それって母体となる会社があってのことだからね。周りが少しばかり
会社に居た時と違ったからって、ガタガタ言っていたら商売できないよね。」
「そうですよねー。」

「うん、そんなもんだよ。だから、今から頑張ってさぁ、周りからは
”あの人は自分でやってから随分変わったよね。あの人(会社)なら
沢山協力してあげたいよね”と言われるようにしたら、リスクを承知で
付いてきてくれた、社員も喜ぶよね。」
「はぁー、ありがとうございます。今日は相談してよかったです。
今日は僕の払いで。」

「なに言っんての!いいよ、ここは俺が払うよ!」
「いえ、先に来て飲んでいたし・・・・・。」

「いいって!お・い・わ・い。」
「それじゃあ、お言葉に甘えます。すいません。」

「すいませ~ん!お会計おねがいしま~す!」
「は~い、8650円です!」

「どれどれ、!!!???あれ?何で三千円しかないの?
(しまったー!さっき、支払いしてきたんだ!!)」
「加藤さん?どうかしました?」

「うん、あのね、00君。6000円あるかな。。。。。」
「いえ、まったく問題ありませんよ。。。。。」

あたくし、あればあるほど調子に乗って使ってしまうので、いつも
ギリギリのラインしか持たないんです。(って、言い訳をしてみました)

それにしても、これが現実なんです。(お金が足りないのもね)