「新潟女児殺害事件の一審判決で、新潟地裁は４日、小林遼（はるか）被告（２５）が下校途中の
小学２年女児に車を背後から衝突させ、首を絞め気絶させて連れ去った上、
車内でわいせつ行為をした際、女児が声を上げたことから首を絞めて殺害し、
遺体を電車にひかせて遺棄、損壊したと犯罪事実を認定した。これだけの罪を犯し、
求刑通りの死刑ではなく、無期懲役と判断したのはなぜか。そんな疑問を持つ人も多いだろう。

～中略～

今回の判決で、新潟地裁はこの最高裁判決を引用し「遺族が、先例にとらわれずに
この事件だけの事情を見て刑を判断してほしいという思いを抱くこと自体は、もっともなことである。
しかし、死刑が究極の刑罰である以上、慎重さと公平性は特に求められるものであり、
この考え方を放棄することにより遺族の思いにこたえることは、残念ながらできない」と述べている。

その上で、裁判員裁判の開始後、同様の事件で無期懲役が十数件、有期懲役が数件
あるだけで、死刑はないと指摘。「殺人の計画性は認められず、殺害方法が執ようともいえない。
死刑の選択がやむを得ないとはいえない」と結論付けた。

信じられないくらいに胸糞悪い判決です。
いい加減に「永山基準」や過去の判例でお茶を濁すのは止めないといけない。
「永山基準」とは、犯行当時19歳の永山則夫（1990年に死刑確定、1997年に少年死刑囚として
死刑執行）がアメリカ海軍・横須賀海軍施設（神奈川県横須賀市）に侵入し、後に凶器として
使用される拳銃を盗んだ。永山はこの拳銃を用い、社会への復讐のため、短期間のうちに4人を
射殺した。」と言う事件です。
１９歳と２０歳ってどのくらいの差があるんですか？こんなもん１５歳でも死刑ですよ。

あと、最高裁は「死刑はあらゆる刑罰のうちで最も冷厳で誠にやむを得ない場合に行われる
究極の刑罰であり、その適用は慎重に行われなければならない」

「他の刑罰とは異なる究極の刑罰である死刑の適用に当たっては、公平性の確保に
も十分に意を払わなければならない」

「裁判例の集積から、死刑の選択上考慮されるべき要素やそれぞれの重みの程度・根拠を
検討しておくこと、評議では、その検討結果を共通認識とし、それを出発点として議論することが
不可欠である」

「総合的な評価を行い、死刑の選択が真にやむを得ないと認められるかどうかについて、
慎重さと公平性確保の観点をも踏まえて議論を深める必要がある。死刑を科すには判断の
具体的、説得的な根拠が示される必要がある」
だと。何をグダグダと抜かしてるのでしょうか？

つーか、「殺人の計画性は認められず、殺害方法が執ようともいえない。
死刑の選択がやむを得ないとはいえない」ってあるけど、小学２年女児に車を背後から衝突させ、
首を絞め気絶させて連れ去った上、車内でわいせつ行為をした際、女児が声を上げたことから
首を絞めて殺害し、遺体を電車にひかせて遺棄、損壊させてるのに、これのどこが計画性が
認められなくて犯行を隠すために何の罪のない女の子の遺体を電車で轢かせてミンチにしたのは
執拗でないと言えるのでしょうか？まったく理解できません！！

考えてみて下さい、自分の子供や孫、もしくは親族の子供が同じようなことをされて
「仕方ないよね、判決だから」と諦めますか？あたくしは、こんな殺され方をして
しかも、こんな殺され損の判決を受け入れなければいけないお父さん、お母さんやご遺族の方には
心底同情しますし、同時に憤りしかありませんね。
子供の成長を楽しみにして、入学や卒業、反抗期、進学、就職、そして結婚して孫が出来てと。
未来の人生を奪われた女の子と同じく家族の未来も奪われました。そう意味で、コイツは
殺人を二度犯していますからね。

テレビで「死刑制度のある日本は先進国としていかがなものか！」とドヤ顔で
言っているのを見ていて、「あんたの子供や孫が同じような犯罪にあってもそう言えるのか？」と。

で、思いました。
日本はどこぞの韓国（言っちゃった）と違って法治国家なので、こんなアホすぎる判決が出たとして
１００歩譲るから「敵（仇）討ち制度」を復活さてもらおうかと。
ただ、江戸時代は妻子が殺されての「敵（仇）討ち」は許されなかったので、今世紀は
妻子や目下の者が殺された時の「敵（仇）討ち」を許可してもらいましょう。

もちろん、親だけではなく一族として「敵（仇）討ち」です。

追記　考えさせられますよね。と言うことで、一杯やりながら話しましょう。（笑）と言うことで、このようなことを書くと、なぜか？「あそこの社長は
右翼だから」とか「軍国主義者だから」と言う輩が必ず出て来ます。
日本は左右・上下・斜め・表裏と犯罪行為以外は様々な意見を自由に述べられます。
なので、そのようなレッテル貼りをする人が居ても構いません。
でも、オカシイことはおかしいと。