ブログ

記事一覧

やらないと帰れなかっから。(笑)

昨日は久々に恵みの雨。
しかし、逆に蒸し暑さが・・・・・。

暑いけど、やっぱ暑い!!
なので、外で働いている建築系の
人を見ると、あの暑い、暑い夏の日を
思い出すのです。

そうだね、もう35、6年も前になるよね。
本州での仕事も蒸し暑かったけど、
札幌での仕事も容赦なく暑かったね。

前にも書きましたが、
あたくしの仕事は3人一組で
一人が鉄筋にサンダーを掛けて
面をきれいにピカピカにして、
ファイル 4164-1.jpgたまに手を削る。(笑)
2番手の人が機械と言う鉄筋と鉄筋を
くっ付けて行きます。
ファイル 4164-2.jpgコツが要ります。
で、職長がガスバーナーで機械で
くっ付けた鉄筋をあぶって赤い玉に
していきます。
ファイル 4164-3.jpg機械の先にポンプを入れて
職長が足で空気を入れ加減を調整します。
で、サンダーで掛けの
人間(一番下っ端)が、その近くで
機械の左右に付いているボルトで
赤い玉がズレないようにキレイに
真ん中で玉が出来るように炎の近くで
調整をするんです。
ファイル 4164-4.jpg右奥の人。
この近くでバーナーの炎近くの夏よ。(笑)
これね、ハッキリ言って”地獄”です、地獄。
でもね、恐ろしいことに人間は「慣れ」と言う
のを覚えるんですね。
ファイル 4164-5.jpgこのようになったら一丁上がり!
これを一つの現場で50~80個作ります。
(現場によってはそれ以上)

「熱くて、暑くても」やるしかないし、
やらないと帰れないから。(笑)

で、そのような厳しい仕事をやると
徐々に先輩たちに認められて嬉しかったね。

「加藤!」から「たかし!」と下の名前で呼ばれ、
その中でも仲の良くなった先輩からは「かっちゃん」
などと同期たちと同じようにあだ名で呼ばれたり。

ん~、あの夏を経験した身としては
この暑さなんて・・・・・。

暑いに決まってんだろ!!

追記 さぁ、本日も大絶賛絵行中です!!はい!出来上がり
ファイル 4164-6.jpg当たり前だけど触ると熱いよ。
軍手も一発で穴が開くし、今でも火傷の
痕がありますもんね。(勲章)
ファイル 4164-7.jpg冷えるとこうなります。
ファイル 4164-8.jpg鉄筋ビルの梁や柱はこんな感じで
あたくしたちが熱く、暑い思いと火傷を
しながら作ったのが入っています!!(笑)
やっと終わって会社へ帰る
車の中でかかってたな~。