最近の記事でこんなのを見ました、
「飲食代は客が決められる!」と言う記事です。
何でも、料理の滋味を一人でも多くの人に味わってもらうために、
料理の満足度をもとにお客自身が飲食代を決定できる
「お会計査定プラン」を導入したとのこと。
特別に変わったシステムではなく、
ただ、メニューに金額が書いていないのだそうで、自由に飲食を
楽しんだ後に店長と料理長がお客さんのもとを訪れて、感想を聞くのだそうです。
その時に、お客さん側が自由に飲食代を決めて、その額を支払うんだって。
要は「自己申告」した金額以上は一切不要なんですって。
実は、このあたくしめも一度同じように「飲食した御代はお客さんに
決めてもらおう!」と本気で思い、それに関してお客さんに聞くと、
「うわっ、それいいわ!」と言う人が半分、で、そのうちのほとんどが
「そんなことして大丈夫?大勢で来て、いいだけ食べて飲んで、
全部で3000円って言ったらどうするの?」
「どうしよう?」
「そう考えると、なんか馴染まないわね。」
「うん、そうでよね。」
それと後の半数の人は、のっけから「それは困るよ。」
「どうしてですか?自分で満足した分だけでいいんですよ?」
「だからそれが困るんだよね。だって、それってさぁ、一見良心的に見えるけど、
実は判断が難しいよね、俺なんて申し訳なくて多く払っちゃうかもしれないもん。」
「そうかもね。」
まぁ、人のやることにケチをつけるつもりは毛頭無いけど、
もし、あたくしがお客さんならやはり困ると思います。多分、「大体これくらいかな?」
と思った金額より少し上乗せしてしまい、結局は高くついちゃう可能性だってあるし。
しかも、飲食後に「店長と料理長」に感想を聞かれるんでしょ?
それもかなり困ります、だって、そこで「まぁ、まぁ」なんて偉そうなこと言えないし、
ましてや「ダメだこりゃ」なんて、絶対に言えませんもん。(いくらまずくても)
かと言って、「美味しかったですよ。」と言った手前
それなりの金額を支払わなければならないし、しかも「それなりの金額」って
とーっても迷います。。。。。
まぁ、常連になっていつも3500円、いやお釣りをもらうのに気が引けるので
4000円にして、いつもより良かったら5000円払うように出来れば違うのかも
しれないですけどね。
でも、本気で「口に合わないから5円ね」と言う人とか、いたらどうするんだろう。。。。。?
(あたくしの同級生の”藤田君”は確実にやります)
でも、成功したら新しい楽しみ方が出来きますね。