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勝負への執念

先日、テレビで「輪島功一伝説」なるものをやっておりました。

実は輪島功一さんは、樺太生まれで士別で育ったんですね。

テレビで見る輪島さんは、ひょうきんなおじさんといった印象ですが、
何を隠そうボクシングの元世界チャンピンで「炎の男」と呼ばれて、
何度も王座から陥落しても、復活をしチャンピンに返り咲いたので
「不死鳥」とも呼ばれておりました。

世界チャンピオンになる為に、色々な奇策を立てて世界チャピンに
なったのですが、

その1「かえる跳び作戦」
100%勝算がなくて、まともに戦えば絶対に負けてしまうので
そこで、思いついたのが「かえる跳び作戦」。
一度、しゃがんで相手の視覚から消えて、かえるのように”ジャンプ”を
してパンチを打つ作戦。

結果、相手の不意をついて勝利!!

その2「あっち向いてホイ!作戦」
試合中にわざと、あらぬ方向に視線をはずして、釣られて相手が
そちらを見た瞬間にアッパーを繰り出す奇襲戦法。

結果、これも大成功!!

といった感じで、防衛を重ねていきました。

一度王者を陥落して、そのまま入院して次の再選は無理だと
言われたのですが、その時に周囲や医師の反対を押し切って
挑戦をする時に言った言葉が実にイイんですね。

それがこの言葉です、
「無くしたベルトはまた取り戻せるが、一度無くした意地は
二度と取り戻せない。」と言って、リングへ上がり見事に世界チャンピンに
返り咲きました。(かっこいい~!!)

でも、あたくしがもっとも印象に残ったと言うか、うけたのが
”ガッツ石松さん”「いや~、本当に”勝負に勝つ”と言う執念で
色々な作戦を立てていたので、一度俺もマネをしたんだよ。

それで、相手に接近した時に耳元で”ディスザ・ペン”と片言の単語で
意表をつこうとしたら、まったく反応しなくて失敗にお終わりました。」

その原因をガッツさんは
「相手がスペイン人だったんだよね」とおっしゃっておりました。

これはうけた。