ここ最近、あまり体調が思わしくないので、
昨日は、天気も良かったので散歩がてら北海道神宮へ行き、
「マイナスイオンでも吸って来よう」と思い、午後から出かけました。
ずーっと裏参道まで歩き、
「うん?そういえば、もう少し南の方にいい感じの”ラーメン屋”が
あったよな。」と思い、急遽”なんまる(南円山)”の方へ向かいました。
あるかな~?
その店に来たのは彼これ約6年くらい前で、ちょうど今のところへ
事務所を引っ越した時に、大きなリサイクルショップがあり
そこで、椅子やら机などを買おうと思い数人のスタッフを連れて
行った時に、あまりにも昭和にタイムスリップしたようなあたくし好み
の店だったの入ることにしました。
予感的中!です。しかも”超ど真ん中”でした。
あれから約6年が経っていましたが、いつも気にはなっていましたが、
それ以降、中々”なんまる”方面は行く機会がなかく、近くへ行った際には
行こうと思っていました。
それがなぜか昨日は「そうだ、あの店まだあるかな?」と急に思い出し、
記憶を辿り”テクテク”と歩くこと、十数分。
おじいちゃんと、あばあちゃんの2人でやっていたので、
まず最初に思ったのは「生きてるかな?」と、次に思ったのは
「日曜日やってるかな?」と。
「おう!あの風にゆられているのれんは!!
「生きてた!これは失礼、やっていた!!」と。
まぁ、取り敢えず見てください↓
このメニュー表(学生ラーメンは中学生までです)と手入れの
行き届いた換気扇。
おじいちゃんなので少し時間が掛かりましたが↓
出たー!水の入ったグラス、いやもとい、このような環境では”コップ”です、
どう見ても”ワンカップ”のコップです。(この口をつける所の厚さは)
前を見ると、芸能人らしき色紙がありました。
その中に、かろうじて読めるのが「岡田眞澄」と言うのがありましたが、
果たして本当にここに来たのか???
う~ん、あたくしこのような店が大好きですし、あたくしの店の原点がこれなんですね。
それにしても、一所懸命に作っているわりには遅いのですが、おじいちゃんは幾つなのかな~と。
色紙の上を見ると「調理師免許」があり、生年月日が昭和8年になっていました。
77歳ですね。
えっー!!77歳!?
しかも、昭和8年と言うと死んだ親父と同じ年です。
その、おじいちゃんが一所懸命に作ってくれた”ラーメン”を食べながら、
「親父も生きてれば、こんな感じだったのか~」と思いながらの味は、
胸の奥から鼻筋かけて込み上げてくる、違う意味で「しょっぱい」感じがしました。。。。。
良い一日でした。
あの時に一緒に来た”スタッフ”は、今はもう誰もいません。。。。。