先日、知り合いと話しているとこんなことを言っていました。
「調子はどう？」
「うん、お陰さまで昨年の業績は今年の６月で達成したよ。」と。

彼は解体業を経営している同じ年の人です。
業種は違えど、このご時世に「半期で昨年の業績を達成できた。」
などという景気の良い話を聞くと、他人事ながらも嬉しい気持ちに
なったりもするものです。

「凄いね！と言うことで、ご馳走様です。」
「皆、そう言う。」

何でもその方が言うには、面白い物で業績が好調になると
どこからともなく、お金を無心してくる人や、訳の分かんなモノを
売りつけにやってくる人、「何かお手伝いしましょうか？」などと
別に頼んでもいないのに、それらしいことを言って何とか商売を
しようという輩が現れるのだそうです。

「それって、００君が”好調だよ”なんて言ってるからじゃないの？」
「いや、それがそんなことは言ってないんだよね。」

しかし、その話を聞いてあたくしも思いつくところがあります。
確かに、少しでも調子の良い時や、昇り気味になると何故か
余計な人が余計な仕事を持ってきて、これまた余計なお金を
使うことになるときがあると。（現在はまったくないけど）

これってなんでしょうかね？
そのような輩は独特の嗅覚のようなものを持ち合わせているのか？
はたまた野生の勘とでもいうのでしょうか？気が付くと近くにいる。

でも、こうして書いていて冷静に分析してみると、
そのような輩は普段でも周り居たり、もしくは普段は普通に
付き合っている人なのに、

きっと、その調子の良い本人が知らず知らずのうちに余裕の言動に
なっていたり、どこかに隙が出来るような行動を取っているのかも知れない。

例えば、お金の使い方が以前よりも派手になったり、今までなら
そんな余裕がなくて門前払いをしていたのに、
「どれ？ちょっと話だけでも聞いてみようか？」などとね。

と、世の中はこうして「儲ける人」がいて、
それを「使う人」がいてバランスがとれているのでしょうか・・・・・。

まぁ、それにしても甘い言葉と調子の良い輩には注意をしないとね。

「と言うことで、ご馳走様です！」（オマエだよ！）

お陰さまで”境月”の水割りをチェイサー代わりに赤ワイン１本をご馳走に
なりました。

”わんこそば”のように次々にグラスに注がれ一気でしたけどね。。。。。