ブログ

記事一覧

”欽ちゃん”三周年!

今日から”欽ちゃん本店”がおかげ様で3周年の
フェアを始めます。ありがとうございます!

思えば、ホルモン屋をやろうと思ったのは彼これ13年前です。
ちょうどオヤジが末期の肺がんで死んでから、何気なく
パチンコの「大工の源さん」をやっていた時です。

別に勝とうとかしていたわけではなく、洗濯機の回るのを
見ているときのように、ただ”ボーッ”と台を見ていました。
(結構、そのような無心の時って出るんですよね)

その時に頭に浮かんでいたのは「まだ、オヤジもお袋も兄貴も、じいさん、
ばあさんも一緒に住んでいた”炭住”の原風景でした。」

「あ〜、懐かしいな〜。」とね。
それで、何か「”炭住”を再現した店でもやりたいな〜」と。

特に有名な産地でもなく、郷土料理もなく産炭地がさびれてからは
何もない町なので、「はて?何の料理を出そうか?」と考えました。

「なんだろうか・・・・・?」
「何を食べていたかな・・・・・?」
「あっ、そうだ!家族みんなで半年に一度くらい食べに行く
”ホルモン焼屋”かな?」と。

まぁ、その時はそれなりの会社であたくしの思いつきで、しかも
儲けに繋がるかどうかなんて判らないお店は出店なんかできません。

それから、7年前に独立をしてからしばらく経ち、L字街の物件を
見に行った時に「ここだ!ここでホルモン焼屋をやろうと!」あの
中小路に立ってみて思ったのです。

まったく資金がなく、借りたくても借りられる状態ではなく
それでも知人の紹介で開店資金がなくても出来る仕組みの
会社で何とかやらせていただきました。

今だからいいますが、先に賃貸契約をしたはいいけど
まったくお金がなくて、ぶっちゃけ「なるようになれ!」状態で
始めた店なんですよね。(よねって・・・・・)

だから、まったく店舗にお金を掛けれなくて、現場で支持を出して
ドンドンとすすめて行きました。

「社長、ホントにこんなんで大丈夫なの?」
「はい、大丈夫です!なんせお金がないんで。」
「社長、ここは・・・・・」
「あっ、それいくらですか?えっ!?ダメダメそんな高い素材は
もっと似たような感じで安い素材にして下さい。」

あまりのセコさに、内装やさんが可愛そうに思ったのか、
「社長、それくらいは俺が自腹で出すから、こっちにしては?」
「なら、その分工事代引いてください。」
「いや、そういう問題ではなく安全面的に必要ですから。」
「そうですか・・・・・。」

このようなやり取りで、正月をはさんで三週間ほどでできました!
で、オープン初日にお客さんが「ここは、何十年やってるの?」
とか、「味があっていいね〜」などと、思っても見ない反応が・・・・・。

逆にお金を掛けられなかったのが、
良い感じで味のある店に仕上がったみたいです。

ただ、やはりお金を掛けなさ過ぎるのも限度って言うのがあって、
そのお陰でテーブルに座っていても前の人が見えなくなる。と
言ったような笑うに笑えない煙だらけの店になってしまいました。(エヘッ。キモッ!)

あまりにも凄いので一度お客さんに水中メガネを買って渡したら、
喜ぶ人が半分、ムッとする人が半分でしたけどね。。。。。

まぁ、今年の目標は第一段階が煙対策。
第二段階が扇風機しかないので、クーラーをつけること。
です。(尚吾!マキ!稼ぐぞ!!)

さぁ、今日からの21、22、23日の三日間、これに便乗して
”支店”も同じようにフェアを行ないますので、ぜひこの機会に
足を運びましょうよ。(タメ口かよ)

フェア内容は”欽ちゃん”と言うより、実家の芦別のホルモン屋さんで
はこれしか食べないほど大好きな「ホルモン、シンタン、サガリ」の
盛り合わせが580円!!(必ずホルモンから焼いてくださいね)
しかもドリンクが半額!!(飲んだくれてください!)

あたくしのオススメの楽しみ方は
初めにビールを頼んで、盛り合わせ二人前!(必ずホルモンからですよ)
で、盛り合わせを二人前を食べ終わった頃にはビールを3、4杯ほど
飲んでいますので、ここで”欽ちゃん飲みきり焼酎ボトル”980円を頼んで
レモン、ライム、ウメが入れ放題か水割りでガンガンやって下さい!!

盛り合わせの後に、単品で好きな物を頼むのもよし、
更に盛り合わせを頼むもよし。(この頃には、順番は何でもいいですから)

で、たらふく食べてもこれだけは食べてくださいよ。
それは”〆のラーメン”です!店のほうからスープタレが来ますので、そのタレに
今までホルモンたちをつけて食べていた旨みの入ったタレを一気に入れて下さい。

きっと一度食べだしたら〆どころか、中々〆が終わらないくらいに
食べ続けますので。

それでは皆さん、「本店・支店」でお待ちしていますね!!

中々に良い出来です!PCで見れない人が残念です。


少しは親孝行できたのかな・・・・・。