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あと一歩を踏み出す。

本日は、社内”メルマガ”からです。

お疲れ様です。

今日の思い。

「信念を持つこと」です。

俺は自分自身に対して信じてもいないし、それほどのもの
とはまったく思ってもいない。だからこそ、弱い自分や恐怖に
打ち勝とう、克服しようと思って日々、葛藤してきました。

現在、丸かでは中々うまくチームを作れなかったり、
思うように部下を動かせなかったり、悩んだり迷ったり
している人がいますが、

お互い生身の人間なので、うまく行かなかったり、
思うように動かせなかったり、悩んだり迷ったりするのは
当たり前なんです。

ただ、その中でも一歩抜けるには”信念の差”です。
先ほど「自分を信じていない」と書きましたが、皆さんは
どうですか?

学生時代にスポーツも出来て、女の子からモテたり
多少のワルの連中とつるんでいたから勘違いして
「自分は何でもできる」と思っていますか?

それとも、親戚や家族から惜しみない愛情や褒めて育てられた
から、そのまま周りもそのように接してくれるもの。と思っていますか?

ここでハッキリ言っておきますが、それは大きな勘違いです。

あなたはそこまで凄い人間でもないし、それほどのものでもないから。
俺が保障します、そして俺自身もです。

だからこそ、そこから脱却しようと。少しでも人の役に立ちたい。
少しでも必要とされたい。少しでも信頼してもらいたい。と。

その一番の近道が「人を作る」と言うことでした。
人を作ると言うことは、自分自身の苦手なことや弱さと向き合うと
いうことでもあります。つまり”自分との戦い”でもあるということです。

”信念”とは「正しいと信じる自分の考え」とありますが、
俺的には、「正しいと自分を信じたいためのもの」です。

料理を教えるのも、スキルを教えるのも、接客を教えるのも
教育であり、店のスタッフ作りです。

がしかし、俺は単なる店のスタッフとしての人作りはしません。
一人の人間として向き合い、そして一人の人間として周りから
必要とされる、信頼される人を作ろうと思っています。

それが、俺の”信念”です。
このような気持ちで向き合って行くことで、部下を見る、見守る
目や考えがまったく変わってきます。

店のスタッフではなく、生身の人間として向き合い
そしてお互い切磋琢磨して、それが相乗効果になればいい。

編集後記

嫌われるのが嫌なのか?辞められるのが恐いのか?
揉め事になるのが面倒なのか?それを収拾できる自信がないからなのか?
でも、そんな考えを部下は既に見抜いているんだよ。

一番恐いのは、そこから自分自身が逃げるのが一番恐い
と言うことに早く気づくことだ。

ここまで。

あたくしは一貫して、部下と関わって行く上において
重点を置いているのは、単に店舗スタッフとして優秀な人ではなく
もっと根っこの部分で本質的な話をする。と言うこと。

だから、ついつい厳しくもなりますし、仕事以外のことでも
うるさく言います。

例えば、店に来る時の私服の格好とか、飲んでいるときの所作とか。
きっと”うぜー”と思われているかもしれません。(本当にそんな態度をしたら
ぶん殴りますけどね。ウソです、でもホントです。どっちよ!)

人を育てる上で年齢は関係ありません。
自分も含めて、色々な人を見てきましたが、若くてもしっかりと
部下を育てている人もいますし、逆にそれなりの年齢でもまったく
お話にならない”ヘッポコ”もおります。

そして、その差はどこから来るのか?と思うのですが、
あたくしの個人的な意見は「自分自身に対して、どこまで真剣か」と
言うことです。

おかしな話でしょう?相手に対しての話なのに「自分自身にどこまで
真剣か」なんて言うのですから。

でも、本当です。
自分に対して”真剣”でないと相手に対しても”真剣”になれません。
「俺も、このくらいで妥協しているんだから、まぁいいっか」となるのは
自分自身を堕落させて行く要因の一つです。

そのような仕事をしたくはないし、そんな感じで人生を生きたくもない。
なぜ?そう思うのかと言いますと、文中でも出てきますが「自分自身
そこまで自信がないし、それほどのものでない」とわかっているので、
だからこそ、何とかそんな自分から抜け出してやろう!と思うからです。

で、幸いこんなあたくしでも、事業規模や経験においてもぜんぜん
まだまだですが、曲りなりにでも、今こうしてやらせて頂いております。
こんなバカなあたくしでも、今こしてあるのは勿論人並みに稼ごうと
努力しているのもありますが、究極は”人”なんですね。

どんなに厳しくても、辞められても、逃げられても、泣かせても
そこに一切の妥協をしないで向き合ってきたからなんです。
(沢山、反省はしてきましたよ)

なので、丸かのスタッフにも「お前らも必ずできる!こんなバカな
俺でもなんとかやってきたんだから!」と思うのです。

昔、こんなことを言われました。
20代中盤でやはり人で悩んでいた店長時代です。
「加藤、人育ては波と同じなんだ。寄せては引き、引いては寄せて。
永遠とこの繰り返しなんだ。」と。

人育ての秘訣は「あきらめるな!」です。
その「あきらめるな」とは自分自身にです。