しかし、最近まで挑発的な言動を繰り返していた、
中国やロシアも支援をしてくれています。
世界からも100ヶ国以上の国や人々から支援の申しだて
温かいメッセージが届いています。
このような時には、利害関係もなく協力的になれるのにな~と。
しかも、日本ほど良いのか悪いのかは判断が別れる所ですが、
この65年間平和ボケと言われながら、何でもお金で解決をする国と
揶揄されながらも、一度も争い事はしてこなかった国なんですね。
何だかんだと言いながらも敗戦で負けて、
「二度と戦争はしてはいけない。」と言う教訓と、訳の分からない
面倒な人たちがヒステリックになっていたからなのかも知れない。
(いい加減にして欲しいですけど)
それでも、各国は日本の、また日本人の潜在能力を知っている。
それは、あの敗戦から見事に立ち直り、働きバチと言われながらも
勤勉に真面目に働き”一億総中流社会”と、今から思えば格差社会
なんて言うつまらない言葉なんかよりも日本人らしく、
その結果つい先頃まで世界第二位の経済力を誇っていたんですから。
そう考えると戦後から今日までの日本の歩みは大きくは
間違ってはいなかったんですよね、きっと。
だけど、
これらからはもう一歩踏み出して行かないと行けないと思います、
色々な意味で。。。。。
そう言えば、このような記事を目にしました。
東日本震災で「ユーモア」が許されないこの緊張状態は危険。
これは、アゴラで岩崎聖侍氏が語っておられました。
内容は、この状況で自分のできることを再確認しました。
1.まずは節電
2.できる限りの寄付
3.しっかりと仕事をする(日本経済を復活させる)
4.未確認情報やネガティブな情報を拡散させない。
で、5番目に松本孝之氏のおっしゃっている「不謹慎」のキャンペーンを
防ぐということを掲げたいと思いますと。
つまり、ただでさえ財政状態が赤字なのに、税収を増やさないとさらに
逼迫(ひっぱく)した状態になると。キレイごとではなくお金(税収)がないと
さらに財政が悪くなると。
救出活動や復旧作業、ライフラインの維持が優先だけど、私達が
できるのは節電と寄付ぐらいで、それ以外は普通以上の生活をした方が
経済には良いということです。
「つまり寄付だけでは、本当の意味での復興は難しい。」と。
あたくしもこの意見には肯定的です。確かにおきてしまったことは
それはそれで受け止めて、できる限りのことを日本全体でするべきですが、
その中には、悲しさや切なさを共有しながらも、真の復興の為に
きちんと「日本経済を立て直す!」ことが、幸運にも今回の災害に
遭遇しなかったあたくしたちの努めでもあるのかな?と。
あたくしごとですが、実際に”自粛”や”待機”などで予約がキャンセル
になってもいます。せっかくの”義援金”もこのままだと金額が少なくなって
行きます。(余分なお金なんてないのに・・・・・)
このままなら、昭和15年に「国民精神総動員中央連盟」から発せられた
”贅沢は敵だ!”というような”窮屈”な状態になり、益々経済が疲弊して
その分、復興も遅れるのでは?と、そればかりではなく日本全体が落ち込んで
しまうような気がするんですね。
そうしないと「復興税」などと言いつつ、これ幸いに消費税を10%、15%に
持って行く風潮に繋がりかねないようにも思うのです。
まぁ、時限立法での「復興税」はありですけど、逆にこのような時だからこそ
日本全体の底上げが必要なんだと思います。
節電や寄付もいいけど、官民一体で日本を盛り上げないと。
その為にも、経済が停滞することがあってはならない。
(卑しい、買占めなんかは論外ですけど)
今後の政府の対応を期待したいと思います。
あたくしたちも”生きていかなければいけない”
震災にあわれた方も、それ以外の方たちも”顔を上げて行きましょう!”