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報告、連絡、相談は上司からが大切。

あたくしはどちらかと言うと、今現在考えている
ことや思っていることを口に出す方です。

その方があたくしの日頃から考えていることを分かって
もらえると思うからです。人によっては完全秘密主義と
言いますか、自分の考えや思いを言わない人もいますが
あたくしはどちらかというと”脳天気バカ”なので、仕事上に
おいては結構オープンです。

まぁ、色々なタイプがありますが、あたくしは働いていて
自分も知らないことなどがあると嫌なので(内容にもよりますが)、
相手にもそうします。

お店は秒、分刻みに状況が変わるので臨機応変が求められ
ますから、仕事中は常に情報をガラス張りにしておかないと
回りません。(お客さんが一日1人のお店は別にいいけど)

なので、「いま、俺はこう考え、このようにやろうと思っている」
と言うことを言葉に出します。出さないと分かりませんからね。

そうしていると100%ではないですが、かなり仕事もスムーズに
行きます。そりゃあそうですよね、トップの人が日頃から
「これはダメだ、これは良い」「このように考える、考えない」と
言葉に出していて、いざ、忙しくなったら日頃から言っている
ことを改めて言葉に出すので、「へぇ?はぁ?」とはあまりならない。

ただ、オープンすぎて「おい、あいつ今”うんち”しているからな」と
余計なことを言ってしまったり、別にドリンクの品切れはキッチンに
関係ないのに「ジンが切れたからジン関係のドリンクは”ヤマ(ストップ)”
な」と、言われた方は訳が分からないけど返事をしたりと。

でも、重要です。ホールもキッチンも役割は違えど、一つの
お店のスタッフですから。知り合いが来てホールに出たときに
その知り合いに”ジントニック”を頼まれた時に「一度、カウンターに
通して”ヤマです”と言われて、またオーダー聞くよりは”今切れて
ていて違うものにして”」という状況になるのとそうでないのでは、
作業的にも精神的にもだいぶ違いますからね。

よく店長一人がバタバタして他のスタッフは”マグロ”だったり、
店長が一々仕事の内容や目的を説明しながらやっているお店は
日頃から意思の疎通が足りない店にありがちです。

って言うか、「店長は何を考えているのか分からない」とか
「そんなの初めて聞きましたけど何か?」などと言われるのが面倒で
しかも超ドタマに来ますので、

日頃から言っておけば「ヤバイ、この調子で行くと絶対にヤバイ!」、
「わっ!あいつあんなことやったらガッツリやられるわ。」と、ある程度
周りがフォローしたり気を使いながらやってくれれば楽ですからね。(笑)
(それでも、毎度毎度飽きもしないで同じことを言わせる輩もいますけど)

先日読んだメルマガで「報・連・相」は部下から上司だけでなく、
上司から部下への報告や連絡・相談もとても大切なことです。

見たいな事が書いていて、「そうだよな~」と改めて思ったので
書いてみました。

と言うことで、”中川君”頼むよ。(笑)
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スペシューム光線を浴びせるぞ。

また夢か・・・・・。

今朝の夢で何かの施設に複数でいた時に
突然揺れだし「地震だ!」と、みんな思ったその次の
瞬間にミサイル攻撃をされました。(夜のこと)

「ついに来たか!」と思い、外へ逃げるべきか建物の中に
隠れているべきか迷っていたら、今度は敵の軍隊が侵入して
来たので建物の中に隠れていて、そのまま寝てしまい(笑)
翌日起きて無事な他人数人と施設の体育館へ降りて行き
生存者を探し行くと、

その体育館に顔を敵にビニール袋に覆われた仲間達がいて、
急いでそのビニール袋を破り呼吸できるようにして助け出しました。

すると今度は体育館の非常用の扉が開き「見つかった!
これまでか!!」と思ったら、友人の”ヤマズミ”が味方らしい
軍服を着て「大丈夫か?腹減ってないか?あそこに食べ物が
あるから。」と。

外に出てみると、周りは焼け跡やら残骸で攻撃されて
それを味方が奪還した模様でした。(安心しました)

起きてみると寝汗をバッチリと書いておりました。
以前から「もし、いきなり敵国が侵略してきたらどうしようか?
戦うか?いや、大人しく捕虜になるか?」などと、考えていたのも
ありますし、ここのところ”北朝鮮”のミサイルのニュースばかりだから
なのかも知れません。(ヘッポコミサイルのくせに)


それはそうと「札幌市議会は28日、日本政府に慰安婦問題や
韓国人原爆被害者問題について韓国政府と協議するよう
求める意見書を採択した。」と言う記事を見ました。

正直がっかりです。以前、教職員組合も「竹島は日本の
領土ではない。」と抗議文を出していましたが、これでは
まるで沖縄と並ぶ左翼天国です。

市議会でも保守派の議員は何をしているのでしょうか?
まったく解せません。

「依存症の独り言さん」より

さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」より

すいませんって!?

あたくしはスタッフが「すいません」という後ろ向きな言葉が
嫌いなので、「すいません」って言うなよ。と言います。

例えば、会議などで「先月は達成できなくて、すいませんでした」
と言われると、「なに、それ?誰に対してすいませんなのよ!?」と。

業績が達成できなくて「すいません」なのか、取り合えず
「すいません」と言っておけばいいだろう的なのか?どちらにせよ
このような時に使われるのは嫌いです。

「何がすいませんよ!?」「何に対してすいませんよ!?」
「すいませんって言えば済むからか!?」「すいませんって言われても
困るんだわ!?」と突っ込みます。

大体にして「すいません」とは「すみません」からの変化形で
「(謝るくらいでは)済みません。」「(ただでは)済みません。」
からの意味のようですので(教えてgooで見ました)、本来は
あたくしが突っ込んでいるような言葉の意味なんですね。
(知らずに矛盾に感じてたことが合っていて嬉しい気分です)

なのであたくしは「すいません」って言うな、「00が原因で次回からは
00をして行きます。」と原因と対策を言ってもらった方が、と~っても
納得が行くのですけどね。

だって(だって?ガキじゃないんだから)、ただ「すいません」を最初に
言われたら「今回ダメでした。しかも、何も考えていません。対応策は
ありません。だからまた同じようなことが起きるかもしれません。」と
開き直られているようで、ひじょ~に、ひじょ~に頭に来ます。

で、会議では「すいません」は禁止にしました。
あと、「取り合えず」とか「しっかりと」などと言うような”曖昧”で
「何を、いつからやり、ゴールはどこなのか」を明確にしない言葉も
秒殺で突っ込みます。

一般ではスルーしそうなことも「あたくしの目は誤魔化せても
他人の目は誤魔化せないのです!」

あれ!?逆か。(笑)

って言うか、あたくしのアホパソコンは漢字への変換が上手く行きません。
この前まで変換できた漢字もできないアホパソコンです。

きっと持ち主に似たのか、怒り狂った時に叩き付けているから
反抗しているのかも知れません。

ゴメンネ、この、クソ!アホ!パソコン。。。。


”昇一塾”面白いですよ。

ポカポカ陽気の中で・・・・・。

今日、事務所へ来る時に目の前にある調理師学校の
前に「くしろバス」と書かれたバスが3台停まっていました。

学校前にコックコートを着た女性が体験入学を終えた
人たちを見送っている光景と、ポカポカした春の陽射しが
とても心地よく思えました。

あたくしはこの時期が好きです。
雪解けで道が汚いですが、その融けかかった雪の合間から
出ている土や草などを見ると「生命力って凄いな~」と改めて
思います。

これから親元を離れて一人暮らしや寮暮らしをする人たちは
期待と不安でいるのでしょうね。そして、その第一歩が自分自身の
これからの人生を歩む始まりでもあります。

地元で就職や進学をするので親元から通う人もいますが、
出来ればそれでも一人暮らしを勧めます。

あっ、”猫ひろし”はなんでカンボジアくんだりまで行って
オリンピックを目指したんでしょうか?カンボジアにも選手は
いるはずですが、なぜ?猫ひろし?

そのままの芸名で出るのかな?って言うか、な~んか胡散臭さを
感じるのはあたくしだけでしょうか?どのくらい信者のお金が動いた
のか?また、それに連なる議員が動いたのでしょうか・・・・・。

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ウルトラマン~ウルトラマン80(エイティーン)までの展覧会をするそうです。

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いまだにワクワクしますよね。

覚悟を決めて話せば・・・・・。

テレビで仲居さんの奮闘記物のドラマを見ていたら、
仲居さんが大切な料理と高価な器を割ってしまって
必死に誤っている場面でした。

他の仲居さんも「どんな罰でも受けますので、板長
もう一度お料理を作っていただけませんか!」と言うと、
他の仲居さんまでも「板長、私からもお願いします。お料理を
作ってください!」と。

何をそこまでして必死に懇願しているのかが、
あたくしは、さ〜っぱり理解できませんでした。

正確に言うと「板前(料理人)ってまだこのようなレベルの
認識なのか〜」と思うのと、「子供が見たら、勘違いする
からやめて欲しいよな〜」と。

確かに一昔前は調理場の発言が強くて、面白くなかったら
”総上がり”といって、親方が辞めると弟子達も一緒に辞めて
しまい、お店が立ち行かなくなるということも良くありました。
(今でもたまにあるみたいですが)

あたくしからすると「やれるもんならやってみろ!そんな脅しに
は絶対に屈しないぞ!!」という態度で臨むので、そのような
形は一切ありませんでした。また、そのような人は直ぐに辞め
ますしね。

その点、あたくしは経田チーフや規夫のような時としてホールの
スタッフよりもサービス精神のある人に恵まれていました。
(あっ、似たようなのあったけど全く”モウマンタイ”です)

あたくしと一緒に働いたキッチンスタッフは、大概は素直な人たちで
お客さん、スタッフ、お店(会社)に対して協力的でした。
理不尽の塊のようなあたくしの要求にも気持ちよく?渋々でも
答えてくれていました。(皆、あんがとね)

確かにクソ忙しい時にオーダーやテーブルを間違えたり、落としたり
すると物凄く腹も立ちますし、力も抜けます。けれど、一緒懸命に
謝って誠意が伝わったらそれで終(しま)いです。

って言うか、調理場が怒る前にあたくしが烈火のごとく怒るので
その様子をみると調理場は通りすがりの通行人のように、淡々と
仕事をしますし、仕舞いには「いいよ、いますぐ作るから!」などと
フォローに入ってもくれるのです。(作戦成功です)

大体にして「料理を作ってやる!」的な態度はあたくしには500%
通じません。「なら、お前が作れよ」的な言動も”黒い呪術師”
アブドーラ・ザ・ブッチャーが出現して”レフリーストップ!”です。

よく「ホールとキッチンの仲が悪くて」などと愚痴をこぼす店長さんが
いますが、あたくしからすると「お前に自信がないからだよ」と言うと、
「でも、自分は料理作れないから」などと、これまた新妻のような
ことを言います。

「その代りにお店にお客さんを呼べよ。あいつらは何だかんだ言っても
呼べないから。その代り、奴らが感心するくらいお客さんを沢山
呼ばないとダメだぞ。それと、常に自分に厳しく他人にも厳しく。
あと、中途半端に物分りの良いことを言うんじゃないぞ。」と。

別に調理場と喧嘩することが目的ではなく、仲が悪いのは、店長と
料理長の仲が上手く行っていないだけで、部下達は単にそれに巻き
込まれているだけなんですね。(大体は主導権争い)

なので”頭は一つ!”と決めて、店長が全責任を持ち何が何でも
リーダーシップを発揮して、それに反発する人間は辞めてもらう。
と覚悟を決めると意外とスムーズに行くものです。実際に辞めて行った
例もありましたが、そんな人間はいない方がかえってまとまります。

勝手に辞めさせたら会社が・・・・・、などと言っているような店長は
その人自身が辞めた方がいい。所詮、その程度ですから。

何でもそうですが、自分の全人生(命)を懸けて事に臨む思いが
ないと何事も成し遂げられないですからね。

それにしても、今までも今も本当に良いスタッフに恵まれています。

あとは”あたくし”次第です。。。。。

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”黒い呪術師”アブドーラ・ザ・ブッチャー
”吹けよ風、呼べよ嵐”この曲で乱入しながら入場してきました!

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天下あ~げ~た!

短い春休みを満喫している新中学3年生のあたくしたちは
我が世の春を謳歌しているのがこの時期なのでございます。

なんせ、4月からはあたくしたちが最上級生。
当時の言葉では「天下だ!」などと言い、まるで昼休みに
「天下あ~げ~た!」と言いながら、真上に上げたアンパンボール
を高く上げて落下したボールをぶつけ合うだけの単純な遊びでしたが
異常に燃える”始球式”の時にボールを上げる役目のような優越感です。
(例えが、長かったね)

まぁ、そのくらいこの時期は”ウキウキ・ワクワク”しているのです。
で、大体この辺りから”ワルはワルらしい行動”を具現化していくのです・・・・・。

それは男子だけでなく女子も変わりません。
初体験をする奴ら、部屋でたむろする奴ら、万引きにいそしむ奴ら
(因み人気1位はタクティクス、2位ブラバスでした。どうでもいいか)

あたくしの家にも常に5、6人がたむろしだして、お袋はいつも
神経質になっていて、下へ行くと物凄い形相で睨まれることもシバシバ。

「かっちゃんのお母さんににらまれたぞ!?」
「気にすんな。」
「かとう、私かとうのお母さんににらまれたけど・・・・・」
「気にすんな、クセなんだ。」

けれどあまりにも大勢が来るので(ってか、この人たちはタバコが吸える
場所さえあれば”ハイエナ”のように集まってくる習性があるのですが)、
2階の窓のところに「満員」と書いた紙を貼ったりしていました。
(その後、これが原因でかなり非難轟々でしたけど)

一つだけ悲しい別れがあり、バスケット部の”大森公男”という
少し前に仲良くなったけど旭川に転校することになったことです。

2クラスしかないので、「それまでの2年間なにやっていたのよ?」と
言われればその通りなのですが、何かの切っ掛けで急に”馬が合う”
感じになり、2年生の3学期から春休みの間はいつもつるんで
いました。

今から思えば転校することになり、ちょっとしたわだかまりが解けて
仲良くなったのかも知れません。

”公男”はあたくしとは違い女子にモテていました、バスケも
上手くキャプテンになるはずだったんですけどね・・・・・。

あれから31年が経ちました。
昨年の11月に行なった”同窓会”で約30年ぶりに”公男”に
会いました。変わっていなくて嬉しかったです。

紆余曲折の”大西一也”は大工の棟梁。
さし(ソリコミ)に紫のロンスタを着ていた”マッツ”はすっかり旦那さんの
顔になっておりました。

雪解けの合間から道路や土の見える光景で、まだ14歳のガキ
どもが精一杯突っ張っていたんですね。。。。。

けれど”松山千春”をこぞって聞いておりました。(笑)

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胡散臭いよね・・・・・。

柏崎刈羽原発6号機が定期検査の為に停止しました。
これで国内54基ある原発で稼動しているのは、泊原発
3号機の1基のみになりました。

その泊原発3号機も5月上旬までに定期検査をするので
そうなれば国内原発は全面停止になります。

反原発団体及び国内反日団体の思う壺です。
最近は、普通の一般市民までそのような団体やマスコミ
などのデマに乗せられて「反原発!」を叫んでいます。

流され上手な国民性で非常に危惧します。
このような調子で2009年に民主党政権が誕生しました。
思えば20年以上前にも社会党が元気だった頃に
「マドンナ旋風」などとマスコミに乗せられて、社会党の
女性の衆参議員が多く誕生しました。
(どうみても”マドンナ”とは、ほど遠かったですが・・・・・)

あたくしは何も全面的に原発を推進しているわけでは
ありませんが、現状を見ると「今すぐに止めろ!」とは
ならないし、一番はやはりおかしな団体が勧めることには
どうしても懐疑的になりますし、生理的に受け付けません。

確かに福島の被害については同情をします。けれども、
「ここだー!!」とばかりに国内反日団体が騒ぎ立てる光景を
見て本当に異常に見えました。

しかも、日本では「原発はいらない!」などと叫んでいるのに
お隣のシナや韓国は堂々と原発を推進しています。それどころか
米国なんか「あれだけの地震に耐えたんだから」と、東芝に
原発を発注したくらいです。

つまり国内では騒いでいますが、客観的に科学的に見ると
「大丈夫」だと言うことだと思うのです。

出掛けのニュースで”オバマ大統領(ノッチでなかったです)”が
ソウルで開催される「核ミサイル安全サミット」という、とても胡散臭い
集会を前に演説なんかをして、北朝鮮に「俺たちの核はいいが、お前たちの
ような輩は核を扱わないように」と、ぬけぬけと言っていました。

「お前もな。」と言い返されそうなことを平気で口にしますが、
国益第一を考えると外交や国際舞台なんていうのはこういものです。

けれども不思議なのは、日本の(しかも誰も死傷者が出ていない)
原発には目くじらを立てていますが、シナや韓国の原発には
何も言わないし、この度の北朝鮮の長距離ミサイル発射準備
にも何も言わないのはどういうことなのしょうか?

あたくしがそのような団体や人たちに対しての胡散臭さと、
生理的に合わないのはそのようなことにも関係しているのでしょうね。。。。。

「どん底の淵から私を救った母の一言」

  奥野博(オークスグループ会長)
        
            『致知』1998年8月号
             特集「命の呼応」より


【記者:昭和四十二年、四十歳のときに経験された倒産が、
    今日の奥野会長の土台になっているようですね】
    

倒産が土台とは、自分の至らなさを
さらけ出すようなものですが、
認めないわけにはいきません。

戦後軍隊から復員し、商社勤務などを経て、
兄弟親戚に金を出してもらい、
事業を興したのは三十歳のときでした。

室内設計の会社です。
仕事は順風満帆でした。
私は全国展開を考えて飛び回っていました。

だが、いつか有頂天になっていたのですね。
足元に忍び寄っている破綻に気づかずにいたのです。
それが一挙に口を開いて。

【記者:倒産の原因は?】

「滅びる者は、滅びるようにして滅びる」。

これは今度出した本の書き出しの一行です。

倒産の原因はいろいろありますが、
つまるところはこれに尽きるというのが実感です。
私が滅びるような生き方をしていたのです。

出資者、債権者、取引先、従業員と、
倒産が社会に及ぼす迷惑は大きい。
倒産は経営に携わる者の最大の悪です。

世間に顔向けができず、私は妻がやっている美容院の二階に
閉じこもり、なぜこういうことになったのか、考え続けました。

すると、浮かんでくるのは、
あいつがもう少し金を貸してくれたら、
あの取引先が手形の期日を延ばしてくれたら、
あの部長がヘマをやりやがって、
あの下請けが不渡りを出しやがって、
といった恨みつらみばかり。

つまり、私はすべてを他人のせいにして、
自分で引き受けようとしない生き方をしていたのです。

だが、人間の迷妄の深さは底知れませんね。
そこにこそ倒産の真因があるのに、気づこうとしない。

築き上げた社会的地位、評価、人格が倒産によって
全否定された悔しさがこみあげてくる。

すると、他人への恨みつらみで血管がはち切れそうになる。
その渦のなかで堂々めぐりを繰り返す毎日でした。

【記者:しかし、会長はその堂々めぐりの渦から抜け出されましたね】

いや、何かのきっかけで一気に目覚めたのなら、
悟りと言えるのでしょうが、凡夫の悲しさで、
徐々に這い出すしかありませんでした。

【記者:徐々にしろ、這い出すきっかけとなったものは何ですか】

やはり母親の言葉ですね。

父は私が幼いころに死んだのですが、
その三十三回忌法要の案内を受けたのは、
奈落の底に沈んでいるときでした。

倒産後、実家には顔を出さずにいたのですが、
法事では行かないわけにいかない。
行きました。

案の定、しらじらとした空気が寄せてきました。

無理もありません。
そこにいる兄弟や親族は、私の頼みに応じて金を用立て、
迷惑を被った人ばかりなのですから。

【記者:針の莚(むしろ)ですね】

視線に耐えて隅のほうで小さくなっていたのですが、
とうとう母のいる仏間に逃げ出してしまいました。

【記者:そのとき、お母さんはおいくつでした?】

八十四歳です。母が「いまどうしているのか」と聞くので、

「これから絶対失敗しないように、
なんで失敗したのか
徹底的に考えているところなんだ」

と答えました。
すると、母が言うのです。

「そんなこと、考えんでもわかる」

私は聞き返しました。

「何がわかるんだ」

「聞きたいか」

「聞きたい」

「なら、正座せっしゃい」

威厳に満ちた迫力のある声でした。

【記者:八十四歳のお母さんが】

「倒産したのは会社に愛情がなかったからだ」

と母は言います。心外でした。
自分のつくった会社です。
だれよりも愛情を持っていたつもりです。

母は言いました。

「あんたはみんなにお金を用立ててもらって、
やすやすと会社をつくった。

やすやすとできたものに愛情など持てるわけがない。
 
母親が子どもを産むには、死ぬほどの苦しみがある。
だから、子どもが可愛いのだ。
 
あんたは逆子で、私を一番苦しめた。
だから、あんたが一番可愛い」
 
母の目に涙が溢れていました。

「あんたは逆子で、私を一番苦しめた。
だから、あんたが一番可愛い」

母の言葉が胸に響きました。

母は私の失態を自分のことのように引き受けて、
私に身を寄せて悩み苦しんでくれる。
愛情とはどういうものかが、痛いようにしみてきました。

このような愛情を私は会社に抱いていただろうか。
いやなこと、苦しいことはすべて人のせいにしていた
自分の姿が浮き彫りになってくるようでした。

「わかった。お袋、俺が悪かった」

私は両手をつきました。
ついた両手の間に涙がぽとぽととこぼれ落ちました。

涙を流すなんて、何年ぶりだったでしょうか。
あの涙は自分というものに気づかせてくれるきっかけでした。

致知よりでした。
ちなみにあたくしは”渡部昇一”先生の”昇一塾”の会員です。
月に4回毎週金曜日に”昇一塾”からメールが配信されるのですが、
本当に”目から鱗が落ちるような”為になることが書いてありますよ。

3/31日まで無料キャンペーンやってますので。

良かった日本で。

台湾留学中の中国人留学生の方のブログで
「中国本土の公衆トイレにはなぜトイレットペーパーが
残されていないのか?」というのが掲載されおりました。

そんなことは分かりきったことだと思いますが、この中国人
留学生の方は、それでもあえてそれをブログに掲載することで
自国民に気づいて欲しかったんだろうと思うのです。

以下は、その方のブログを紹介します。
中国本土の公衆トイレを見て回っても、そこにトイレットペーパーを
見けることはできない。自分で持ち込まない限りは。

外国人がこの問題を話題にしているのを見ていたたまれない
気持ちになったことがある。

先日、台湾で台湾科技大学のイベントに参加した。途中、私は
お手洗いに行ったが、用意万端、ちゃんと”マイ・ペーパー”を持参していた。
ところが見ると、どのトイレもちゃんと紙があるではないか。

さらに女子トイレが男子トイレよりも多く設置されているなど、
よく考えられた作りとなっている。中国本土では、先日広州市の
女子大学生が女子トイレの数を増やせという「”オキュパイ(占拠)
”男子トイレ運動」を展開したばかりだなのだが。

中国の公衆トイレに紙がないのは、置いておけば誰かが持って
行ってしまうためだろう。中国ではいつ、紙の心配をせずに公衆トイレに
行ける日が来るのだろうか。

いつ、外国人の友人に
「うちのトイレには紙があるんだぜ」と胸を張って言えるのだろうか?」
と締めくくられておりました。

トイレットペーパーを盗む国に、いつまで日本は振り回されるのでしょうか?
この記事を読んで思ったことがありました。

あたくしの住んでいるマンションの1階のエレベーター前の所に
数日前から誰かの忘れ物なのか?落し物なのかは分かりませんが
傘が1本立てかけてありますが、未だに持ち主が現れないので
今日もありました。

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これが国民性の違いなのでしょうね。。。。。

「ナンバー1とナンバー2の違い」       

古森重隆(富士フイルム社長・CEO)
        
            『致知』2012年2月号
             特集「一途一心」より
        http://www.chichi.co.jp/monthly/201202_pickup.html#pick4

(写真フィルムの事業から)
相当思い切った構造改革をやろうというんですから、
反対もたくさん出てくるし、
また新規分野もどこに投資するかで意見も割れます。

そこで会社の経営資源を全部洗い出し、市場を徹底分析して、
ここぞという分野を定めて投資したんです。

例えば液晶用の材料、インクジェット、化粧品、
医療機器、医薬品といった分野です。

自前でやっていては機を逸するので、積極的にM&Aを
働きかけ、インクジェットプリンターのヘッドで世界一の会社を
買収しました。

医療のITシステムの会社や製薬会社など、合わせて
三十社近くを買い、この十年間で六千億円くらい投資しました。

何が当たるのか、読みに読んで決める。決めたらやる。
経営者として、百の判断をしたら百間違えないつもりで
私はやっています。絶対間違えないぞと。

そのためにはいろいろ情報も必要ですが、
それが全部揃うまで待っていては機を逸してしまう。
不完全な情報から本質を見極めなければならないから確かに難しい。

私も一つ、二つは間違えました。
会社の存続に関わるような問題ではありませんでしたが、
その程度で済んだのは、やはり百決めたら百間違えないという
気魄(きはく)と精魂を込めてやっているからです。

そうやって毎日仕事をしていると、
もう本当にヘトヘトになりますよ。
社長になんかなるもんじゃないなというのが実感ですね(笑)。

しかし社長になったからにはそういう姿勢で臨まなければなりません。
間違えるのが人間だと言っているようでは経営は務まらない。
昔の侍なら間違えたら腹を切らなきゃいけないわけで、
それくらい決死の覚悟でやらなければならないと思います。

だから組織のナンバー1とナンバー2の一番の違いは
責任の重さです。

ナンバー2も相応の責任は負っていますが、
まだ竹刀の勝負だと思います。
間違えてもまだ自分の後には社長がいるという
思いがどこかにある。

しかしナンバー1が間違えたら会社が傾いてしまう。
その差はとてつもなく大きいですよ。

だからナンバー1である経営者は、いつもヒリヒリするような
緊張感、恐怖感の中で真剣勝負をしているわけです。

気魄(きはく)も違いますよね。
使命感も責任感も違う。
まぁそうならざるを得ないわけですが。

やっぱりナンバー1とナンバー2以下の
意識の差は拭いきれません。

ここまで。

あたくしもそう思います。特に創業会社では揺るぎません。
それは別に社長以外会社のことを考えていないとか、真剣に仕事を
していないと言う事ではなく、”役割”が違うということです。

ナンバー1以外の役員なども自分なりの責任感や使命感、
会社への誇り、ちょっと古い言い方かもしれないけど忠誠心は
あると思います、居酒屋で愚痴を言いながらでも。

けれども最終的に”会社全体の責任を取る”という意味では、
圧倒的に違います。

でも、それだからこそ組織が成り立ってもいるのです。
皆がみんなナンバー1なんてありえませんからね。

それぞれの立場や役割で責任と使命を燃やせばいい。

少し比喩的にどうかと思うけど、
その昔、日本最大のヤクザ組織の山口組の3代目若頭(ナンバー2)の
”山本健一(イケイケのヤマケン)”氏がこのように言っておりました。

「ワシの親分は日本一や。そしてワシは日本一の若頭になるんや!」と。
ナンバー2だろうが、ナンバー3だろうが、ナンバー63だろうが、今の立場で
それに見合った役割があり、その力を発揮することで組織が成り立つのです。

と言うことで、
よろしく頼みますよ丸かのナンバー2からナンバー18の方たち。(笑)

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