今日は何だか出掛けから心地よい感じでした。
まずは、事務所へ行く前にモスバーガーへ”照り焼きチキンバーガー”
を持ち帰り(何故か、モスはテイクアウトと言わないですよね)の為に
電話をしました。
でも、一つなので少し迷ったんです。
で、「あの〜一つでもいいですか?」(しかもその為に、電話代の10円も
負担させることになるし)
「大丈夫ですよ、ありがとうございます」と、とても気持ちよく対応して
頂きました。
部屋を出て廊下に出ると、エレベーター前にお婆ちゃんが二人。
あたくしの階はとうとうお爺ちゃんとお婆ちゃんだけになりました。(笑)
あたくしのような輩が近づくと警戒するんじゃないかな?と思い
恐る恐る近づくと、先に入居した先輩格のお婆ちゃんが、エレベータの乗り方を
丁寧に教えておりました。(もう一人のお婆ちゃん、少し認知症ぎみのよう)
で、あたくしが近づくと「この人もエレベーターに乗るから教えてもらいなさい」と。
何だか、少しだけこんなあたくしでも役に立つ喜びと、警戒されていない
ことが嬉しかったです。(どんな輩だよ、オレ)
丁寧に10階から9階(1階だけでも不安のようでした)へ対応して、
当たり前の行為ですが、何だかちょっぴり良いことをした感じで、モスといい
Wで得した気持ちになりました。
なので、今日は皆さんにも心が洗われ心地よい気分になって
頂きたいと思い、”心の琴線に触れる”お話を紹介いたしますね。
− 坊や、ありがとう。 −
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知的な障害をもつ兄をもつ小学1年生の子(弟)の話です。
入学式の日、その子の席のとなりに、小児麻痺で左腕が不自由な子が座りま
した。お母さんの心は揺れました。この子(弟)は、家では知的な障害をもつ
兄がいるためにいろいろ苦労して、学校では、小児麻痺のお友だちが横にいる。
なんてかわいそうなことだ、いっそ学校を転校させようかと夫婦で悩みました。
最初の体育のときでした。手が不自由な小児麻痺の子は、着替えるのに30分
もかかってしまいました。でも、時間がかかっても、先生は、何も言わずこの
子を放っておくことにしました。
でも、二度目の体育の時間には、この子も他の子といっしょにきちんと並ん
で待っていました。どうしてだろうと思った先生は、次の体育の前の休み時間
に、そっと陰から見ていました。
すると、隣の子(弟)が、一生懸命に手の不自由な子が着替えるのを手伝っ
てあげていたのです。そして、その子が着替え終わると、二人で校庭に元気よ
く駆け出していったのです。先生は、やはり何も言わずに見守ることにしまし
た。
七夕の日のことです。ちょうど授業参観日でした。先生は子どもたちに願い
事を書かせて、それを教室の笹に下げておきました。お母さんたちが集まった
ところで、先生は、一枚一枚、短冊を読んできました。
一年生ですから、
「おもちゃをかってちょうだい」
「おこずかいちょうだい」
というようなことが書いてありました。その中に一枚だけ、こう書かれていま
した。
「かみさま、ぼくのとなりのこのうでをなおしてあげてください」
あの弟が書いたのものでした。先生は、この一途な祈りを読むと、もう我慢で
きなくなって、あの体育の時間のことを、お母さんたちに話しました。
小児麻痺の子のお母さんは、子どもがどんなに教室で不自由しているのだろ
う、迷惑をかけているのだろう、申し訳ないことをしてしまったと、教室に入
れずに、廊下からじっと様子を見ていました。が、先生の話を聞いたとき、突
然、廊下から飛び込んできました。
教室に入るなり、ぺったり床に座り、この弟の首にしがみついて絶叫しま
した。
「坊や、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう。
ありがとう、ありがとう、ありがとう。・・・・」
その声がいつまでも教室に響き渡ったそうです。
■『心の琴線に触れるお話 WEB版 』より。
モスのお姉さんにちゃんとお礼をするの忘れちゃいました。
(10円は募金箱へ)これ良い曲ですよ。