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まずは一歩を踏み出さねば。

昨日、「幌見峠(ほろみとうげ)の展望台へ行き、
夕陽に包まれた札幌の街並みを見に行こう!」と、
寝る前に決めていたので”有言実行”に移しました。

ご存知のない方の為に「幌見峠」とは、円山公園をずーっと上に行き
円山西町地区をまだ上へ行き、藻岩山(もいわさんろく)通りを
旭日山公園方面へ行かずに、まっすぐに山のほうへ行きます。

その「幌見峠」を越えると「盤珪(ばんけい)地区」へ出る「峠」です。
あたくし、車を持っていたときによくここから見下ろす光景が好きで
特に、日曜日の朝方か夕方に来ていました。

車では行っていましたが、今はないので”徒歩”で挑戦です。

14:35分出発。(かる~く二日酔い)
多分、遅くても1時間半以内で行けるはずです。
で、まるで近所のコンビニでも行くような軽装備でした。

一応「峠」を越えるのですが、所持品は小銭入れと
土曜日に”いくみ”に「お金持ちが持っているようですね」と、ぜんぜんそんな
ことはないけど、革製のマネークリップと携帯と万歩計の4点。

しかも、Tシャツにジーンズ。

よく、北海道神宮までは歩くのでそこまでは何となく想像が付きますが、
なんせ、歩いてそれ以上は行ったことはないのでどうなることか。

しかし、どうしても「夕陽にうつる街並みが見たかった。」のです。
藻岩山麓通りから徐々に坂道がきつくなってきて、すでに「帰ろうっかな?」と、
情けない考えが・・・・・

札幌西円山病院へ通ずる坂道を歩いている時には
「なんで、俺ここにいるの?」という感情もチラホラ・・・・・

で、ようやく「幌見峠」の入り口へ↓
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病院の横の日陰で5分ほど小休止してから、「いざ!展望台へ!!」

車で来たときも急な坂道とカーブがあり、大変だな~と思っていた
その「峠」を43歳になる男が一人上っています。(Tシャツとジーンズで)

カーブは激しく、しかも、こんな所を徒歩で歩く奴なんかいるわけもなく
行き交う車の運転手は「お前、大丈夫か?」と言いたげな目を
あたくしに向けていきます。

大体、助手席に乗っている女性はニヤケながら振り向いていて、
運転手はバックミラーで”チラッ”と見ていきます・・・・・。

恥ずかしい・・・・・。

「おう!ヘビだ!!」と、最近はあまり生で見る機会がなく一瞬ビックリして
「珍しいな~」と。しかし、冷静に考えるとこんな山の中にヘビがいるのが
普通で、逆にそんなところを歩いているあたくしの方が充分珍しい。。。。。

気を取り直して、坂道を上ろうとしましたが、やはり気になり
後ろを振り返ると「カラスにシッポを加えられて、引きずられて行きました」
(自然界は厳しいのです)

とうとう、着きました山頂へ。
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入場料の300円をセルフBOXへ入れて、念願の景色です。

どれどれ時刻は15:50分、途中休憩を5分ほど入れたので
1時間10分で歩いた歩数は↓
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う~ん、やはり素晴らしい。
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これが見たくて来ました。

もう少ししたら、ここがラベンダー一色になり「熊んバチ」が蜜を吸いに来ます。
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一時間ほど居たでしょうか?
途中、車でカップルとかが居ましたが、
あたくしを管理人か何かに間違えていましたけど、何か?

「よし、そろそろ帰ろうかな。」と思い、ここである事実に気付きました。
「行きがあるということは、当然帰りもある」と言うことに。
と言うことは、来た道を”トホ”で帰らなければいけないと・・・・・。

それこそ「トホホ」です。

仕方がないと決意するまでに、10分ほどかけ「いざ、下界へ!」

しかし、来る時には坂道を上って来たということは、当然帰り道は
下り道で、「あれ?楽チン0じゃん」と鼻歌交じりまでは良かったのですが、
下りは下りで、しかも上りがキツイ分、意外と力が入るのです。

しかも、ここで意外な伏兵が潜んでおりました、
下りは振動が下っ腹に響くのです。しかも、天気が良いだけではなく
二日酔いも手伝って、ペットボトルを500×2本。

当然、おしっこがしたくなり、山道なので直ぐにでも出来そうですが
これが結構車が行き交いそう簡単な話しではなく、とうとう我慢できなく
なったあたくしのとった行動はといいますと、

「野鳥観察家になりすます。」と言う、自分でも「天才なんじゃないのかな?」
と思うくらいの「グット・アイディア」でした。

で、少し道幅の広くなっているところへ体をめいいっぱい近づけて、
顔は顔でめいいっぱい上に上げて、木陰を右へ左へ見渡すようにしながら
いかにも”野鳥を観察してますよ”と、

あたくしのおしっこは自然へと帰っていくのでした。。。。。

用を足し、爽快な足取りで下界へ。
すると、白の軽トラがとまり、優しそうなおじさんが「どこまで行くの?」
「下です。」 「いいのかい?」 「はい、歩きます。どうもありがとうございます!」
と、まさか自分がヒッチハイクに会うなんぞと、また一人で歩き続けていた分
そのように声を掛けてくれた気持ちが本当に嬉しくて、深々と一礼をしました。

帰りは下りということもありますが、一度見た景色が慣れたせいか、
あとどれくらいでどうなるのかが想像がつくので早かったです。人生と同じです。

あたくし、ここ最近色々と思うことがあり、「このままじゃダメだよな。」と。
しかし、いつもと同じ時間が過ぎて「何か、何でもいいから一歩を踏み出さねば。」

しかし、頭で考えていると「これは時間がないから、これはお金が掛かるから、
これはその内」と、そして時間がばかりが過ぎて行き、それに慣れてしまっている
自分自身が嫌で、

「なら、取りあえず形だけでもいいから、志とか夢とか目標とか、そうでなく
ただ、単にいつもと違う日常にするだけでも何か、何かに気付くかも。」と。

それで、車を持っているときによく来て、自分の気持ちと向き合っていた
ここの展望台から「ああ、あの辺りが店か。あの辺りがお客さんの働いている場所かな~。
みんな頑張ってるんだよな~」と。

そして「よ~し!俺もうじうじと悩んでなんかいないで、頑張るぞ!!」と
帰ってくるのです。

でも、良かった。
ただ二日酔いで部屋で寝ていなくて、こうして外へ出て何かいつもと、今までと
違う体験をすることが、今のあたくしには必要なのかもしれません。

まぁ、お陰で足が火照って中々寝付けなかったけど。。。。。
(今は、両足の外側の付け根が痛い)

盛り上がりが・・・・・。

いよいよ「ワールドカップ南アフリカ大会」が始まりました。
他の国はどうか知りませんが、聞く所によると今大会の
日本での関心はイマイチのようです。

普通は大型テレビの販売数が伸びたりもしますが、
それもイマイチだということです。

仕方がないかも知れません。
個人的な恨みは何らありませんが、監督が”岡ちゃん”になった
と言う理由が一番強いのかもしれませんね。

勝負の世界なので”絶対!”はないですが、大方の予想は
良くて2敗1引き分け、最悪は3戦全敗で、もしそうなると
前大会からワールドカップ6連敗で”ギネス”にのるとも言われています。。。。。

しかし、”やはり勝つかも?”と多少の期待はありますが、
でも、心の中では「ここで、万が一に勝って決勝トーナメントにでも
行ったら、選手もファンもまた勘違いしてしまうんだろうな~。」と。

で、どうせなら「まだ日本のサッカーではW杯に出場すること自体
早かったんだ。」と思うくらい、完膚なきまでに叩きのめされた方が
サッカー協会もクラブや選手・ファンの為にも必要なんじゃないのかな?
とも思います。

岡田監督が代表監督に就任した時に「ベスト4を狙いたい。」と
言いましたが、ファンだけでなく選手や身内であるはずの協会も
「なに、寝ぼけたこと言ってんだよ。」と思ったんじゃないでしょうかね?

海外のクラブに所属している選手なんかは
「なんで、そんな余計なこと言うかな~。お陰で周りの選手から冷ややかな
目を向けられてんじゃん!」とならなかったのかな~?とも。

あたくしなら「いいから、もうしゃべんなよ!」と思いますもんね。

まぁ「ベスト4」を目指す分には別に悪くはないですが、
単純に選手のレベルや監督である自分の能力を考えたら、
「98%無理!」と、まともな人ならば判断できるのでしょうけど
やはり「日本のサッカー」は”井の中の蛙”なのでしょうね。

それよりも、3戦全敗してもいいので、相手選手からは「日本恐るべし!」
観客や観ている人からは「すっげーな!負けちゃったけど日本のプレーは
ガッツがあるし、観ていて面白いよな!」と、どうせ負けるのなら
そのような戦い方をして欲しいですよね。

それにしても、なんで”岡ちゃん”はあんなに暗く見えるんでしょうね?
全身から「俺が監督やっているうちは勝てねーぞ。」と言いたげな印象を
受けるのはあたくしだけでしょうか?(でも、”監督”お酒はあまり飲めないけど、
一緒に飲んで話した人は”面白い人”と言っていました)

あっ、思い出した。
ジャイアンツが”堀内監督”になった時に、ファンが一気冷めてしまって
一時、ジャイアンツファンが少なくなったことがありましたよね。
どちらもほとんど笑顔を見ないし、肯定的なことを言わない。

でも、色々と書きましたが、同じ日本人として「やっぱり勝って欲しい」と
思います。

ここまで期待されていないのなら、開き直って頑張って欲しいですね。

でも、本当に勝ち進んで熱狂するマスコミやファンが出てくると
それはそれで”何だかな~”と思いますけどね。。。。。

もっと”闘志”を前面にう打ち出すべきなんだ。

その名は”一徹”

昨日は狸小路にある「一徹」と言うラーメン屋さんへ行ってきました。

何度か言っていますが、実はあたくしの知り合いと古くからの
付き合いだと言うことが、最近判明しまして、その知人と待ち合わせを
したのです。

「あれ?知り合いだったの?」とマスターがびっくりしていました。

そこは”ラーメン屋”さんですが、夜は居酒屋になっています。
マスター、元々は洋食のコックをしていて、グランドホテルに勤めて
それから紆余曲折を経て現在の”一徹”を構えております。

苗字は「別所さん」と言って、先祖は”平家”の落ち武者だと。

隣に”アルコ”と言うジンギスカン屋さんがありますが、そこもマスターの
奥さんがやっていて、中で繋がっているのでトイレに行く時には
そこのジンギスカン屋さんを通って行く構造です。(合理的)

途中から”のりお”も来て、閉店した店内で色々と料理の話しで
盛り上がっていたのですが、知人(西さん)ものりおも洋食出身で
あたくしだけ料理人ではなく、多少の引け目を感じながらも
楽しい会話でした。(知ったかブリ太郎になってましたけど)

マスターは63歳、この道40年以上というだけあって、
色々なことを教えていただきました。(多分、マスターから見ると100分の1の情報)

マスターいわく、この業界で間違いのない業態と言うのがあるそうで、
それは”焼き鳥屋”と”居酒屋”だとおっしゃっておりました。

そして居酒屋でも刺身とかではなく、焼き物とも言っていました。
わかるような気がします。

素材、調味料と、とてもわかり易く、且つ頑固職人ではないので
即、今日から使えそうなことを惜しげもなく話してくれるのです。

例えば「この前行った、2軒隣同士の焼き鳥屋があって、一軒は満席で
もう一軒の方はガラガラ。で、タレの味を比べてみると明らかにガラガラの
方が旨いんだよな。これが焼き鳥屋の難しさでさぁ・・・・・」

で、どうしてそうなのか?
を聞きましたが、ここでは書きません。(笑)

このような貴重な話を聞けるのも、西さんとの長年の付き合いからで
改めて人との付き合いに感謝ですね。(って、西さんもしばらくぶりだと
言ってましたけどね。この、不義理者め!)


マスター曰く、
「商売の原点は”金富士”で知った。」と言ってました。。。。。

ここでも、恐るべき”金富士マジック”!!

関係ないけど、とりあえず”信長”バージョンが「天下統一」をしました。
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本能寺の変では”信長”は生きていて、秀吉と”明智光秀”を滅ぼし、かと思えば、
今度は”秀吉”が謀反を起こし、”信長”に敗れますが許されて、「新関ヶ原」では
”徳川&伊達軍”と戦い打ち破り4日早く「天下統一」を果たしました。

次は”武田信玄”バージョンです。
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良い季節になってきました。

気が付けばイベントが目白押しですね。
「YOSAKOI」に「ワールドカップ」に。

あれ、2つか。。。。。

でも、4年に一度のイベントが重なるのですからね。
しかも、今回の「YOSAKOI」は天気も良いみたいだし。
(整さん、応援に行きますからね!!)

札幌祭りに、7月は高校野球に、ジャズ祭や
待ちに待ったビア・ガーデンも・・・・・。

温暖化になったとはいえ、北国の短い夏を満喫するのも
悪くはないですよね。

実際に「夏!!」を実感できるのは2ヶ月ほどですもんね。

ふっと、今思ったのですが約2年前から「もっと、夏を楽しもう!」と
思うようになたのには、2つほど理由を思いつきました。

1つは、20~30代は何故かお店の出店が夏に重なっていたり、
その準備やオープンで気が付けば「今年も夏、終わっちゃたな~」と、
そして直ぐに忘・新年会の準備といった具合でした。

まぁ、それはそれで楽しかったですけどね。楽しかった?夢中だった?

2つ目は、四十を越えて残りの人生の方が短くなってきたので、夏は
楽しもうと半ば無茶してでも活動するようになっているんじゃないかな?と。

なので、いかに一日を大切にするか?を考えていたら
「睡眠は3時間でいい」見たいな本を買い、
「そうか、3時間でいいんだ。と言うことは、21時間もあるのか!!」と思い、
実践しようと思ったら、結局、二度寝ばかりして今まで以上に時間が
なくなってしまったと言う「ミイラ取りがミイラになった。」的なモノになってしまいました。

多分、最後まで読めばよい方法があると思うのですが、
お酒も飲むし”危険が危ない”んです、あたくしの場合は・・・・・。

まぁ、飲むのもいいけど、時には野外で体を使った活動や
ぶらっとプチ一人旅もいいかな。とも考えたりしていますよ。

そうだ、浩太郎と”ハーフマラソン”もいいかな?
いや、辞めとこ”負けたら悔しい”からね。

って言うか、仕事しろよ。

はい。


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結局はここか・・・・・。

笑いました。

ネットでこんな記事を見ました。

「店長に怒られカニ、イカ死なす=いけすに洗剤、元従業員逮捕 
北海道函館市」
と。

何でも、容疑者(34歳)は日頃からいけすの掃除の仕方が悪くて、
店長にたびたび叱られていたとのこと。

それで、自店のいけすの台所用洗剤を入れて、カニやイカなどを死なせたようです。
他にもホタテやアワビも入っていましたが、全滅したとも。

ア~ホです。

しかも、薬品ではなく「台所洗剤」?
なんだそれ?(チャーミーグリーンか?)

ん?これは何の罪になるのでしょうか?

本質的なことを言うと、全国に(いや全世界にも)このような事件で
配信されること自体がアホくさい。

相当、いけすに対して恨みがあったんでしょうね。
って言うか、なんでその店長に腹いせが向かなかったんでしょうかね?
(無理か)

こんなことで一々このような手段に出るんだったら、
我が「丸か加藤商店」は大変なことになっちゃいますよ、ホントに。

あたくしなら、この容疑者を逮捕させないで、
そいつをいけすに入れて”洗剤”をいれちゃうけどな~。(ライポンだけど)

でも、ほ~んとうに、どうしようもない”すっとこどっこいな奴”ですね。。。。。

ちゃんと保健に入っていたんだろうか?
いや、それより保健は利くのかな・・・・・?

それよりも、
これからは環境にも人体にも良い”洗剤”を使うようにしないとね。。。。。

人には”長所と短所”がある。

以前に中国人留学生のアルバイトを雇用しておりましたが、
面白いな~と思ったのが、まずは彼らのネットワークです。

常に今の環境より条件面で良いところを探しており、
特に賃金面では非常にシビアで、問答無用で
「ブチョウ、アシタ チュウゴクに帰ることになったのキョウデ
ヤメマス。」(えーっ!!)

とか、中には「ブチョウ、モット オカネをモラエルところが見つかったので
キョウデヤメマス。」(えーつ!!)

と言ったようなことがよくあり、かなりその辺のネットワークは凄くて
ある意味において”CIA”並みの情報網を駆使しております。

確かに、違う国へ来て必死に生きていかなければいけないので
少しでも条件の良いところへ移りたい気持ちは分からないでもないですが、
それにしてもあまりにも唐突で、人の問題もあり大変困りました。
で、2,3日後に中国に帰ったはずのその学生が、普通に自転車で”ススキノ”を走っています。

「帰るって、日帰りだったのかよ!?」(笑)
(もちろん、全ての人ではないけどね)

そういえば、このような人もいました、
キッチンの料理長が辞めることになり「困ったな~」と。

すると、キッチンでアルバイトをしていた上海から来ていた
留学生が「ブチョウ、ワタシがリョウリ ツクルヨ。」
「えっ!?でも、シさん料理作れたっけ?」
「ウン、チュウゴクではヨクツクッテタカラ。イエデダケド。」

「シさん、気持ちは嬉しいけど、家庭料理ならお客さんには出せないよ。」
「ドウシテ。」
「どうしてって、家では多少失敗してもいいけど、店はお客さんから
お金をもらうからある程度のレベルじゃないとね。」

「ソウダ!ブチョウ、リョウリノメンキョアレバドウ?」
「シさん、調理師免許があっても作れないとダメなんだよね。」
「ブチョウ、イチドシャンハイにカエッテモイイ?」

「どうすんの?」
「メンキョヲ モッテクル。」
「あるの?」
「ナイ。」

「じゃあ、どうやって?」
「ダイジィウブ、メンキョナンテ イクラデモ ツクレルカラ。」
「ハァ~?偽造免許!?」

「ダイジョウブ、シンパイナイヨ。ソレヨリ ブチョウ リョウリチョウにナッタラ
イクラモラエルノ?」
「・・・・・」

このような会話が日常茶飯事でした。
しかも、お金の話をするときには必ずささやくような声で言って来ます。
それは同胞であるはずの中国人がいればなお更でした。

あたくしたちは「中国」と言えば、ひとくくりで見てますが、
正確に言うと、あの人たちの中では違います。

特に北京人と上海人は。分かりやすく言うと東京人と大阪人のようです。
しかも、あまり仲が良くない。

一度、北京からの留学生に中国のことを聞こうと思い、
質問したら、「上海人はお金に汚い、人を騙す」とか、「内蒙古人は野蛮だ。」
と、そして「北京の人たちは文学が盛んだから、教養があるんだよ。」と。

で、今度は上海の人に話を聞くと「元々は”南京”が中国と首都だったから
上海人が一番なんだよ」と、これまた譲らない。

そういえば、上海に行った時に通訳の人は元大学の先生で
お金にならないので、日本に通訳の仕事で出稼ぎに行ったことがあると言っていて、

そして、大手の企業の通訳をしていたけど、もっとお金になる肉体労働に移り、
それからもっとお金になる”ゴト師”になって、日本各地を転々として沢山お金を稼いで、
上海に新築のマンションを買っていました。(招待されましたもん)

「カトウさん、ニホンデは稼がせてモラッタヨ。ショウバイのことなら上海人が
イチバンね。でも、台湾人にはマケルネ。あの人たちはアタマガいい。
違法行為を考えるのは、ワレワレ上海人よりも台湾人にはカナワナイね。」

「なんのこっちゃ、このおっさん。」と思いましたが、
「ニホンで稼がせてモラッタブン、こうしてニホンから来た人に恩返しね。」と
言うだけあり、自分の実家やマンションで食事をご馳走してくれました。

「カトウさん、いいことをオシエテあげようか。」
「何ですか?」

「北京の人が考えはじめた時には、もうすでに上海人は事が済んでるね。」
と、言っていましたっけ。(どうでもいいんですけど、そんなこと)

「センセ(と呼んでいました)、アタシ早く ニホンへカエリタイね。」
「カトウさん、スメバ ミヤコヨ。 ハハハー。」

一般の中国の方は”憎めない隣人”なのです。。。。。

文明と欲望のはざ間で・・・・・。

本日、街の方へ行ったついでに「iPadショップ」へ行ってきました。
ここで何度となく書いておりますが、あたくし”アナログキング”と言う
称号をもらえるんじゃないかと言うくらい、”アナログチャンピン”なんです。

で、案の定入っただけで緊張してしまい、数十台あるのですが
入り口近くの一番手前の”iPad”へ。

縦にもなるし横にもなるのですが、あたくしのは横向きなっており、
あたくしとしては縦向きで操作をしたかったのですが、わからなく
仕方がないので、そのまま操作らしきことへ。。。。。

いざ、操作を始めようと思うとしたら(正確には、横を縦にしようとした
じたいで)、”汗”がふき出てきて、その”汗”を気にしたら余計に
”汗”が出てくる始末。(その時点で、ささやかなあたくしの
”iPad”デビューは遠のいたんですけどね)

結局、操作したのは「You Tube」を1つ観ただけで
あえなく撃沈して出てきました。

帰り際に横の人の操作を”チラッ”と見ると、本体を横や縦に
するだけで画面が横や縦に変化していました。(なんだよ)

何となく文明の進歩の凄さと、「それについていけるのか?」という
弱冠の”モヤモヤ感”を抱きながら事務所への帰路に。

天気も良いことだし「大通り公園」を通って帰ることにしまた。
すると、6丁目と7丁目の間の所で”うら若き美少女”が

「働くビジネスマンを応援していま~す。」
「お仕事ハツラツ便で~す。」

とか言って、綺麗な”笑顔と生足”を見せて”オロナミンC”を
配っておりました。これ↓
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信号が点滅していたので走ろうと思ったのですが、
”笑顔と生足”の誘惑には勝てるはずもなく、赤になったのでしばらく
信号が青になるのを待っていると、

反対側の信号でも(7丁目側)でも配っておりまして、
「ん?せっかくだからもう1本もらおうかな?」と思い、

でも、「せこい奴」と思われるのも嫌だし(せこいけど)、
少し遠回りしてからもらいに行きました。

すると、どうでしょうか?
先ほど、あたくしと時を同じくして6丁目側でもらっていた人も
あたくしとは違う方向から現れて、その人も”オロナミンC”をもらって
いました。

向うも気が付いたみたいで、お互いにかる~く会釈なんぞをして
何となく妙な連帯感みたいなものを共有して、それぞれの道へと。。。。。

人間の考えていることなんて、「似たり寄ったりだな~」と
変な関心をしながら帰ってきましたとさ。。。。。

のどかだ。

今日は、ほんわか天気で気持ち良かったですね。

ランチで「満福や北口店」まで歩いて”チャーハンセット”を
食べてきました。(美味しかったです。ネギとわかめの塩スープ
は思わずおかわりしちゃいました)

面白いもので、歩いている時と”髭をそっている時”と
”うんこ”をしている時は、妙に良いアイディアが浮かびます。

やはり”歩く”ことって楽しいですよね。
しかも健康にも良いし、すれ違う人や街並みから色々なものを
吸収します。

そして、何より今日のような天気の良い日は
日頃の悩みや迷いなんかから”開放”されますもんね。

ものすごく晴れやかな気持ちです、
なので、久しぶりに飲みにでようと思います。

なんて思ったら、こんなことしてらんねーや、

”善は急げ!”

こんな気持ち。

誤解なのか?疑心暗鬼なのか?

昨日、本屋さんへ行くと興味深いタイトルの本があり、
買おうか、買わないか迷いながら約1時間くらい立ち読みを
していたら(買えよ!)、

何だか、後ろの方でスタッフの方が行ったり来たり。。。。。
「そうだよな、こんなに長い時間同じ場所で同じ本を読んで
いたら、いい気分はしないよな。」と。

やっぱり買うのを辞めて(1時間も読んでからに)、帰ろうかな?
と思い、足元に置いていたカバンを持ち上げると、

なんと!なんと!カバンのファスナーが開いているではありませんか!!
「やばい、普段はあまり店頭では見たことがなく、先日その本屋さんで
”万引き”を摘発していた店員さんが、

さっきからあたくしの後ろを行ったり来たり”ウロウロ”していたのは、
『これだ!』これが原因だったのか!!」と。

あたくし歩きながら「やっぱりさっきの買おうかな?でも、ほとんど
読んじゃったしな。でも、そのまま本屋から出るのもなんだしな~。

いつも思うのですが、なぜ?このような時って短い時間で色々な
”シュミレーション”が出来るのでしょうかね?

それで「あっ!そうだ。さっきレジ前でそこでも立ち読みした
(前科があるんかい!)本があったよな?どうせ買うのなら少しでも
高い方の本を買ったほうが”道義的”にいいよな?」と思い、

その本を手に取り”パラッパラッ”とめくり(ちっとも見てないけど)、
「うん!と、いかにもこっちに決めたぞ!」と言う素振りでレジへ向かいました。

「やはり」
レジのおねーさんのあたくしを見る目が”疑わしさ”全開です。

昔の人はよく言ったものですね、
「目は口ほどにものを言う」って。

あたくしも”素人”ではないので、店内ではカバンのファスナーを
閉めたりなんていうことはしません。(カメラで見られてるかも知れませんからね)

で、その本をレジの上にカバンと置いて、思いっきりファスナーの
開いているカバンの中から、財布を取り出そうとしたその刹那(せつな)

「この前買った”文庫本ちゃん”が入っているではあ~りませんか!!」

なぜ、何もしていないのに(いや、1時間も立ち読みしていたけど)、
こんな卑屈な思いをしなければいけないのか?を考えると、
自分自身に無性に腹が立ってしまい、

先ほど銀行でおろしたばかりの(いつもはギリギリしか入れてないけど)、
支払いの為の6万8千円の札束の全てを一度だし「お金はあるからビーム」を
出しまくり、「カバーも袋もいりません。いつもこの”カバン”にいれてますから。」と。
(聞いてねーし!)

何をしたいんだか、まったく。。。。。


うん?”管三郎”が新首相になったの?
興味ねーし。。。。。

”人生は片道切符”。

ちょうど3年前くらいに、学生時代の先輩と久しぶりに
話す機会がありました。

その先輩とは久しぶりで、確かその先輩の結婚式以来だったので
15,6年ぶりです。

先輩が結婚する前までは、何かと顔を合わせていましたが
結婚を機に”パタッ”と皆の前に顔を出すことがなくなりました。

皆は「きっと”嫁さん”のせいだよ。あの”嫁”はキツイからな。」と
言うのが、周りの一致した意見でした。

そんな先輩と久しぶりに会い(飲み)、先輩が”ポツリ”と
「なぁ、かとう。俺の人生って何だったんだろうな?」
「えっ!?何かあったんですか?」
「う~ん・・・・・、何かあったと言うか・・・・・。」

「もしかして奥さんと離婚でもしたとか?」
「それは、もう8年前にしてるよ。」
「えっ!!離婚してたんですか!?」
「したよ。悪いか?」
「いえ、知らなかったもんで。」
「別に言うことでもねーしな。」
「まぁ・・・・・、じゃあ、何か」

「う~ん、40を過ぎてさぁ、仕事もそれなりだし、金に困っているとか
そう言うんでもないんだけど。な~んか、このままでいいのかな~と思ったら、
この先も、このままで気が付いたら5年、10年なんてあっという間に過ぎて
定年になって・・・・・。って考えたら、このままでいいのかな~ってな。」

「あの、先輩。大丈夫ですか?今流行の”うつ”って言うやつですかね?」
「い~や。それは違うと思う。確かに急に何もしたくなくなったり、人と会ったり
話したりするのが嫌になる時もあるけどな。」

「あの~、それってじゅぶん”うつ”の仲間ですよ。」
「うそ!!」
「ホント。だって俺もよくなりますもん。”予備軍”なんですって。
まぁ、俺はそんなの昔からなので、いまさら何とも思ってないけど。」

「そっか~?俺は違うと思うけどな。だってよ、普通に生きてたら
煩わしいことや面倒なことっていくらでもあるだろ。きっと、そっちの仲間だろ。」
「確かに。」

「かとうは、どうなんだ?このままでいいのかな~って思わないか?」
「ま~ったく思いますよ。今も。」
「だよな~!」
「ですよね~!」

「で、どうしようと思うのよ。」
「それが問題なんですよね。」
「だよな~!」
「ですよね~!」

「で、俺さぁ。この前さぁ、これじゃあダメだ!と思ってよ旅に出たんだよ、旅に。」
「旅にですか?」
「おう、旅に出た。」

「どのくらい、どこへ行ってたんですか?」
「ん?日帰り。正確に言うと一泊だけど。」
「えっ!?日帰りですか?でも、正確には一泊ってなんですか?」

「実はさぁ、休みの日に意外と早く目覚めてよ、テレビでアサヒ緑健の番組で
レールの上を外人の女の子が歩いてんの見たら、なんか急に旅に出たくなってよ。
しかも列車で。知ってか、アサヒ緑健の番組?」
「青汁のですよね?」

「うん。なんか、その線路のシーンを見たら”これじゃダメだ!家にいたり、
いつもと同じ生活なんかしてたら何も変わらない!”と思ってな。」
「で、旅に。」
「まぁな。でも、あれだなちゃんと行き先や目的を決めないとダメだな。」

「えっ!?行き先や目的を決めなくて行ったんですか?」
「あぁ、何か一々決めるもの面倒だし、時間に縛られるのも”旅”ぽくないだろ。」
「いや、いや。ダメですよ。家出じゃないんだから。行き先と時刻は把握してないと。」

「そうなんだよ。俺も後から気付いたんだよ。意外と大事だって。」
「大事ですって。」
「でも、別に海外に行くわけでもないし。」
「まぁ、確かに。で、結局どこへ?」

「うん、南の方へ。海沿いの光景を見たくなってな。あれだな、襟裳岬まで
行こうと思ったら、襟裳までは列車はいかないんだな、あれ。」
「そうなんですよね。様似(さまに)までなんですよ。」

「で、また引き返して、違う列車に乗り換えしているうちに、段々と暗くなってきて
飽きたから帰ろうと思ったらよ、もう交通機関のない時間だったのよ。
で、駅のベンチで寝かせてもらって始発で帰ってきたよ。」
「・・・・・。」

「でもよ、かとう。俺、思ったわ。もう少し仕事をしながら自問自答して、
それでも変わらなかったら、俺は行くぜ!」
「行くって、どこへですか?」
「ん?決まってんじゃん。”俺、今日も生きてるぞー!神様ありがとう!”って
言えるような所へ。」
「・・・・・、それってどこですか?」

「今は言わないよ。」
「言えないんですよね?」
「なぁ、かとう”人生は片道切符”なんだよ。」

それからは、途中参加して来た人たちと昔話に花を咲かせました。
「先輩、なんで結婚してから皆と遊ばなくなったんですか?
皆が言うには、三次会で俺がケツを出して踊っていたから、奥さんに
嫌われて、来なくなったって。」

「ハハハハー!そんな噂があったのか!?近いけど、違う。
実は、かとうの後ろで”やっち”がチ0ポを出していたからなんだよ。」
「えーっ!!知らんかった。でも、目くそ鼻くそですよね。」
「まぁな。」

それから、その先輩とは会っていませんし、また”パタッ”と現れなくなりました。

今日、写真付の葉書が届いていました。
「かとう、”人生は片道切符”だぞ!!」とだけコメントが書いており、
どこの国の人かわかりませんが、ジャングルのような所で村の人たちの中心で
満面の笑顔の葉書でした。。。。。

どこへ行ったかより、そんな所にも写真付の葉書の技術があるんだな~と
そっちの方が驚きでした。。。。。

最近、あたくしも目が覚めるといつも思います、

「このままじゃ”ダメ”だって。」

今はまだ”人生を語る”のはやめておこう。。。。。

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