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ここで、止まっちゃいけないんだよね。。。。。

何だろね~・・・・・、何だろうかな~・・・・・。

早いよね。

もう5月の中旬に入るし・・・・・。

何回も言ってるけど、たった一年なのに本当に”ガラッ”と
状況って変わるもんですよね。(当たり前か)

出会う人も、去る人も・・・・・。

よく、この時期は「5月病」なんて言われて”ボーっと”して
無気力になる人がいるみたいですが、そんなの勿体無いから気持ちを
切り替えた方がいいですよ、マジで。

色々なことを考えると気が滅入るので、ここは一発異常なくらい
頭と身体をフル活用していくしかないよな?と・・・・・。

ただ、ほ~んとうにそれぞれの人生って不思議です。
どうしてこうも一年で状況や立場が変わり、考え方も変わるのでしょうね。

まぁ、逆に言うと、
「お前が気にし過ぎで、進歩してないんだよ。」と言われれば
確かに「そうかも?」と思う今日この頃です。。。。。

美空ひばりさんの歌で「愛燦燦(あいさんさん)」と言う歌の歌詞で
「人生って不思議なものですね~」ってある位ですもんね。

いい歌詞ですよね。

でも、最近、この曲でやる気が出る。
月光

なるほどね。。。。。

昨日ある光景を見ました。

あたくしの家の近くにでは、夜の7時以降から
10時くらいまで、車が数台駐停車しています。

なぜか?
それは塾があり、子どもを待つ親が迎えに来ているからです。

中にはタイミングが合えば、会社帰りのサラリーマン姿の
お父さんなんかもいます。

そこへ一般乗用車に混じって”黒塗りのタクシー”が。
しかも、近くには帽子を被って手袋をした乗務員が立っています。

そうです”MKタクシー”です。

あたくし思わず”凄いな!”と感心しました。

まぁ、子どもの迎えに「タクシー」を使うのもそうですが、
それよりも、大切な子どもを預けるほど信頼を得ている
”MKタクシー”にです。(塾だけでも、あたくしから見れば凄いことだけど)

何ともいえない”ステイタス”ではないですか!
”MKタクシー”を利用する側も、このように信用して利用してもらう側も
”ステイタス”に思います。

あたくしの住んでいる所でも、たまに”MKタクシー”を待たしていたりも
していますし、ホステスさんなんかも自分でも利用するし、お店のお客さん
に対しても利用していたりもします。

やはり安心感や信用があるのでしょうね。

確かに、お客さんが来るまで雨が降ろうと雪が降ろうと、
槍は降らないけど(うん、降らない)きちんと外で待っている姿勢を見ると、

逆に利用するこっちまで恐縮してしまいますし、
なんか、とても丁寧にされている感があるので、とっても気持ちよく
乗ることが出来ます。(一度しか乗ってないけど、しかも送ってもらう途中で)

それにしても、昨日の光景には正直驚きもしたし「う~ん、なるほどな。」とも
思ったし、あたくし的にも色々なことを考えさせられました。

何でも、薄野からでは乗り場が二つあって、わざわざ探さなくてもいいですよ。
って言うか、電話すればいいですけどね。。。。。

”MKタクシー”のホームページです↓
MKタクシー
ここに経営理念が書かれていますよ。


まったく関係ないけど、この映像面白いので暇な時にでも。。。。。

時が経つと・・・・・。

先輩が店を辞めるので、昨日行ってきました。

何でも、今度は居酒屋を始めるとか言っていましたが、
どうなのかな・・・・・?

まぁ、先輩の店には地元”芦別”の情報がかなり
集まるから、あたくしにとって貴重なお店なのです。

しかし、最近はみんな年齢がいったせいか、あまり良い
話しを聞かなくなってきました・・・・・。

特に、悪かった人の方がその傾向にあります。
やはり、若い時にムリをし過ぎたせいなのでしょうか?

そんな話しをしていると、先輩が
「そうやって考えると、”かー”はよく無事で来られたよね。」と。

真顔で言うので、一瞬どのように答えていいものやら躊躇して
おりましたが、「なんとかやってきましたけど、これから先はどうなるか
わかりませんからね。」と、普通に答えるのもどうかな?と。

先輩が今度どこで店を出すのかはまだ分かりませんが、
あたくしにとっては貴重な郷土の情報を得る唯一の手立てなので、
これからも身体に気をつけて頑張って欲しい思います。

と言いながら、先輩はプリン体(名前だけ聞くと可愛い)99%カットの
「通風ビール」を美味しそうに飲んでおり、

それを見て、”尿酸値”が充分すぎるほど高いあたくしめは
「あっ、その”通風ビール”俺にも下さい!」と、思わず”手”なんぞを上げていました。

って言うか、「そこまでしてまで飲むなよ」って感じですよね。

と、思いながらも”ススキノ”の夜は深けて行くのでした。。。。。

微笑ましい光景。。。。。

まだ”G・Wニコル”が続いている方もいますが、
6割くらいの人は今日から仕事なんじゃないのでしょうか。

えっー、その”G・Wニコル”中に(しつこい?)とっても
微笑ましいと言うか、格好いい光景を出くわしました。。。。。

それは、古くからの常連さんで今でも丸かに良く来て頂いている
お客さんが”てまひま”に来たときのお話です。

常連さんと奥様と息子さんの3人です。

帰り際に常連さんでもあるお父さんがレジのところで、
「今日は息子が払うんだよ」と、嬉し恥ずかしそうに言いました。

何でも、今年から就職して親元を離れた息子さんの「なんと、なんと、な~んと!」
”初任給”が出たので、その日は息子さんが支払うとのこと。。。。。

しかも、その大切な記念の日に”初任給”を”てまひま”で使ってくれたんですよ!!
しかも、ご両親を連れて!!!!!

なんて、素晴らしいのでしょうか!
ワンダフル!ビューティフル!!グレート(ゼブラ)!!!

そして、ご両親はどれほど嬉しかったでしょうか!!

親子の絆が怪しくなってきた最近のことを思うと
(あたくしも人のことは言えないけど)、別に身内ではないけど、もの凄く嬉しくもあり、
また同じ男として”格好いい!!”と思います。

何より、息子さんも「ほうー!」とか「偉いねー!」だとか「格好いいねー!」
と言われて、照れ笑いです。

それを側で見ている、常連さん夫婦も照れ笑い。
なんて素敵な光景なのでしょうか。

乾ききった、あたくしの心が久しぶりに「潤った」感じです。
あたくしたち飲食店の仕事は、単に飲食を提供していては意味がない、
わざわざお見えになるお客さんと感動を共有し合うことをしないと。

お客さんには、それぞれの人生があり、また人には言えない、言いたくない
様々なドラマを持っています。

たまたま、常連さんだったから教えてもらえましたが、口には出しませんが
色々な事情でお見えになるお客さんの為にも、常に気持ち良くお帰り
頂くようなお店作り(ほとんどは”スタッフ”ですけど)をしていくのが、

あたくしたち”飲食業”で働いている者の使命でもあり、
誇りなんだな~とつくずく思い、それを先日も話しましたが、このような
日常の”感動”を若いスタッフと共有していくようにして行きます。
(それが何よりの勉強ですからね)

う~ん、Yさん、いつもありがとうございます。本当に幸せな日でしたね。
しかも、帰り際まで息子さんのことを思って、それらしいことを言わないなんて。

それと息子さん、今度は彼女を連れてきなよ、悪いようにはしないから。。。。。
あっ、お父さんに会っちゃうか。しかも、酔った。(笑)

そういえば、あたくしの”初任給”は何に使ったのかな?

皆さんは”初任給”を何に使いましたか。。。。。

いずれにせよ、この”トップギア!!”を見て頂いている
大部分の人達は「”初任給?”懐かしいな~」と思う世代なのは確かなようです。。。。。

故郷はあったかい。。。。。

負のオーラ魔人。

こんなことを言うと”おかしなやつ”と思われるかもしれませんが、
(既に思われてるけど)
ここ2,3年ですが、付き合って良い人間と、そうでない人間が
なんとなく99%の確立で分かるようになりました。(今さらかよ!)

何でしょうか?
そうでない人は「話が通じない」んですね、まったく。

って言うか、その人が近くに来ただけで「負のオーラ」出しまくりで
今まで普通に上手く行っていたものが、その人が来たり、絡むと
急激に周りの歯車が狂って来るんです。。。。。

不思議です。

だから、以前は変な同情心や使命感を自分勝手に感じて
雇ったり、一緒に飲みに行ったり、その人の店へ行ったりしていましたが、

それが、ま~ったくの間違いであり、そのような中途半端なことを
してしまうと、お互いが不幸になるとことに気付きました。

なので、最近は人に紹介されても、昔の好(よしみ)と言われても
断るようにはしています。(それでも70%くらいですが)

で、どうしてそのような事になるのか?
と思い巡らすと、単純にそのような人は何も考えていないか
考えていても「お金のこと」しか考えていないか、常に「マイナス思考」なんですね。

そのような人に限って、いかに自分がこれまで苦労をして来たか?
を切々と話し、必ずといっていいほど周りの環境のせいにするんですね。
(必ずです)

「そこの社長(上司や周り)と考え方合わなかった。」とか、「寝る暇もなく
働いたのに給料が安かった。」とか、「昔の古傷が」とか。。。。。

どの面下げて、社長や(上司や周り)と考えが合わなかったと言うのでしょうか?
寝る暇もなかったのは、単にお前さんの要領が悪かったんじゃないの?
昔の古傷?お前は何者だよ。と・・・・・思うのです。

って言うか、そのようなことを言って、この”元エスパー”のあたくしが
「可愛そうに、さぞ大変だったね。」なんて言うとでも思ってんのかYO!!

そのようにして以前働いていた環境や、自分のこれまでの不幸な生い立ちを
平気で口にしているのが、どんなに”みっともない”事なのか分かってないんだYO!!!

面白いもので、そののような人は2パターンありまして、
1、最初から「貧乏神」が憑いているような人。
2、徐々に言動がおかしくなってきて、いつの間にか「貧乏神」がついてしまっている人。

で、経験上そのような人は必ず問題を起こします。
で、その人が辞めたり付き合わなくなると、明らかに「スーッ」と潮が引いたように
問題ごとがなくなるのです。

「単に神経質になり過ぎなんじゃないの?」と思われもしますが、
そういう皆さんの周りでもありませんか?

そのよう人の行動パターンの一つが
「言ったことをまずやらない」です。
そして、「誰かに(スタッフだけではなくお客さんにも)迷惑をかけてしまう」
と、この2点がものすごく目に付くのです。

あっ、別に人を好き嫌いで言ってるんじゃないですよ、
あたくしは単に”元エスパー”として、と~っても感じるだけです。(そんな自分が”ニクイ”)

逆に、良く分からないけど、その人がいると会社や店や飲みに行っても、
その人が居るだけで楽しくて良い方向へ行く!ってありませんか?

そのような人の特徴は
「良く声が通る」そして「明るい」
とにかく明るいし、笑い声が響くのです。

どうしてこのようなことを言うのかと申しますと、
最近、そのことを考えていたら、
「負のオーラ」を呼び寄せてる事体「お前こそ負のオーラだ!」って
今更ながら自分自身のせいかな?って

今、気付いたからです。。。。。
(遅い!)

なので、もう愚痴も言いませんし、ため息も付きませんし、汚い言葉で
人を罵ったりしません。

これからは、いつも天使のような笑顔で「微笑んで」いるようにします。

えっ!?それは”キモイ”?

じゃ、今までどおりにしとこっと。。。。。

ダメだこりゃ。

あたくしたちの出来ることは。。。。。

やっと春らしくなり、今日も良い天気ですね。
皆さんは”G・Wニコル”を満喫していますか?

先日、”てまひま”のブログでも紹介されましたが、
新年度らしく新人が入りました。

名前は”ゆずは”です、
しかも”19歳”と言う若さ。

でも、本人からすると、その若さも”何か?”といった感じで、
普通なんでしょうね、きっと。

どうなんだろう?
19歳の時は(個人差がありますが)、どのように考えていたっけな?

って言うか、一応、人生の先輩として何を与えられるだろうか?
なんて、柄にもないことを考えたりもしています。。。。。

43歳のあたくしの言っていることをどこまで理解しているのかな?
また、どこまで理解させられているのだろうか?

なんて、ガラガラヘビみたいなことを考えたりもしています。(なんだそれ)

これから、本当に様々なことを経験していきます。
恋愛をしたり、傷ついたり、失敗したり、喜んだり、
裏切られたり、また、仕方なく裏切ってしまったりと・・・・・。

当然、良いことばかりではなく辛く悲しいことも、た~くさん待ってます。

きっと、アルバイトをする上では”生活費”を稼ぐために働いて
いると思うし、別に特別な目的があって”てまひま”へ来たわけでは
ないとも思いますが、

しかし、せっかくこうして何かの”縁”で出会えたのですから、
ただ単純に”作業”を覚えてもらうだけなら、と~っても寂しいし
もったいないので、やはり彼ら彼女らにとって、

何か一つでも二つでも、これから生きるうえで心に残る何かを
それが言葉でもいいし、態度もいいので焼き付けて貰えたら嬉しいですね。

別にあたくしは”聖人君子”ではありません。
その人の為も確かにありますが、きっとものすごく後悔して来た人生ではないのですが、
単純に「いつのまにこんなに月日(年をとった)が経ってしまったんだろうか?」と
自分でも本当に驚いてしまうことが多々あるので、

つい、老婆心なんぞが出て来て「あっという間に時が過ぎて、すぐに俺の
年齢になっちゃうから、今日と言う日もムダにするなよ」なんて言ってしまうのです。

でもね、普通に生きていれば”ムダ”な日なんてないんですよね、
しかも、そのようなことを言ったからってそんな簡単に「はい、分かりました。
では、私(俺)は今から”ムダ”に生きないようにします。」

と言ったからとしても、何がムダで何がムダでないか?なんて
分からないですもんね。

そういえば、あたくしの一つ下の幼馴染の子どもで、
伴や尚吾、龍治の調理師専門学校の後輩で”勇(ゆう)”と言うのも
”てまひま”で頑張っております。
ファイル 601-1.jpg
はにかむ所が”こうじ”に似てなくもないかな。

”勇”は、「倉吉」と言う以前の会社に居た時に立ち上げた”ラーメン屋”
さんでもアルバイトをしていたとのこと、う~ん、出会いって面白いですよね。

さぁ、二人ともこれからどんな人生を歩んでいくのでしょうか?
そればかりは”元エスパー”のあたくしでも分かりません。(いかんせん”元”ですからね)

ですが、ど~んなに辛いことがあっても、ど~んなに思い悩むことが
あったとしても、そんなもんは必ず時間が解決してくれて、その次には
絶対に良いことが待っているので、

だから、決して一度や二度の失敗なんかで挫(くじ)けないで、
尊い自分の人生を命一杯歩んで欲しいと、心底思います。

その為にも、あたくしたち少しばかり先を進んできた者が
しっかりとしなきゃ行けないな~と思いつつ、

今日も酒を飲む。。。。。
それが”ムダだ!”つーの!!

”てまひま””欽ちゃん本店・支店””徳太郎”は
元気に営業していますから、お待ちしていますね~!!!

今日はこんな曲がいい。

ついに始まりました。

いよいよ「上海万パク」が開催します。

まぁ、例のごとく、ただ「パクるのではなく、それをまたパクル」と言う(パクリ返し)
「なんだかな~」と思いきや、しまいには「開き直って正当化する」と言う
”伝家の宝刀”を抜いてまでの派手な開催です。

まぁ、日本も40年前には似たような事があったのかも知れませんが、
それにしても、ここまで来ると「やり過ぎ」「過剰反応」に映るのはあたくしだけでしょうか?

この度も開催中は色々なことが禁止されたり、マナーが悪いので
市民向けにルールも制定されたようですね。

・会場周辺では屋外での物干し禁止。
(昨日行った、ラーメン屋のおばあちゃんが呆れてました)

・パジャマ姿で外出禁止。(ハイヒールにパジャマ姿がニュースに流れていた)

・自転車での追い抜き禁止。(細Bは無理)

・食べ放題で食べ過ぎない。(OK牧場か?懐かしい)

・映画館では大声を出さない。(嘘だろ?)

・エレベーターは降りる人が優先。
(当たり前だよ、じゃねーと”びっくり日本新記録”状態で何人まで入る?状態だろ)

・外国人には熱心に対応を。(ボルなよ)

・スターに会っても平常心で。(スター、錦野旦(にしきのあきら)が悲しむだろ)

さぁ、この国が現在はGDPでは世界第2位の経済大国になり、
成長率も群を抜いて右肩上がりです。

しかし、この国の都市部と地方との格差、同じ都市部でも目と鼻の先での
格差も尋常ではありません。

確かに、あれだけの人口が目覚める時には、ものすごいパワーを
発揮することでしょう。まさに「狂乱乱舞」の状態です。

多分、今までは共産党一党独裁体制で統制をしてきましたが、
一度、勢いの付いた人たちや経済を今までのようには統制しきれないんじゃないの?
と思うし、何より、成長も急成長の青天井だと、もし、失速した時の
その反動も、もの凄いことになるのではないでしょうか。

むしろ中国の脅威は経済発展や軍事力増強よりも、失速してしまった
時の民の暴動や、それをガス抜きする為にどこかの国が”いけにえ”になるのでは
ないか?と言うのが、率直なあたくしの感想です。。。。。

モデルの”マチコさん”。

あたくしが21歳の時に”ロサンジェルス”で出会った素敵な”マチコさん”の
後編です。

酔った“マチコさん”をやっとの思いで家まで送ったあと、
そのお礼なのかどうか”マチコさん“の家にお呼ばれしたところまで書きました。

いよいよ、待ちに待った“マチコさん”の家にいく日が来ました。
”マチコさん”の仕事が終わるまで、ダウンタウンなどでスパニッシュや黒人やらと
緊張した時間を過ごしながら待ち、

いよいよ時間になりました。何という至福の時間でしょう、
明らかに体中の細胞が喜んでいるのが分かりました。

しかも、ただ家に行くだけではなく”宿泊”ですよ、「しゅ・く・は・く!」
一発二日じゃなく、一泊二日デス。

いきなり”マチコさん”があたくしたちに、それもごく自然に”サラッ”と
まるで春のそよ風のような言葉でこう言いました。

「子どもと犬がいるから。」

人間って不思議です、普通にショッキングな事なのにとっさ的に
「ここは自然に振舞うのがベストじゃないか!」と、迷いもないと言うのか、
迷いという思考能力を一瞬消えたと言うか、

あまりにも”マチコさん”が
自然に本当にごく自然に春のそよ風のように言ったので、
あたくしと友人の二人は「はい。」と素直に返事をしておりました。

”マチコさん”の家は日本人も多く住む治安の良い場所です。
犬は飼い主が来るとわかるらしく、家の近くにまでくると既に「ワン、ワン」と
吠えまくっており、何となくその後の展開の予感めいたものを感じたのでございます。

玄関のドアを開けると勢いよく犬が吠えながらやってきて、
その後から”息子”さんが。。。。。

息子さんの名前は忘れてしまいましたが、犬の名前は”まさひろ”と
言う名前です。小さくてよく吠える犬です。(ミニチュアダックスフンド)

子どもは母子家庭なので、家に男の人が来るのが嬉しかったらしく、
すんなりとあたくしと友人の二人になついてくれました。

”まさひろ”は突然の男二人の訪問に興奮していて、しつこいくらいに
まとわり付いて来るので、子どもを利用して遠ざけるようにしておりました。

子どもはテレビゲームにはまっており、あたくしはま~ったく興味もなく
下手なんですが、状況を考えると取り敢えずやるしかありません。

年の頃でいうと、6,7歳位でしたので大人の男性と遊ぶことが
少ない分、ゲームの後はアニメのヒーローごっこなどをせがんでくるので
まぁ、そういうのは嫌いな方ではないし、何より”マチコさん”の喜んでいる
顔も見れるので、”御茶の子さいさい”ってな感じで一緒に遊びまくりました。

しばらく時が過ぎ、近所にある居酒屋へ行こうということになり、
”マチコさん親子”とあたくしと友人の四人で行くことになりました。
(マチコさんの家でも軽めの食事はとったけど)

子どもの”スケートボード”なんかに交代で乗りながら”わきあいあい”の
雰囲気。居酒屋でもかなり盛り上がっていて、まさか、札幌くんだりから
21歳のあたくしたちが、このような場所にいるなんて周りの人も思うはずがなく、
当のあたくし本人も何だか不思議な感覚でした。。。。。

さんざん居酒屋で盛り上がり(もちろん払いはあたくしたちです)、
帰り道で、何となく隠れん坊をしながら帰ることになり(隠れん坊を何となく
するのもどうかと)、なんかその辺から・・・・・。

その前にも居酒屋から出て少し歩きだすと、子どもと友人が”スケートボード”で
遊びながら先を行っていて、と言うことは必然的にあたくしと”マチコさん”が
夜道で二人きりになるという方程式が出来上がり・・・・・

どちらからともなく、手だったか腕を組んで歩いているのであります。。。。。
そんな状況での隠れん坊ですよ・・・・・!!

子どもが鬼の役の時に、二人してどちらからともなく暗がりの方へ、
お酒も手伝ってか、これもまた必然的に”キス”なんぞをしてしまいました。。。。。(ワォ!)
(と言っても、濃厚なのではなく中学生の”初めてのキス”のような感じのです)

と、思いきや突然「ダメー!」と、その場面を子どもに見られてしまいました。(最低です)
”マチコさん”は子どもに「そんなんじゃないのよ。」と、これまたごく普通に
言い終えると、何事もなかったかのようにまたスタスタと歩き出しました。(女は強い!)

家に帰り、また子どもと遊んで、時には英語の発音を教えてもらったりと、
”マチコさん”からもう遅いので「寝なさい」と言われても、よほど楽しいのか、
もしくはお母さんのことが心配なのか?(笑)
一人では寝ようとはしなくて一緒に寝ようと言うのです。

何とか”マチコさん”がようやく寝かせて、そこから大人三人で色々な話しをしました。
まぁ、ほとんどは”マチコさん”の東京時代と”モデル”の話しでしたけど。。。。。

朝、目覚まし代わりに犬の”まさひろ”が吠えながら、寝ているあたくしと
友人の周りを異常なくらい走り回りうるさくて、布団を頭からかぶっても
その布団を引っ張って、しまいにはあたくしのパンツまで脱がそうとする始末です。

それを見ていた子どもはよほどおかしかったのか、
止めるどころか、逆にけしかける始末。(こんちくしょう!)

まぁ、てんやわんやな一発ではなく(ホントに)一泊二日の楽しい時間も過ぎ
”マチコさん”と一緒に家を出て地区専用のバスで”リトル東京”で別れました。

あたくしたちはそれから、”サンタモニカビーチ”の方へ移り、
そこで最後の一週間を過ごしました。

日本へ帰る日は残念ながら、”マチコさん”はシカゴへ一週間くらいモデルの仕事に
行っていて会えませんでした。

「私ねぇ、東京に居た時に”正博”さんと付き合っていたの・・・・・」

お父さんは「大手証券会社」の会長さんだって言ってました、
日本からロスへ来たのが6、7年前、ちょうど子どもが生まれた時期。

愛犬の名前は”まさひろ”。。。。。

何があったかは知りませんし、聞く立場でもない。
ただ、あたくしたちみたいな「どこの馬の骨」だか分からない者達を
親切にしてくれて、家にまで招待して。。。。。


”マチコさん”の家を出るときに、子どもが「今度、いつ来るの?」と。
あれから22年、”マチコさん”は元気にしているのかな?
あどけないあの子どもは28,9歳になっています。(憶えてるかな?)


21歳の若者が友人の「かー、アメリカに行かないか?」
「うん、いいよ。」と、理由も何も聞くことも、何の不安もなく返事をして、
当時乗っていた白の「ハイラックス・サーフ」を140万で売って

「何かが変わるかも?」「何かが見つかるかも?」との思いで行った
アメリカはロサンジェルス。

結局、何が変わったのか?明確に何かが見つかったわけでもなかったけど、
22年経った今でも、あたくしの中ではあの一ヶ月の一つ一つが今に至るまで
とっても貴重な体験になっています。。。。。

でも、帰ってきた時に12380円しか残っていなかったのには驚いた。。。。。


あっ!思い出した子どもの名前は
「ま・さ・よ・し」でした。。。。。

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やっぱり名曲だ。

モデルの”マチコさん”。

若い時に何かを求めて”ロサンジェルス”へ行ったと
この”トップギア!!”でも何度か書きました。

その時に出会った”マチコさん”のことを前編・後編で書きます。

向うへ行き”リトル東京”で買い物なんかをしてた時に
”マツザカヤ”があり、どういう訳かそこの綺麗なおねーさんと
お友達になりました。

”マチコさん”といい、どうなんだろう?あの時あたくしは21歳
だったので、”マチコさん”の年齢は多分30ちょい過ぎだったと思います。
(なんとなく”夏木マリさん”に似ていました)

日本では若い時にモデルの仕事やっていたそうで、
当事もたまに店を休んではモデルの仕事で”ニューヨーク”
とかに行っておりました。

あたくしと友人は”リーゼント”で揃いのジャンパーなどを
着ていたので、当時はあまり観光客や現地での日本人でも
そのように目立つ格好をしている人は少なかったので、

日本でモデルをやっていた時に、業界関係の人たちと交流を
持っていた”マチコ”さんとしては、きっと面白がってくれたのだと思います。
(だって、日本なら絶対に見向きもされないオーラがありましたから)

で、あたくしと友人は何かとかこつけて”マチコ”さんに会いに行き、
けっこう親しくなり、「じゃぁ、今日は”リトル東京”で飲みましょう!」
と言うことになりました。

あたくしと友人はよく”ススキノ”へ行っていたのですが、向うへ行き
その辺では中々飲めないので、ビールとか当事日本では高級品だった
「ジャック・ダニエル」が異常なくらい安かったので、それをホテルの部屋で
飲んでいたので、久々に外で飲める喜びと

モデルの”マチコ”さんと飲める喜びとで、友人と二人して思わず
「歓喜の踊り」をする始末でした。。。。。

知らなかった・・・・・、
”マチコ”さんが浴びるほど「白ワイン」を飲むなんて、
しかも酔っ払いながらも「強い!!」(当然、払いはあたくしたちです)

日本と違いアメリカは飲酒運転はOKで(な、わきゃない)、
まぁ、若気の至りで”マチコ”さんを乗せて家に送る事にしました。

「おい、ここどこ走ってる?」
「どこだろ?」
「マチコさん、どっちへ向かえばいいですか?」

後ろのシートで、酔ってうつらうつらしている”マチコさん”が
「もっと先・・・・・」
「もっと先・・・・・?」

「おい、本当にいいのか?何だかホームレスとかいっぱいいるぞ」
「俺も、さっきから気になっていた。」
「マチコさん、どっちへ行けばいいですか?」
「う~ん(眠そうに)、行き過ぎ、引き返して、ぐ~。」
「・・・・・」

本当は車で30分くらいの日本人が多く住む治安の良い場所のはずが、
行けば行くほど、治安の悪い地域へ入って行き、しかも既に二時間近く
車を走らせていたので、ガソリンスタンドへ寄ることに。

檻のような中に入っている人にお金を渡して、セルフで給油して
「いざ出発!」しようかと思ったら、窓を「コン、コン」と叩く音が。。。。。

「ん?何か音した?」
「したよね?」
「コン、コン」とまた音が、

運転席から目を横にやると、ジージャン上下で着替えを入れるような
肩から下げるバッグを持った黒人の人が覗き込んでおりました。

どうしたんだろう?と、普通に窓を少しだけ開けると、英語で何やら
話しています。「グッドモーニング!ケン・オカ!」位しか解らないあたくしは
首をかしげていると、その黒人は胸のポケットから輪ゴムでドル札を
丸めたのを見せてきました。

どうやら車に乗せてくれと言っているようです。
しかも、「お金はあるから心配すんな」と言っているんでしょう、きっと。

「どうする?乗せようか?」と友人と話し合っていた瞬間、
先ほどまで酔って「前だ、後ろだ、右だ左だ、スーパーマンだ!」と言いながら寝ていた
”マチコさん”が「窓、閉めて!!早く車を出して!!!」と、

「ホンマに寝てたんかい!」

と思うような、思いっきり緊迫感のある声で叫んで来ました!
(って言うか、そっちの声の方がビビったんですけど・・・・・)

「ダメよ、絶対に乗せちゃダメよ。いい、分かった?」
「ハイ・・・・・。」と、車を出してからすっかり素に戻った”マチコさん”に怒られ慰められて、
向うへ行って初めて”切なさ”が込み上げてきました、二人して。。。。。

それからは、さすがに”マチコさん”も目を覚まして、
「えっ!?ここどこ?ねぇ、ここどこ?」と。。。。。

それから1時間くらいして、やっとの思いで帰ってきましたが、
その場所は、やはり普通に帰れば”リトル東京”からは30分ほどの場所でした。

”マチコさん”は酔うと、
「私ねぇ、東京に居た時に”正博”さんと付き合っていたの、それで”チャー”なんかとも
よく遊んでいたわ。
”ジョニー大倉”とも知り合いなのよ。あんたどことなく似てるわね。」が口癖でした。

家まで送った帰り際に、「ここが私の家なの、今度、泊りにいらっしゃいね。」と。

「ウオー!!」
あたくしと友人が「歓喜の踊り」をしたのは言うまでもありません。。。。。

正博さんって。。。。。?

”チャー”はモテたんだろうね。

夏木マリさん。
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こんな感じの人。
(気絶するほど悩ましい人でした)

今時の若い者は優秀です。

よく、今の若い者は・・・・・
と言われますが、実はあたくしは今の若い者は”凄い!”と
思うことの方が多いのです。

なぜか?と言いますと、情報が発達している分物知りだからです。
パソコンもメールも扱うのが上手いし、それなりに知識もある。

きっと小さい時からそのようなモノを扱ったゲーム等で
慣れているのでしょうね、きっと。

それに結構、脳みそが柔軟です。

って言うか、あたくしが”アナログ”過ぎるから、ある意味憧れなんでしょうかね。

確かに酒を飲む若者や、車など今までの男子が興味を持ってきた
モノに関してあまり関心がなくて、その割にはチャラチャラ系か
草食系と言われているのも納得しますが、

でも、あたくしの若い時よりも間違いなくしっかりしております。

時には小憎らしいほど先のことを考えているし、もっともらしい
理論武装をしているけども、それでもあたくしどもよりも実は物事を
冷静に考えているのではないのでしょうか?

だからこそ、このような若者達を思う存分、四の五の言っても
使わない手はないと思うし、ガンガン戦力にしていくべきです。

そして、ある意味においてあたくしたち大人のせいでもあるし
愚痴を言っても始まらない、あたくしたち大人は行動あるのみです。

昨今、男子より女子の方が働くし責任感も強いのですが、
やはり”ここ一番!”では男子の覚悟に期待したいところです。

きっと、小さい時から家庭で学校で真剣に話す人や叱る人が
少なくなったのかな?と。

いえ、小さい時はいいのですが、例えアルバイトでも社会人の
中で働く時に、しっかりと向き合って話してくれたり、叱ってくれる人が
少ないと思うのです。

「こんなことを言ったら、うざったがられるんじゃないか?」とか、
「嫌われたくない(恋人かよ)」とか、「波風を立てたくない」と、
いった馬鹿の一つ覚えみたいに”物分りのいい大人”になろなんて
せこい事を考えているから、おかしくなるし逆に舐められる。

それと、賛否両論はあるけど、よく「叱る時は感情をだしゃダメだ。」
と言われますが、あたくしからすると「なぜ?」となります。

あたくしは別にいいんじゃないの?
感情が出ると言うことは、それだけ真剣に思っていることになりませんか?

えっ?「ならない。」
「そうですね。」(否定しないのかよ!)

まぁ、確かに”感情”ばかりに流されるのはいけない。うん、いけないぞ。
しか~し、だって”人間だもの”感情的にもなるわね。(ですよね”みつを先生”)

だから「今時の若いもんは」なんか言ってるくらいなら、感情的になろうが、
うざったがられようが、どんどんと自分から距離を詰めていくべきだと思うのです。

そういえば、大昔に建てられたエジプトのピラミッドにも
「今時の若い者は・・・・・」と書かれていたくらいだから、永遠のテーマというか
居酒屋かなんかで、上司や会社、社会の悪口と同じようなモノですよね。

本当にそんなことを言っている暇があれば、
バンバン、ビシビシ、キュッキュッ(なんだそれ?)と、若者と何度も
話しあい、そして仕事を覚えてもらい”輝かせる”ことが、あたくしたち世代の
務めというか”使命”なんじゃないですか。(ある意味、これも社会貢献です)

人って、どれだけ接したか、話したか
その頻度が大切なんだと本当に思いますよ。

あたくしたちは絶えず夢や目標を語り、そして彼らの夢や目標を
聞くことをするのがいい。

えっ!?ど~しても噛み合わない、感性の合わない時はどうするのか?って。
お前にはそんな輩はいないのか?って?

ハッキリと言います、
「います。」

それで、どうするのかと言いますと、
「ぶん殴ります!!」
って、うそですよ。。。。。

期限を設けて、やってもらいます。それでもダメならお互いの為にならないので、
違う道を選んでもらいます。

経験則で言うと、生身の人間のやることですから、
「これは自分が意地になっているのか?本当に相手の為なのか?」
と思ったら、相手のためと言いながら結構自分の意地になっている時があるからね。

それと、一度距離を置いたほうが、
理解し合える場合がありますから。

ただ、いずれにせよ今後も若い人に沢山色々な経験をしてもらい
成長させたい。と言う思いはあるので、これからも「口やかましいオヤジだな。」
と言われながらも、仕事をしていきたいと思うのです。

ほらね、こんな有望な?スタッフも・・・・・
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ぜい分と思い切ったな”カズ”、と言うか”うまく目立たなくしたな”

薄さを。。。。。

ん?何となく”K太郎”のにおいが・・・・・。

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