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友情。

キンコ~ン、カンコ~ン・・・・・
ガラガラ~と教室の引き戸が開く。

3時間目の期末テストの担当の先生は「山岡」。
だいたいテストの時にはどの先生がくるか分らないけど、
よりによって「山岡?」とクラス中が思いました・・・・・。

この「山岡」と言う先生は元炭鉱マンで工業高校の機械化の
先生になった変り種、主に”仕上げ”というのを教えていました。

あたくし、けっこう不器用なのでボルトの穴を開ける作業で
皆は真っ直ぐに開けるのですが、どう言う訳かあたくしの場合は
斜めに穴が開いてしまい、すると山岡に「どら、見せてみろ。
何だこれ!オレが今まで教えてきた中で初めてこんなの見たぞ!」

と言いながら、そのボルトを持った手で「ガツン!」とゲンコツを
張られてしまい、追い討ちのように「しかし、なんだな、ある意味
こんなの作る方が難しいだろ。」と妙に感心されました。(なら、ほめろよ!)

次に柄の長いハンマーでいらなくなった”鋳物(いもの)”を
数人と中庭で調子にのって壊していると、いつのまにか誰が一発で壊せるかとか、
早く壊せるのは誰だとなり、負けず嫌いなあたくしは渾身(こんしん)の力で
振り下ろした”ハンマー”が急に軽くなり、「あれ?」と先を見ると先端のハンマーが
転がっており、あたくしは”柄”だけを持っておりました。

今まで近くに居なかったはずの「山岡」が、突然ムササビのごとく目の前に
現れて「バカヤロー!」と言ったかと思うと「ガツン!」と。
あたくし「あー!痛ッ痒い!」と大きな声で言ってやったら、さらに力のこもった
ゲンコツがピンポイントで同じ所に落ちてきました。。。。。

だからけっこう苦手な先生でした。

教室へ入るなり、山岡はすぐに異変に気付きました。
視界が60%くらいの教室、そして明らかにニコチン臭。
山岡はまるで霊能者のように教室中を舐めまわす様に見渡すと
同時に「スッスッ」と臭いを嗅いで、そして教室の天井で目が止まり。

「よ~し、お前らそこ動くなよ。いいか!オレが戻るまで一歩たりとも
その場所を動くなよ!」と言いながら、山岡は職員室へ戻りタバコ検査の
「リトマス紙」を取りに戻りました。

この「リトマス紙」は付箋のような紙をぺロッと舐めて、それをスポイドで
何かの液を垂らし、色が変色すると『黒』です。

本当に一歩も動かない”バカ”はいません。各自ストーブにタバコを入れたり、
窓から捨てたりと・・・・・。

あっ、ちなみ多少の煙や臭いなら100歩譲って多めに見てもらえますが、
その日の煙は尋常ではなく、決定打は天井にタバコの”フィルター”が
何個もくっつけていたからです。(当時、吸い終わったタバコのフィルターにツバを
付けて”ヒョイ!”と天井に投げると付くのが面白くて。まぁ、証拠は十分過ぎるほどです)

「山岡」が戻り、一人ずつ前に出て「リトマス紙」を舐めりまた席へ戻ります。
あたくしは中学で辞めたので当然自信満々でしたが、「山岡」が『黒』の人間の
名前を呼び始めましたが、余裕でした。

何番目かに「加藤!」
「えっ!?なんでよ・・・・・?」これはあたくしが言ったのではなく、クラスの
人間が言いました。皆もあたくしが吸ってないのを知っていたので、「まさか!」と。

「ほら!見てみろ!加藤、出てるんだ!!」
「先生!俺、吸ってねーよ!」
「じゃあ、何で出てるんだ!」

すると、友人達もみんな一斉に「先生!かーは本当に吸ってねーよ!」とか、
「絶対に何かの間違いだって!」と言ってくれました。

その中の一人に”いも”と言う家の近い友人が、
「先生!かーは絶対に吸ってねーよ!吸った俺が保証するんだって!」

とうとう、その熱意に「山岡」も折れて、「そこまで言うんだったら、信用するか。」
みんな安堵の顔。しかーし!「山岡」はそこまで甘くはありません!

「石黒(いも)、お前、さっき何て言ってた?」と不敵な笑み。

と言うわけで、”いも”を含め3、4人が一週間の停学になってしまいました。。。。。

”いも”元気かな?
もう、かれこれ17,8年は会ってないな~。。。。。

追伸、「リトマス紙」を取りに行く「山岡」の怒りで肩をゆすりながら歩いていく後姿を
前と後の戸から”そっと”皆で見ていたのも懐かしい・・・・・。

やけに・・・・・。

中1の時に自転車で隣町まで行った。
何もすることがなかったので。

芦別の駅前で自転車にまたがりながら、
片足をガードレールに掛けていた。

駅に数人の高校生がいた。
同級生が転校するみたいで、皆で記念写真を撮っていた。

多分、「しゅうへい君」と呼ばれていた人が転校するらしい。
そして、友達に背中を押されるように一人の女性が横に並んだ。

その女性はもの凄く照れていた。
周りからも冷やかされていた。

冷やかされながらも、2人で腕を組み記念写真を撮っていた。
撮り終わると、何故だかその女性が泣き出した。

その光景を「ずーっと」見ていた。
子供ながらも少し感動した。

調度、夕方だったので西日が眩(まぶ)しかった。

いつも何か琴線に触れる事柄のほとんどが夕方に起きる。
だから夕方が好きなんだ。

ちょうど、30年前の今頃だったと思う。
なぜか、最近はあの頃のことをやけに思い出す。

そうだ!本当は万引きしに来たけど、あの光景を見た
お蔭で万引きなんてしなくて良かった。。。。。


せっかく昨日、ようやく夏らしくなったんですがね。
どうにか、短い夏なので好天が続けばいいですね。(ビールが美味しいから)

やっぱり”和服姿”はいいですね。

今日は七月七日”七夕”です。

北海道は八月七日が”七夕”のところが多いと思います。
まぁ、今さら”七夕”をここでうんぬんしても仕方ないので
あえて申し上げませんが、やはり”七夕”と言えば『浴衣』です。

どうして『浴衣』を来ている女性は愛らしいのでしょうかね?
多分、そう思う殿方はあたくしだけではないと思うのですが。。。。。

ただ、最近は思いっきりこれでもか!と言うくらい”茶髪”で
化粧も肉食系で、いまいち清潔感がないのが残念です。
もう少し何とかならないのでしょうかね。

それは成人式や結婚式の時もそうですが、完全に和服の
着こなしを間違えていまし、わかっちゃいない。まだ、どこかに
和服に対する憧れがあるのなら、もう少し”身なり”を合わした
方がいいですよね。

それと最近は夏にたま~に、和服を来て歩いている女性を
見かけますが、あれはイイ!実にイイ!!、しかも着物は涼しく見える。

本当に清楚な感じがにじみ出ています。
だいたい『浴衣』は気軽に誰でも来ますが、ある意味において
今のこのご時世に和服姿で街を歩くって言うのは、それなりの覚悟が
いるんじゃないのかな?と思うんですよね。

生け花や着付けの先生なら普通かもしれませんが、一般の方が
普通に”和服”を着て街を歩いている姿を見ると、なんていうのかな
『これぞ日本人!!』と感じますし、ある意味女性の”逞(たくま)しさ”
を感ぜずにはいられませんよ、あたくしは。

たまに”すすきの”なんかでも和服を来ている方と同伴で歩いている
男性を見掛けると、なんだか『優越感』に浸っているし、どこか自慢げ
ですもんね。確かに”羨ましい”です。

女性の和服姿は究極の”エロス”なんじゃないのかな?と本気で思うのです。
”エロス”と言いましても、時代劇とかで悪代官が娘の帯をとりながら
「あっれ~・・・・・」とかやる感覚じゃないですよ。

もっと”崇高”なものを感じます。うん。

それに引き換え、現代男性の和服姿はどこか変です。
多分、体型なのか?髪型なのか?(ロン毛)
それとも男性としての心持ちがないからなのかは分りませんが、
どうも上っ面に見えてしまう。ちっとも格好よくない。(特に若者)

雪駄(せった)や下駄(げた)の履き方や歩き方もわかっちゃいない、
例えば甚平や作務衣(さむえ)を着ていても、どこか猫背で
胸板もなく、なもんで余計に貧弱で”ちんちくりん”に見えるんですよね。

あっ、あたくしは似合いますよ。
中学生の時は『剣道』をしていたし、その位から夏は”甚平”や
”作務衣”は普段着みたいなもので、雪駄、下駄はもうほとんど
足の一部でしたから。

だから、今度『着物』に挑戦してみようと思う今日この頃でした。

いや・・・・・、あと10年早いか・・・・・。

昨日、和服を来ている女性を見かけて2丁ほど後を追いかけてしまいました。
それだけ、素敵だったもので本日はこのような事を書いて見ました。。。。。

どうか、”和服姿”の似合う女性とめぐり合えますように。
と、今日は”七夕”なのでお願いをして見ましたとさ・・・・・。

ライブに行って来ました。

昨日、先輩でもある『高山さん』のライブを見てきました。

先日、高山さんのお店に行った時に、そこに来ていた人が
今度ライブハウスを開店すると言うことで、それで高山さんも
出るとのことで、それが昨日でした。

あたくし、けっこう人見知りで 内向的(ネクラ?)なので、
知らない人がいて初めての場所には行きませんが、これも何かの”縁”です。
人生タイミングですよね。

18:30分開演、19:00スタート。

行こうと思い場所が分らなくて高山さんに電話したけど繋がらなく、
なんとなく”勘”で行くと「ビンゴ!!」でした。(結局、高山さんから連絡来たのは
20:07分でした。おせーよ。)

案外、律儀なあたくしは18:26分に行きました。
まったく知ってれる人いません。

でも、なんとなく雰囲気はいい感じです。

昔、キングムーンへ行き踊れないあたくしは、ひたすら「カンパリ・ソーダ」を
飲んでました。多分、記憶にある分で23杯。ただ飲んでました・・・・・。(笑)

でも、もの凄く楽しかったです。

なんか同じ歳の人や上の人達が夢中で踊ってるのっていいですね。

途中で高山さんが来て、それから同級生の”トッチ”も来ました。
「おう!トッチ。」
「おう!かー。」

なんか心強くなってきて、なんか好みの娘(こ)がいたので、
「高山さん、あの娘(こ)いいですよね」
「どら?ダメだ恐そうだ」(って、言うか高山さんの方が十分恐いけど)

すると、しばらくしたら高山さんがさっきの娘(こ)を連れて来てくれたんです!!
なんて後輩思いなんでしょうか・・・・・。

と、思いきや「かー、この娘(こ)オレの後輩の彼女だから、やっぱりダメだわ。」
(だったら、わざわざ連れて来なくていいのに。しかも、苦笑いしか出来ねーし)

まぁ、そんなかんなで盛り上がっていたら「あれ?トッチがいない」
で、トッチが連れてきた後輩に「トッチは?」と聞くと、「VIPにいます。」

「V・I・P?」

なに、それ?

そう言えば、さっきから関係者の人たちがいた部屋が・・・・・。
「かとうさん、トッチさんが呼んでます。」
「いいよ、俺はそんなところ・・・・・」

でも、10秒後には「VIPルーム」にいました。。。。。。

すると、そこにはまたまた同級生の”アッキ”が「デーン!」とイスに座っていて、
「おう!アッキ!!」

すると、周りの取り巻きのようなイカツイ人達が「誰?この人?さっきから
チョロチョロと早い時間から一人で飲んでたけど。」みたいな?

でも、”トッチ”や”アッキ”の友達だと分ると、なんていうの?
別にあたくし、ちっとも偉くないのに皆さんとっても良くしてくれました。
うん!やっぱり持つべきものは「金と力のある友人です。」

そこに、これまたかなりの大御所がいまして、
「かとうくんでしょ。話は聞いてるよ。」

あらら・・・・・。

それから、ライブが終った人達が代わる代わる挨拶に来て、なんて言うのかな?
先程も言いましたけど、あたくしちっとも偉くないし、まったくその辺の人たち
知らないけど、なんか一緒に挨拶なんかされて。。。。。。

まぁ、いいっか。

そんで、二次会、三次会と雪雪崩(ゆきなだれ、と言います)式の”バックドロップ”
のように、飲みに行きました。

でも、知らない人がいたせいか、あまり酔わなかったので、お蔭さまで「二日酔い」
にもなってません。でも、確実にアルコールは今も残ってますけどね。

でも、たまに、まったく知らない場所や人と会うのもいいものですよね。

色々と勉強させてもらいました。

”夢のまた夢”

先日、ある歌を聞いて思い出しました。
もう、23年も前のことですが。。。。。

何度も書いていますが、飲食業をやる前は建築業に従事しており、
あたくしほとんど北海道じゃなく、青森、関東方面が主な現場でした。

冬はまだ暗い内に宿舎を出て、日が落ちるまで”青函トンネル”にいたので、
休み以外はほとんど夜中状態でした。その分、夏は日が長く海も
すぐ前にあり、帰ってきたら皆で”ウニ”を獲ったりしてました。

でも、みんな10代、20代の若者なのでやはり週末には車で約1時間半
掛けて青森市へ行き、夜通し遊び車の中で蚊に刺されながら寝ていました。(笑)

青森は来月(8月)になると『ねぶた祭り』シーズンになります。
そんな時です、たった三週間でしたが夢のような時間を過ごしたんです・・・・・。

彼女は上司の行きつけの”スナック”で働いておりました。
本当は青森じゃなく秋田出身だと言うこと、夜の仕事はまだ一ヶ月位だということ、
釧路に親戚がいるということ、同じ年と言うこともあり何だか盛り上がって、
来週から始まる『ねぶた祭り』を一緒に見に行く約束をしました。

楽しかった。本当に幸せでした。仕事があるので週末しか逢えなかったけど、
それでも、土曜日に仕事を終えて一目散に青森市まで1時間半車を走らせて、
同僚に無理言って日曜日はギリギリまで付き合ってもらいました。

逢える機会や時間が限られてる分、もの凄く大切にするんですよね。
しかも今みたいに携帯なんてなかったので頻繁に連絡は出来なく、
連絡手段は彼女からあたくしのいる宿舎に電話が掛かって来るのみ。
他の人にバレれないように、いつもあたくしと唯一事情を知ってるもう一人の同僚とで
タッグを組んで出るようにしてました。金曜日の18:45分に。

お盆で一旦、札幌へ帰ることになり青函フェリーに乗る待合室でブラブラしていると、
なんと!見送りに来てくれました。一応日時は言ってましたが、予想外だったので
ビックリするやら嬉しいやらで。(でも、正直言うと期待はしてましたけど)

次に来るのは8月下旬で11月まで居れます。普通に考えて8回は逢えます。
なので、青森に来る時は異常なまでに一人”テンション”あがりまくりで、先輩から
「どうした?なんでそんなにはしゃいでんのよ?」なんて不思議がられました。

あの時ほど青函連絡船から見える”フリッパー(イルカ)”が可愛らしく、且つ
いとおしく思えたことはありませんでした。

いよいよ週末です、満を持してお店に行きました。少し奮発して、ファッションに
うるさい先輩に付き合ってもらい、当時若者の間で流行っていた「ニコル」のシャツ
なんて買ったりと。(C・Wニコルさんじゃないですよ)

「0美ちゃん、お盆で辞めちゃったのよ~」と、大原麗子さん似のママが言いました。
「お・ぼ・ん・で?????」「えっ!どうしてですか!」と言うつもりが、
「あっ、そうですか。」と言いながら苦笑いするのが精一杯でした。

それで、もう一人いるスタッフの方が「かとうさん、これ0美ちゃんから預かったお手紙、
後から一人になったら見てあげて。本当にゴメンなさいって。」と、小声で渡してくれました。

中味は見なくても分ってました、どんなことが書いてあるかくらいは。
それよりも「ゴメンさい」を言わなくちゃならないのはあたくしの方でした。

一度、青森へ向かう車の中で先輩達が、
「なぁ、あの0美って言う女結婚してるんだってよ。」って話しているのを、
うつらうつらしながら聞いてしまったからです。

あたくし驚きもしませんでしたし別にショックでもありませんでした。
「な~んにも聞いてないし、な~んにも知らないし」と勝手に自分を
思い込ませてましたから。

デート中、何度か彼女は何かを言おうとして、
一度下を向いて意を決したように見上げますが、
その度にあたくしは必死で違う話をしたんですから。

彼女を迷わせて悩ませていたのは、あたくしの方でした。
後先かまわず、単に自分が逢いたい衝動だけだったんです。
きっと辛かったと思います。

結局、彼女が選択したことは「逢わない=お店を辞める」ことでした。

後で小汚い車へ先に帰り、車の中の電気をつけて手紙を読みました。
本当に楽しかったこと、こんな形でのお別れのこと、
自分でもどうして良いか分らないこと、結婚してることを隠してたこと、
なので最後に逢いたくて見送りに来たこと。

そして、最後にこんなことが書いてありました。
「別れの手紙なのに、書いていく内に”ラブレター”のようになってしまいます。
本当にどうしょうもないですね。ありがとう。」と。

本当に哀しかった、切なかった、”ラブレターのようになってしまいます”
と言う言葉を何度も読み返して泣いた。

しばらく心のどこかにしまっておいたはずですが、先日この歌の歌詞を
見てしまって、23年前のことを思い出したしだいです。


「君との思い出を書いて
君への感謝の気持ちを書いて
一息ついてから最後に僕の本当の気持ちを書いた
遺書を書いていたつもりが
”ラブレター”みたいになってしまって
丁寧に折りたたんで君に渡した」

それが最後の青森でした。。。。。

”ドラゴン”に憧れて・・・・・。

小さい時「ブルースリー」に憧れて、家でも学校でも
「アチャ、アチャ、アチャ、チャ、チャ、チャ、チャー」と奇声をあげながら
マネをしておりました。

ブルースリーの武器で”ヌンチャク”と言う武器があるのですが、
兄貴と2人してそれが欲しくて、欲しくて、じいさんに作ってもらいました。

雪かき用の道具の柄を調度良い長さに2つ切ってもらい、
その2つを鎖で結びつけて、滑らないようにとビニールテープまで
巻いてくれました。(なぜか緑色だけど)

兄貴もあたくしも、もの凄く嬉しくて二人して交互に練習をしました。
今から考えると小学生がそんなモノを振り回すのはかなり危険が危ない
のですが、けっこう気にしないで練習してました。

柄と申しましても『木』なので、やはり痛い。特に頭に当たると
先生にゲンコツを張られたような「痛痒い」ではなく、本当に痛いんです。かなり。
でも、不思議なことに兄貴もあたくしもまったくそんなの関係なしに
”ヌンチャク”を振り回しておりました。

自転車に乗るときも「ブルースリー」のように腰に刺して、
友達を見かけては頼まれてもいないのに、自転車から降りて
「アチャ、アチャ、アチャ、チャ、チャ、チャ、チャー」と披露したものです。

特に女子の時には異常に気合入りまくりで、相手と闘っているような仕草で、
時には相手の攻撃を食らったり、かわしたりするマネなんかを入れたりと、
完全に一人芝居を演じておりました。”アホ”です。

で、当時大好きだった娘(こ)に見せたくて、偶然を装って二時間くらい待って
ようやく来たので、「ブルースリーのヌンチャク技見せようか?」って言ったら、
「いい。」と今で言う所の”秒殺”で返答されて、家に帰って行っちゃいました。

なんだか急に切なくなってそしてバカらしくもなり、それ以来”ヌンチャク”は
やっておりません・・・・・。

とんだドラゴンです。。。。。

ファイル 349-1.jpg
いま、こんなのがあるんですね。
これだったらいくら頭にぶつかっても痛くない。たまにやってみようかな~?
大通り公園で鳩に餌でもやりながら。。。。。

って言うか、違う意味で”危ない”ですよね。

”島さん”

先日、友達の店がラストなので行きました。
十数年ぶりの一つ上の先輩に会いました。

高校時代も仲は悪くはありませんでしたが、同級生の”藤田”や
先輩の”高山さん”がお店をやるようになって、そこで先輩達とも会うようになり、
そこからけっこう皆と一緒に飲んだり遊ぶようになりました。

まぁ、遊ぶと言っても当時のあたくしは、ほとんど『店』にありましたので、
お盆やしょうがつに地元で会ったり、結婚式に行ったときが主だったのですが。

先日、久々にあった先輩は”島さん”と言い、かなり面白いと言うか、
場の空気を和ますと言うか、時に行き過ぎるきらいもありましたが。。。。。

一度、仲間の結婚式が2つ重なった時があり、”島さん”はどちらも
出席したのはいいのですが、一つ目で随分とお酒の勢いが付いてしまい、
二つ目の披露宴に掛け付けて来た際に事件が・・・・・。

調度、感動の場面で普段はうるさいあたくしたちもお互いに「シー!」と
言い合ったりして聞き入っていたのですが、いきなり披露宴会場の扉が
「バーン!」と開いたかと思うと、いきなり『超ド級』に酔っ払った”島さん”が
「俺だー!来たぞー!!待ったかー!!」と入ってきてしまいました。。。。。

さすがのあたくしたちも「あちゃ~」と、みんな顔を下に向けてしまい、
関係のないフリをするのに精一杯でしたが、この”島さん”はかなりの”ツワモノ”で、
「あれ?ひょっとしてオレ会場間違えちゃった?」と言い、先輩が”やっち!”と
少し切れ気味でたしなめると「良かったー!ここでいいじゃん!」と言い放ち、

しかし、問題はそんなことではなく、出席者ばかりではなく司会者さんからも
「いま来られたお客様、お静かにお席の方へ・・・・・」と。

”島さん”ようやくその場の空気を察したみたいで、自分の席を探しながら、
「なぁ、オレって場違い?」「ねぇ、オレって迷惑?」と知り合いに声を掛けまくっておりました。
(って言うか、それが十分に迷惑なんですけど)

「あっ!かー(あたくしのあだ名)、ねぇ、オレの席どこ?」
「島さん、池下さん達の所です。」
「あっ、そう。かー、オレって迷惑?」
「島さん、それより早く席へ・・・・・」

そんな”島さん”に久々に会えて非情に楽しい一時でした。

それにしても幾つになっても人間の本質と言うのは変わらないものですね。。。。。

美酒に酔う。

昨日、いつもお世話になっている某メーカー(身長190cmあります)さんと
3人で”欽ちゃん支店”へ行きました。少しずつ完成度を増してきました。

その後に満福やの”めぐ”がラストだと言うので行きほとんど記憶が
あるような無いような。

しかし昨日は良かった。うん、実に良かった。
つくづく出会いに『感謝』をした日でしたよ。

それは某メーカーさんのスペシャリストが東京から来まして、その方とは
彼此”なのはな”や”ススキノバル”の時に色々とお世話になったり、
それなりにお付き合いをしてきたのですが、昨日は「ぐっと」距離が近づいた
感じがしました。

それまでは前にも書きましたが、東京で仕事をしている人が持つ
どこか「すかした」感があったので、お互い業務的な話ばかりだったのですが、
昨日はその方に『男らしさ』を感じたのです。(そっちじゃなくてですよ)

大手企業なので組織は大きいです。しかし、その人から感じるのは、
けっして組織におもねるでなく、かと言って、反逆者的ところもなく、
「違うものは違う」とキッパリとしているところが、あたくしは感動しました。

ここで、あまり詳しく書くとそこの会社の人が読むと少しばかりまずいことも
あるので書きませんが、しかし、昨日は『男の仕事の仕方』を見た、聞いた
感があり、本当に良いお酒を飲ませていただきました。

ちなみにその人は、丸かでも導入している”ハイボール”&”ハイボールタワー”
の仕掛け人なんです。やはり違いのわかる『男』です。

今度は東京で『酒場巡礼』をしながら語りたいと思っております。。。。。

あっ、”ハイボール”は丸か加藤商店で。

それって楽しいですか?

昨日、報告&仕事の話で2軒ほど知り合いの店に行きました。
1軒目は”ハルの店で軍鶏料理の「かるいち」”へ行き、時間も時間だったので
帰ろうかな?と思い家路へ歩いていると、いつの間にか知人の店の
カウンターで「0ッ0-さん”酎ハイ”下さい!」などと頼んでおりました。。。。。

そこへ、初めて会うのですが常連さんらしき2人が入ってきて
一人は上司のようで、その上司は先に帰り部下らしき人が残りました。

あろうことか、その人は今帰った上司の方の悪口を”0ッ0-さん”にもの凄い
勢いで話し出し、しかもお酒が入っているので声が大きく、
それでなくても小さい店なのでいやおうなしにもハッキリ聞こえてくるんですね。

「あいつは使えネェー」だの「きちんと支持をださねぇー」だの「前の部署の上司は
こうだった」だの、挙句には「あいつには”クールビズ”は似合わねぇー!」などと。
(おいおい、”クールビズ”はあまり関係ないんじゃないの?)

極めつけは「おれ、他でも誘われてるんですよ。いつでも行こうと思えば
行けるんですけど、いま俺がいないと仕事がまわらなくなるから我慢してんですよ。」

でたよ、勘違い野郎の得意技。組織って何とかなるんでよね、こんな”アホ”が
一人くらい抜けても。

この手の奴って能書きは一丁前で、
かなり性格が悪いので実はこいつが一番嫌われているんですよね、きっと。

ただの仕事の愚痴ならいいんですが、散々驕ってもらっておいて、しかも
一緒にいる時には普通なのに、それでいて居なくなったら急に手のひらを
返したように愚痴と言うより文句を言う奴って昔から嫌いなんです。

まだ、全国1250万人?のサラリーマンの方のユーモアのある愚痴ならまだしも、
ここまで悪意のある愚痴と言うより”文句”は実に腹立たしいし、しかも女々しい。

まぁ、人間関係なので合う人合わない人といますし、色々とあるものですが、
しかし、実に女々しい。仕事の愚痴が一番嫌いなんです、あたくしは。

しかも、「前の部署の上司がいいだと?」
それって、「はぁ~、前の彼はこんなことをしてくれたのにな~」と言われるようですし、
そんなことを平気で言う”アホ女”はどうしようもないですよね。(過去に3人ほどいたけど)
それと同じで、ホント実に女々しい~!(3回目)

「嫌なら辞めればいいのに。」と、満を持して”0ッ0-さん”が言うと、
「俺にも生活があるし、そんな簡単にはいかないんですよね~。」と、これまた
訳の分らない”うんち”のようなことを言うんですよね。(さっき行くとこあるって言ってたのに)

でも、”0ッ0-さん”こう言い放ちました「簡単なことだろ、そんなもん。人になんか
頼ってるから気になるんだよ、自分でそれ以上の仕事をやればいいだけだ。
だいたい、00はよサラリーマンだろ?ある意味縦社会だろ?だったら上司がどうの
会社がどうのって偉そうなこと言うなよ。しかも、ボーナスもらったんだろ?」

「いえ、それが今年は20%もカットされちゃたんですよー!ホント頭に来ますよ、
計画が台無しですよ!」
「仕方ねーだろうよ、儲かってないんだもん。それでも出ただけでも感謝しろよ、アホか。
それに、オメェーのクソみたいな計画の為にボーナスがあるんじゃないんだよ!この”ボケ”!!」
(ちなみに、丸かには”ボーナス”と言う言葉自体存在しませんけど何か。)

なんか聞くところによると、”0ッ0-さん”の後輩だそうで、その後永遠と”0ッ0-さん”に
説教を入れられており、挙句の果てには「お前のような奴が日本をダメにするんだ!」と
まで言われておりました。(笑)

まぁ、それにしてもある意味”酒場”での風物詩といえばそれまでですが、
あまり”みっともの良い”話じゃないですよね。

あたくし建築業の時の先輩にこう言われたんです、
「加藤、いいか会社や上司の愚痴や文句なんて”みっともない”マネは言うなよ。
男は黙って結果で勝負なんだよ。もし何かあるのなら正面を向いて堂々と言えよ。
それが出来ないのならくだらないことは言うな、お前の値打ちを下げるだけで、
そんなことは”卑怯者”のすることだ。」と言われました。

だからタスコの時も言いませんでした。その分、自分を責めましたけど。
まぁ、あの時の上司は「社長と両専務」の3人しかいなかったんですけどね。
なんか、上場して一応役職的に?ポジション的に?は上司のような人はいましたが、
まったく”アウトビ眼中”になかったので、愚痴一つも出ませんでした。(笑)

皆さんも色々とあると思いますが、もう一度「俺はどうなんだ?」と自分の心に
聞いてみてくださいね。それでも「クッソー!あんにゃろー」となったら、その時は
(有)丸か加藤商店でお願いしますよ。。。。。
丸か加藤商店は全国1680万人?のサラリーマンさんを応援してますよ。


さぁ!明日から7月です。別になんか特別なことがある訳ではないのですが、
でも短い”夏”だからこそ、なんか「ワクワク」しますよね。
今年の夏は”アバンチュール”な予感が。。。。。

でっ、”アバンチュール”ってどういう意味?

振り返り。

この仕事をやっていて思うのは、本当に寂しがりやが多いということ。
それと同じくらいの勢いで多いのが、暗い人です。

「えっ!?この仕事してるのに暗い?」と思われるかも知れませんが、
けっこういるんです。斯(か)く言うあたくしも暗い人種に入ります。
と言うか、非情に内向的です。ハイ。

自分から女性に仕事以外で声を掛けることはありませんし、
けっこう暗い歌やバラード系が好きですし、家でゴロゴロしているのも
好きです。あと一人で居た方が落ち着きます。

そうそう、地下鉄とかに公共の乗り物に乗っても余程疲れているか、
遠出でない限りいくら席が空いていても、まず立っています。

理由?ですか。

単純に人が来て席が空いてない時に、あたくしの立つタイミングをどうしていいか
分らないのと、そんなことを考えるのが面倒で、そんなことで面倒になっている自分に
対して非情に憂鬱になるという、それこそ面倒な奴だからです。。。。。

先程、けっこうと言ったのは実は店内ではあれだけ明るい細Bも
オフの時はイベント以外ほとんど人と接触しないし、たまに用事で
電話なんかを掛けると、もの凄く”テンション”が低くて、「あれ!?
待ちがちゃった?」と思うくらいですもん。

あと他にもいますけど書ききれないのでこの辺で。

よく、「普段から気を使っているから仕事以外ではこうなるんじゃないの」と、
親切に言われますが、あたくしの場合は完全に”暗い”だけです。(笑)

だから、いまだに「よく、この仕事やってんな」とか「よく会議とかでも、みんなの前で
話してるな」と思いますもん。我ながら褒めてあげたい位です。

昨日も危うく一人で違う映画館へ行き映画を2本観るところでした。(笑)

あっ、寂しがりやはこの仕事いいと思いますよ。
それは、寂しがりやだから相手を大切にするからです。基本的に寂しがりやは
この仕事は向いています。

一人でもまったく気にしない人は、あまり他人のことを考えない人が多く、
相手に対して繊細さを欠いてしまうのと感性がない人が多いと、
「日本野鳥の会」の調べでデータ化されています。(ベタなギャグで申し訳ございません)

とまぁ、本日は自分を改めて振り返ってみましたとさ・・・・・。

久しぶりにこの曲を聴いたらいいですね。

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