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酒場道。

最近、あたくしが”金富士”のことを書くので、興味を持って頂き、
実際にチャレンジする方をお見受けしますが、きちんとしたサービスや商品を
期待してるのなら、そのような方にはハッキリ言って”おすすめしません”。

それはどういうことか申しますと、
元来”酒場”という所に、気の利いたサービスやとびっきりの商品なんて
求めちゃいけないのです。

あたくしが”酒場”が好きで行くのは、そこに”自分の世界”を作れるからなんです。
自分だけの。

そこには、そこそこの”もつ焼き”と可もなく不可もなくの店主でいい。
”金富士”の親父さんなんか、年末に最後の挨拶に顔を出した時に、
横に座ったお客さんに「おう!」と声を掛けたきりでした。

で、聞く所によると、そのお客さんは”15年ぶり”だそうです。
(普通は、もっとリアクションがあるもんだけど)

ママもママで、娘の嫁いだ先からもらった”トマト”を夏の間売っていましたが、
あたくしが「ママ、トマト下さい」と注文すると、 
「あらっ!ちょうどこれで最後よ、かとうさん良かったわね。」なんて、言っておいて、
その”トマト”をあたくしに出した後に、後ろの人も「トマト下さい!」って言ったら、
「ごめんなさい、今日はもうトマト終ったの」と言った矢先に席に座って、
自分用に取っておいた”トマト”食べ始めちゃうんですから。(自分用は別なんだ)

その変に対して、いちいち気にするのなら行かない方がいい。
あたくしなんて、そのような”真剣にやってる天然”が好きで行くのですから。

まぁ、丸かの店舗では絶対にありえない光景ですが、逆に言うと
”自分達とは間逆”なので惹かれます。

一応、顔は覚えているが、必要以上に踏み込まない。
それがある意味”40年”続けてられる秘訣なのかもしれません。

それに、”40年一筋”の店主が変に「ペコペコ」と媚をうったり、
もちベーコン串を売ってるのも、”金富士特性ミラノ風サラダ”なんていうのも嫌だ。

お酒もビールと日本酒(2種類)のみ、そして瓶ビールを頼むと追加でも人数分出てきます。
焼酎は昔は置いてたけど、親父さん曰く「めんどう」なので辞めたと言ってらっしゃいました。
(氷がないので、ボトルセットが面倒なのでしょう)

最近、立ち飲みとか00酒場と言うのが流行っていますが(大手企業まで)、
やはりどこか”うそ臭い”。立ち飲みや酒場は長年やって、そこに歴史が刻み込まれて
はじめて”味わい(雰囲気)”が出てくるのです。いわば「文化」なのです。

なのに、昨今の名前だけの”酒場”はただ”側”だけ真似ているからウソ臭いんですね、
一応、裸電球にそれらしい文字なんかで”雰囲気”は作っていますが、
スタッフを見ると、とうてい”酒場”のイメージとは違う輩がのさばっています。

結論、”酒場”において「求めすぎない」、これです。

一杯飲んで、笑顔になり、
二杯飲んで、人生を語り、
三杯飲んで、どうでもよくなる。

これが”酒場道”です。
「下町酒場巡礼」「続下町酒場巡礼」
「東京酒場漂流記」

これらを見て、あたくしが”酒場”に興味を持ちやろうと思いました。
いわば”バイブル”です。これからホ・ン・モ・ノの”酒場”デビュー
を目指す時には、これを読んでいくとよりいっそう”酒場”を楽しめますよ。

苦手なこと。

こんにちは、今日で2月も終ります、2月さんお疲れ様でした。

あたくし小学1年生まで、
なぜか”東京”と”札幌”が兄弟なんだと思ってました。

本題にいきます、
最近、あたくしが気が付いた苦手な話をしたいと思います。

「加藤さん、食事でもしながら近況でもどうですか?」
「はい、いつにしましょうか?」

「それでは、00日の12時に0000ホテルでどうですか?」
「はい、わかりました。」

てな、具合で、たま~にランチをしながら近況や仕事なんかの
話しに誘われます。

が、あたくし”苦手”なんです、食事をしながら話すのって。
食べるなら、食べる。話すなら話す、じゃないと。
(お酒を飲みながらなら、いくらでも話せますけど)

あたくしそのような、”ブルジョア階級”で育っておりません。
(ブルガリアヨーグルトとヤクルトジョアのことじゃないぞ、浩太郎)
”生粋の炭鉱マン”の家庭で育ってますので。

あたくし小さい時から、”おふくろ”には「食べるのが遅い男は仕事も遅い!」と
言われてきたので、家でも、学校でも1,2を争う位に早かったんです。
(今から思うと、早く片付けたかった”おふくろ”の作戦だったのかな?)

まぁ、確かに建築業の時にはかなり役立ちましたけどね。

だから、今度誘って頂いたらこのように言うことにしました。

「あっ、せっかく誘って頂いたのに申し訳ないのですが、
主治医から昼に炭水化物は控えなさいと言われてるんです。
その代わりに”ポリフェノール”を取るように心掛けて下さい。
と、言われてますので”赤ワイン”でもよろしいでしょうか?」と。

うん、これなら1時間でも2時間でも場合によっちゃ、
そのままディナーまで付き合えるし、話もかなり弾みます。
弾みすぎて中川大臣になるかも知れませんけど。

あと苦手いうか二日連続で残念なこと・・・・・、
何とかなりませんかね、気をつけていても片寄ってしまいます。
こんな風に↓
ファイル 242-1.jpg
やはりラルズから歩いて来るのが間違いか。。。。。

今も昔も。

先日、コメンテーターの方が「今の低劣で下品なテレビのお蔭で
子供たちも、世間も荒れてしまったのだと思います」と、
おしゃっておりました。

確かに、”ひな壇芸人”だとか、つい最近までは”おバカキャラ”
だとか言って、それが受けていましたよね。

まぁー、否定も肯定も出来るような立場ではないので、ここでの
コメントは控えさせていただきます。

ただ、テレビの影響はここ最近のことではないと思うんですよね。

確かあれは。。。。。
そうです、あたくしが中学3年生の時です。体育館の上の方に
”放送室”があったのですが、あろうことか、その放送室のプレイヤー
やらスピーカー、マイクといった一式が盗難にあいました。

それで、各クラスの担任の先生が「放送室の備品を盗んだ者が
いたら、素直に申し出て欲しい。今なら大きな問題にはならないで
済むが、これ以上時間が経過するとそれなりの措置を取る、
明日までに届けろ、いいな分ったな」と。

無くなったのは先日とのこと。先生が”お触れ”を出したのが下校前の
ホームルーム。

あたくしは、まったく感知してなく当時は「剣道部」だったので、
そのまま体育館へ行き練習に励んでおりました。

何かの用事で職員玄関前を通ったら、数人の生徒が輪になってい
たので、「どうした?」と声を掛けると、
「これ。」と指を指した所に、プレーヤーやらの一式が置いてありました。

そして、そこにはなんと”新聞の字を切り抜いた手紙”が残っておりました。
よく、”太陽にほえろ”とか”西部警察”で犯人が犯行予告とかに使うやつです。
こんなやつ↓
ファイル 241-1.jpg
普通に書いたら筆跡で200%バレますからね。

まぁ、よくそんな”アホ”なことを思いつくものです。これがTVの影響じゃなくて
なんと言えばいいのでしょうか。

取りあえず戻って来て一段落でした。(笑)

まぁ、多分そんなことをするのは、数人しかいないので先生たちも目星は
付いていたと思いますけどね。

そうです「笹谷先生!」、先生の目に狂いはありません。

27年半のベールがいま取り除かれます!!
犯人は、”山田の誠” ”島倉の信ちゃん” ”片山の和寛” ”田んぼ” ”キー”
そして、バスケ部なのにいつも一番前に並んでいた”武内の智ちゃん”です!!

ん?”誠”は違ったけ?。。。。。

先日、「ぶぅ!」の”いくみ”が歯が痛いと言って泣きべそをかいていました。
「歯医者に行きなよ」と言っても行きません。(いくみの弱虫)

でも、毎日ご飯も食べないで、これをこの数飲めば”虫歯”にもなりますよね。
ファイル 241-2.jpg















笑って許して・・・・・。

先日、札幌駅から地下鉄に乗るのに待っていたら、
『女性専用車両』と言う文字が飛び込んで来ました。

あったんですね、札幌にも。(遅い?)

でも、ラッシュの時間帯だけでも、そのようなものがあると
色々な意味で”女性”は安心ですし、特に”メンス”の時に
(えっ!?今はあまり”メンス”って言わないの?じゃあ、”シミーズ”は?)
は、気が楽ですよね。

あたくし、その時間帯の光景をまだ見ていないのすが、
その車両の待つところでは女性ばかりが並んでいるんですよね。
どんな光景なのでしょうかね?朝からの”女子軍団”。

なんか、あれですかね。高校の時とかの朝と帰りの『バス・ターミナル』
で、女子高生の集団を見るような感じなんですかね?

あの~、あたくし、ささやかな提案があるのですがねー。
それはですねー、いっそのことコンビニのレジも混み合う時間でいいので、
”完全女子専用”というのを作って欲しいんですがね。

”完全”なので、できれば女子はそのレジしか使っちゃいけないんです。
えっ!?それは、どう言うことかって?

いえ、いえ、特に変な意味はないんですがね、
ただね、普通に混んでいるのに公共料金とか、買い物とは関係ない支払いを
平気でする人が多いと思って。いや、だから変な意味じゃなくて。

あと、かなり小銭を支払うのに時間掛けますよね?
いえ、いえ、だからそれが悪いと言う意味でもなく、全ての女性が、
と言う訳ではないんですよ、まぁ、全体の9割くらいなもんですよ。

もう一つ提案なんですがね、
出来れば、ATMとかも・・・・・。

本日の”トップギア!!”は、もしかして気分を害した方もいると
思います(女性だけじゃなく)、例えば”男女差別”じゃないか!とか、
それは偏見だ!とかね。(例えなくても、分るけど)

でも、あたくしはこうも思います。そのくらいの”図太さ”を持ち合わせていないと、
あんなに痛い思いをして子供なんて産めないし(あたくしは産んだことないけど)、
育てていけないんですよね。

だから、慈悲深さと同時にそのような逞しさを兼ね備えているいのでしょうね。

「美輪明宏」さんがTVでおっしゃっていました、女性の方が強いから
神様は(ピッコロじゃないですよ)、腕力を奪ったんだって。

それはこれを見ている、多くの男性諸氏は十分すぎるほど分るんじゃないでしょうかね。

結論!本当に『女性は優しい!でも逞しい!!』、どうかレジやATMを
別にしてくれませんか。。。。。

ちなみに丸かの女子は”アマゾネス”と呼んでいますが何か?

一応”アマゾネス”の意味です、
ギリシア神話で、女性ばかりからなる部族。
勇猛で、弓を引くのに右の乳房がじゃまになるとして切り取ったという。
また転じて、女傑・女丈夫の意に用いる。

女子の皆様、これからも『慈悲深さと、その逞しさ』で、最近の甘ったれた
男子に代わって、この”世知辛い”世の中をリードしていって下さいね。
(まったく、フォローになってないか)
こんなのでも観て笑って許してくださいね。

何がしたいのですか?

たまに、見ず知らずの人からメールが来ます。
こんな感じ、
「初めまして、突然のメールで失礼します。
わたしは00000と申すもので、現在00000と言う
会社をしております。

本日このようにメールをお送りしたのは、御社のホームページを見て
非常の感銘を受けたからなのです。
実は、私・・・・・、」

と、一体何を言いたいのか分らず、延々と自己紹介をして、
最後には「一度、私どものお話を詳しく聞いていただきたいと
思い、誠に勝手ながら、つきましては00日、00日、00日の
00時頃にお時間を取って頂けたら嬉しいです。
何卒よろしくお願いします!」(コラ!おめぇが決めんな!)

極めつきは「加藤様、夢を一緒にかなえましょう!!」。ほっとけよ。

一体なんなんでしょうかね?あたくしはこう見えても(字だけしか見えないか)、
けっこう”引っ込みじあん”なので、どう転んでもこのようなことは出来ません。

まぁ、確かにホームページを見てくださって、何か感じるものがあったのだろう
とは思いますが、何をしたいのかさっぱり分らない。いや、普通にあやし過ぎる。

まだ、100歩譲って「御社のお店を先日初めて利用しました00です」とか、
「いつも御社の店を利用している00です。私は徳太郎の浩太郎君や
上海MOONの中川さんには、いつもお世話になっています・・・・・、」なら、
多少は分ります。(あっ、多少ですよ、じゃないと同じような手で来られるので)

でも、なんでホームページを見ただけで、丸かの姿が分るのでしょうかね?
例え、お世辞を言っての営業だとしても、完全に逆効果になることが分らないのかな?

なんか多いですよね、そういうのって。他には「運を良くする000セミナー」とか、
「交流会」とか言って、何だか分らない人たちと延々と何十枚も名刺交換
させられるのとか・・・・・・。

そんなあたくしも以前は、わらをもすがる思いで「セミナー」とかに参加した
ことがあります。そのセミナーの最後にも立食パーティー形式でかわるがわる
名刺交換をしていました。

あたくしは先程も言いましたが、元来”引っ込みじあん”で、ましてや
そのような得たいの知れないもには、非社交的になり本能的に
”嫌悪感”を感じてしまうんです。

だから、その時は隅っこの方でオレンジジュースとフルーツを食べていました。
中には、お節介な人もいて「加藤さん、この人と名刺交換しておいた方が
いいよ」などと言うのです。(ニヤニヤしながら)

で、仕方なく名刺交換をして名刺を見ると「喜びを分かち合う会」などと、
「勝手にやってくれ!頼むから巻き込まないで下さい!!」と言うような、
よく恥ずかしくもなく、そんな名刺を作るもんだと呆れてしまいます。(ホントに)

あと、”なんとか交流会”なるものも苦手な部類です。
一度だけ、出たことがあるのですが、やはり何をしたいのかが”さっぱり”分らない。

ただ、個人経営者の方や会社に属していながら人脈を拡げようと
しているような人たちが集まり、何を話しているのかと言うと
「どうだった?ホット0ッパー?」・・・・・???

なに!?おめぇたちは、いい年した大の大人が「ホット0ッパー」で
業績をあげようとして集まってんのー!!えっー!!!って感じです。

やはり、人見知りで引っ込みじあんなあたくしは、隅っこでいかにも
”退屈~”というような顔で聞いています。それでなくても小学生の時
通信簿には”協調性がない”と書かれていたのですから。

おかげで、そのような”不遜な態度”だったからなのか、二次会会場には
誘われませんでした。(誘われても行かなかったけど)

もし、やるんなら、
ちゃんと”儲けるぞ!”とハッキリ言い切り、そこに集まっている会社や
商品を、ライバルの競合店の視点から「もし、私があなたのライバルなら
000し00000のような形で攻撃しますよ」とか、逆にその会社や
商品を利用する顧客になって、「あなたの会社(商品)を利用(買う)
するには、0000のようになれば利用(買い)しますよ」とか、

「次回の会のテーマは00さんと00さんですので」、と言って実際に
その会社(商品)を利用したり買い、それで一顧客の視点から発言する
のもいいですよね。

そして、その会はそのような主旨の会だと分かっていても、痛いことを
言われた経営者の方は”股間”じゃなく”眉間”にシワをよせ、こめかみには
青筋を立てて、お互いに口角泡を飛ばしあいながらの激論を闘わせる
くらいじゃないと面白くない。そして、大の大人が悔し泣きするとか。(笑)
(ちょいと熱くなり過ぎですかね?)

でも、くだらない「お友達つくりごっこ」や「一人でも同じ悩みを持ったもの
探しの会」より、余程いいと思うんですがね。

あたくし、昔から”徒党”を組むのが苦手でして、暴走族とかにもまったく
興味がなく地元では”一人ちゃりんこ暴走族”でした。(笑)

まぁ、勝手にやって頂戴ということですね・・・・・・。

普通なら儲け話は人に言わないよ。

昨日は、久しぶりに”佐藤さん”(旧姓瀬口)と飲みました。
瀬口は相変わらず飲みました(人の金だと思って)。(笑)
今度は懐かしメンバーで集まりたいです。

それと、昨日「てまひま」~「欽ちゃん」~「徳太郎」へと、あたくしを
追っかけてくれた『玉野さん』ありがとうです。21年来のお客さんです。

”ラッパのかとうは健在です!!”

人の振り見ました!

先日、業種が違いますが、ある経営者の方と
話すことがありました。(酒場でですがね)

彼、曰く「経営者って”孤独”だって言うけど、ホントだよね。」と。
あたくし曰く「うん、確かにね。でも、それ以上に楽しいよね。」

彼、曰く「そうだけどね・・・・・」
あたくし曰く「何かあった?」

彼、曰く「まぁね・・・・・」

普段はノリの良い人なので、あたくし心配になったのもありますが、
元来”おせっかい”な所が多分にあるあたくしとしては、聞かずには
いれません。(と言うか、このような話は”酒の肴”には欠かせない)

彼、曰く「実はさぁ~、でもなぁ~、こんなこと言うのって、どうかなぁ~」
あたくし曰く「なにがぁ、どうしたって」(ホントは、どうせたいしたこじゃ、
ねーだろと思う。いや違う、やはりこの手の話は”大切な酒の肴”になる)

彼、曰く「バカにさるかも知んないけどさぁー、俺、なんか寂しいんだよねー」
あたくし曰く「なに?それって女のこと?」(まぁ、それはそれで”酒のツマ”位にはなる)

彼、曰く「いや、仕事。」
あたくし曰く「スタッフ?」(大体は経営者の悩みの半分はスタッフのことです、
本気で会社が危なかったら、あたくしになんて200%相談しませんから)

あたくし曰く「で、何が寂しいって?」(おう!ここから、あたくしが先攻になった!)

彼、曰く「いやねぇ、スタッフの評価ってさぁ、会社、まぁトップである俺でしょ?
でもさぁ、会社のトップである俺の評価とか、誰が認めてくれるの?かって思うとさぁ、
なんかさぁ、な~んかさぁー」

あたくし曰く「あっ、酎ハイ下さい。飲む?じゃぁ、2杯!」

彼、曰く「別に、いいんだけどさぁー、でもさぁ、確かに規模は小さいし、
今までも、中々軌道には乗らないまでも何とか会社を運営してきて、
常にスタッフの喜ぶ顔を想像しながらさぁ、色々と自分なりに努力は
してきてるつもりだけどさぁ、だ~れも、な~んにも褒めてくんないだよなー。」

あたくし曰く「これ、けっこういけるぞ!」
彼、曰く「あんがと。うわっ!ホントだ!」

あたくし曰く「で?」

彼、曰く「なんなんだろねー、まったく。厳しい時にはさぁ、自分の給料を
下げてもさぁ、スタッフに回したり、風邪引いて体調が悪りぃって言ったら
病院に行かせて、俺が変わりに出たり、スタッフが出産だ、結婚だって
言ったら、色々と面倒見たり。」

あたくし曰く「同じものでいい?すいません!酎ハイ2つ!そう、レモンね。
で?」

彼、曰く「みんなそれが当たり前だって思ってんだよな~。当たり前じゃないって!
言うんだよ!!ちゃんと見ている人がいるから、お前らはこうしてやってんだ!つーの!!」

ここで、彼はお約束のようにカウンターのテーブルを「ドン!」と叩きました。
2つ席を空けて飲んでいた、アホカップルの女性がチラッとこちらを見て、何事も
なかったかのように枝豆を口に加えながら、メールの続きを始めました。

あたくし曰く「でさぁ、どうしたいの?」
彼、曰く「う~ん・・・・・、あのさぁ、変なこと聞いていい?」

あたくし曰く「いいよ」
彼、曰く「俺ってどう?やってる?」

あたくし曰く「当たり前だよ!規模がうんぬんじゃなく、会社を運営していくってさぁ、
大変でしょ~!それなのに、スタッフを抱えてやってんだから、あ・な・た・は凄い!よ。」
彼、曰く「そうかな~。」

あたくし曰く「そうだよ。絶対そうだって!」
彼、曰く「なんか、そうやって言ってもらえると励みになるなー、ありがとうね」

あたくし曰く「それでさぁ、答え欲しくない?」
彼、曰く「何の?」

あたくし曰く「俺たち経営者の評価や褒められることは、どういうことかってこと」
彼、曰く「マジで!?かとう君はそれわかるの!?」

あたくし曰く「その前に、同じものくださ~い!そうレモン!(一回で解れよ、暇なんだから)
じゃあ、いくよ。確かに、俺たちってさぁ、会社ではトップでしょ?それも創業社長でしょ?
ある意味さぁ、ほとんど全てにおいての経営判断はトップである自分でしょ?
だから、トップなんて”出来て当たり前”なんだよね。

これってさぁ、家庭でも上司や先輩でもそうだよね。上に立つものは”出来て当たり前”。
だって、もし、いちいち社員から褒められる社長って言うのも変だよ。そんな会社も変でしょ?
って言うか、それってその社員が社長じゃん」

彼、曰く「まぁ。」

あたくし曰く「俺たちにとっての最高の評価と賞賛はさぁ、
”会社の業績”と”スタッフ(仲間)の成長”なんじゃないのかな。」

彼、曰く「・・・・・。」

あたくし曰く「俺たちは、その道を敢えて選んで独立して人を雇ってるんだよね?
社員からのお世辞より、俺たちの本当の評価や賞賛はやはり”業績を上げること”と
”それを通しての社員の成長”これだと思うよ。だってさぁ、”業績が上がる”と言うことは
お客さんから支持されてるからだろ。それには”スタッフの頑張り”があるからだろ。

だってなぁ、第三者から社長である自分が褒められるのって、どのような時だと思う?
丸かなら、お店がいい、スタッフがいい、だからいつ来ても混んでるんだね。
って言われることだよね。それって直接ではないけど、物凄く嬉しいよね。
子供が褒められて嬉しくない親っている?いないよね、それと同じなんだよ。

たまにカリスマ社長とか言って、社長だけ目立って注目を浴びて喜んでいる人いるけど、
じゃあ、いっそのこと社員なんて雇わないで一人でやればいいと思うよ。

やっぱり、上に立つ人の使命ってさぁ、いかに自分の”部下や後輩を成長させて
それを業績に結びつけるか”じゃないの。それが”自分の喜び”でしょ。」

彼、曰く「ホントだよねー!俺が甘かったな~、甘かった~!」
あたくし曰く「いや、みんな同じだよ。」

彼、曰く「すいませ~ん!酎レモン2杯!いや、日本酒にする?」
あたくし曰く「勘弁してくれ!」

今日の”トップギア!!”を見て、「社長のクセに甘いよな~」と思った方も
思われると思いますが、あたくしは決してそうは思いません。

実は先日(先々週)、彼と話していて最初に本当は”あたくしもたまに思う”と
思いましたもん。ただ、”客観的”に聞いていたので、自分を冷静に見つめる
ことが出来たのであたくしなりの見解が出来たのです。

もっとも、あたくしの場合は、あまりにも何も言ってくれないので、
「おい、たまには俺を褒めろよと」とか、誰かが良いことを言うと、
「あっ、それ実は最初に言ったのは僕なんだよ、天才だろ!?」」とか、言ってますもん。(笑)

今回は”人の振り見て我が振り直せ”と言うことでした。(あっ~、得した気分。)

でも、朝5時はキツかった。。。。。

”ワカサギ釣り日記&振りかえり”

2月22日、ぞろ目。

朝、8:00に目を覚ます。

前日から、「もし、寝過ごしたら辞めようかな?」と、
迷っていたので、自分でも体内時計には”ビックリ!”する。
けど、しばし布団の中で”迷う”。

8:15分、さして行かない理由も思いつかなく行くことに決める。
(多分、昨日、飲んでいたら確実に行かなかっただろう・・・・・。)

8:40分、シャワーを浴びて、「9:00出発だから、タクシーに
乗れば余裕だな~と思ったけど、集合は8:50分だったと思い出す。

8:45分、タクシーに乗り込み、いかにも急いでる風を装うが、
事情の分らない”運転手さん”は余裕の”安全運転”。

少しムカつくが、自分の都合なので(かなり大人になっているみたい)、
冷静に携帯を持ち、いかにも通話してる風に、「えっ!?うっそ!!
8:50分集合だったの!?分った!」と電話を切ったフリで、様子をうかがう。

8:51’30秒着、いい運転手さんだ。

8:53分、バスに乗り込む、来て欲しくない元スタッフがどうなったか、
のりと浩太郎に確認をする。(うまくいったとのこと)

9:02分、店に泊まった中川が来て”出発”、到着予定は10:30頃。
総勢、30名で、子供1名の大人29名。(うちバカ1名)

9:05分、丸かの京都で元バスガイドの”マキ”がガイドを始める。
最初に、運転手さんの名前を聞き、みんなに紹介して運転手さんの
気を良くする。さすが、”マキ!”多分、バイト感覚の現役よりも上手。
(ちなみに、鶏・徳さんと書いて”けいとく”さんという)

9:15分、やはりバカな1名の中川が騒ぎ出す。(業績は悪いのに・・・・・)

9:45分頃、予定より早く着きそう。と同時に、今回の言いだしっぺでもある、
”ワカサギ会”の「のり」が慌てだす。どうやら、行っても混んでいて
”釣りセット”が借りれないかも?とのこと、ただの「温泉ツアー」になる予感。
(まぁ、なんとかなるだろう~的、雰囲気)

10:02分、先程から、何やら”コソコソ”と電話をしていた”のり”が、
小屋は行って見ないと分らないけど、”釣りセット”はどうにかなるとのこと。
(やっぱり、どうにかなった)

10:16分、「しのつ湖」到着。
管理している、おじさんが「団体で来るなら、なんで、事前に言ってくれなかったんだ」と
言うので、”のり”が「何回か役場に電話したけど、予約は出来ないと言われたんです。」
と言うと、管理のおじさんが「あんあ、役場なんかに電話してもダメだよ。」と言われた。
(改めて、日本の官僚機構が末端まで染み渡っていると思い知らされた)

10:35分、一番、遠くの方へ行き、穴を開けてもらい、”大漁”を目指す。

10:39分、最初に”ヒット”したのは、”しのだ”さん。その後、あっこっちで”釣れたー”と
言う歓声が。

11:12分、あたくしに”初ヒット”、しかも大きい。最初、”うぐい”かな?とも思ったが、
考えてみると、湖に”うぐい”はいない。やはり”ワカサギ”だ。

12:06分、諦めの悪い、浩太郎と尚吾以外は片付けに入る。
結局、40匹くらいは釣れたけど、お世話をしてくれたおじさんが、朝から来た人は
一人で100匹は釣った。と、元も子もないことを言っていた。

12:18分、施設に行き食事。”ワカサギ”を天ぷらにしてもらう。
それから、食べた順番に自由行動。温泉の人、ゲームの人、飲み続けてる細B、と。

13:15分、あたくし、ホールのテレビの前で横になる。

13:45分、何だか、皆のいる大部屋が騒がしい。甲高い中川の声。
輪の中に入りそびれた、あたくしは完全にタイミングを失う。(社長なのに)
もう帰りたい、それに飽きたし。

14:15分、再び目を覚ます。浩太郎がいたので、「浩太郎、もう帰ろうか?」
すると、「みんな盛り上がっているし、まだ時間がありますよ。師匠も温泉入ってきたら?
気持ちいいいですよ」と、あの浩太郎に諭される・・・・・。

14:35分、浩太郎の言うことを聞いて、温泉に入り上がる。まだ、中川が
調子に乗っている。(ホント業績が悪くせに)

14:40分、先に1Fのロビーで一人待っている。(昔から通信簿では”協調性”がない
と書かれていた)

14:42分、暇なので、金魚の水槽を見ると、死に掛けている”金魚”を発見する。
近くで掃除している、おばさんに報告する。すると、水槽を叩き出し、驚かせて無理やり
起こそうとする。。。。。 

14:44分、浩太郎に電話をして「もう、中川だけ残して皆で下に降りて来い」と、
電話をするが出ない。もう一つの理由は、喉が渇いたので水を買うのに100円借りようと思った。

14:50分、みんな降りてくる。あの中川も。(来なくていいのに)

15:03分、札幌へ向けて”出発”。スタッフや朝早い人はお疲れモードで寝る体制。
でも、弱冠2名ほどかなり”テンション”が高い。もし、その中の1名が”中川”なら、
完全に”引っぱたいて、バスから降ろしていただろ”が、残念ながら、中川は熟睡している。
(実はあたくしの、空気を読んで”寝たフリ”だったかもしれないが・・・・・。)

結局、一番”ワカサギ”を釣ったのは、初参加の”ムロヤさん”の10匹でした。
あたくしは、”大きい”のと小さいの2匹です。(これでも、並みの成績でした)

16:02分、徳太郎前到着。2次会の”欽ちゃん”へ。
細Bが日本酒を飲みだす、嫌な予感・・・・・。

19:30分、3次会の上海へ。

22:45分、欽ちゃんで”日本酒”を飲み、上海へ来て”紹興酒”を飲んでいる細Bが、
初参加の山田さんの頭を、元バレー部キャプテンらしい”スナップ”の利いた”スパイク”を決める!
(叱ろうと思ったが、大魔神と化した細Bに逆切れされそうなので、見てみぬフリをした)

23:15分、楽しかった”ワカサギ&混浴ツアー”もお開きに。

今回は、初参加の人が多くて、ある意味において新鮮で、ある意味ちょっぴり寂しくもあった。
でも、こうして「新旧」のお客さんと、触れ合うことは楽しい。
これからもやって行きたいものだ。

次回は、4月の中旬から下旬にかけて「丸か5周年&お花見ツアー」の予定です。

まぁ、それまで無事に会社があれば?の話ですがね。。。。。。(笑)

追伸、先程、「丸か5周年&お花見ツアー」の話を会議の後にすると、”のり”が
円山公園で二泊三日で誰か一人付いて、入れ替わり立ち換わりで総勢200人くらい
の参加でやりたいですね。と、おっしゃいました。

丸か加藤商店の”モットー”その1、
言った人が”責任を持つ”こと。

昨日、参加の皆さん、本当にお疲れ様でした&ありがとうです。

昭和は優しい。。。。。

今日の午後2:00位まで(地区によりますが)、大荒れの天気でしたね。
このような天候で、特に外で働いている方は本当にご苦労さまです。

午前中、ちょいと”手稲”まで用事があったので”JR”に乗ろうとしましたが、
小樽行きも、新千歳行きも、大幅にダイヤが乱れておりました。

でも、日本人って本当にマナーがいいんだな~と感心しました。
30~40分遅れても、特に文句を言っている人がいなかったです。
まぁ、あの天候なら諦めもつきますがね・・・・・。

本日は週末です。あたくしたちは普通に仕事ですが、
世間一般では、ゆっくりとくつろいでいるのでしょうか?

なので、あまり生々しい時事や、堅い話、あたくしのアホな体験談や
懐古(かいこ)的な話より、微笑ましい話をしようと考えていたら、

先日、知り合いが週刊誌の記事を”わざわざ”あたくし目の為に、
「社長、こういうの好きでしょ。」と渡されたのが目に飛び込んで来たので、
それを書いてみたいと思います。

題して、”平成の今じゃ大問題必至?” 昭和スター
『豪快語録列伝』と言う、何とも”昭和好き”の人たちが喜びそうな
ゴシップです。(読んだ方もいますよね)

まずは、昭和豪快スターと言えば『勝新太郎』さんです。
今ではお笑い界の大御所の「明石家さんま」さんを自宅に招き
真顔で、女房でもある”玉緒さん”のことをさして、
『おい、玉緒とヤレるか!?』と言いました。

さんまさんは返答に困りつつも「ハイ、やれます」と言うと、
それを聞いて、勝さんは微笑んだと言います。

また、ニュースでも見ましたが、
ハワイの空港で、パンツに隠していた”麻薬”がバレてマスコミに囲まれた時に、
『もうパンツを履かないようにするよ』と名セリフをはきましたよね。

さすが、母親公認で母親の友達と初体験しただけありますよね。(笑)

この方も昭和を代表するスターの『小林旭』さん。
ある時、”超高級マンション”の一室で待たされていた、小林旭さん。

その”超高級マンション”の壁を見ながら、「案外、もろかったりするんだよな。」
と言ったかと思うと、いきなりその壁を”グー”でパンチ。

壁に大穴が開いてしまい、一緒にいた人があぜんとしていると、
小林旭さんは、何事もなかったかのように、
『な、簡単に壊れただろ?』だって。(笑)

この方も押しも押されぬ昭和の大スター!『石原裕次郎』さん。
ある時、撮影の邪魔をする野次馬がいて、それを殴ってしまったのです。

そして、裕次郎さんはこう言いました、
『言うことが聞かない奴がいたからよう、ぶっとばしてやったよ』と。

今なら、かなり大問題で殴られた方は「裁判!」とか言うのでしょうが、
この時代は、むしろ殴られた人は「裕次郎に殴られたよ!」とか言って
喜んでいたかもしれない。と書いていました。

先日まで、元亭主を「金髪豚野郎!」とか言っていた女(ひと)の
お父さんで、昭和の落語界では偉才を放っていた『林家三平』師匠です。

死の床にあって意識が混濁(こんだく)してきて、三平師匠に担当医師が
「しっかりして下さい。あなたのお名前は?」と呼びかけました。

これに対して三平師匠は、
『加山雄三です』と返したといいます。
三平師匠の芸人根性を目の当りにした、長男の「正蔵」と次男の「いっ平」は
「天才だ。かなわない」と驚愕したといいます。

この方もおもしろいです、”ガッチョ~ン”で有名な『谷啓』さん。
谷さんは、せっかく新築した家が、翌年全焼にあいました。この時谷さんは、
『火事シーンをビデオに撮りたい』と家の中に引き返し、ビデオカメラを持ち出して
撮影をしようとしました。(ハイパーレスキュー並です)

しかし、そこまでしたのに肝心の”フィルム”が入っていなかったのです。(笑)
また、その焼け跡で仲間と”麻雀”を打ったといいます。ある意味尊敬します。。。。。

最後にこの人も忘れちゃいけない人です。その名は『ガッツ石松』さんです。
ガッツさんは、以前にテレビの連想ゲームで、前の人が「りんご」と言ったら、
「ごりら」と答えて、司会者に「ガッツさん、それは”しりとり”です」と言われた人ですね。

しかし、この方はボクシングでは”世界チャンピオン”にもなった人なのです。
そして、ガッツさんがまだ東洋ライト級王者の時代に、路上で弟さんに絡んで来た
”ヤクザ”8人全員を”ノックアウト”しました。

その後、警察の事情聴取でガッツさんは、

『チャンピオンは”いついかなる時でも、
誰の挑戦でも受けなければならない”と賞状に書いてある。』
と言い訳したため、これ以降チャンピオンに渡される賞状から、その文言が削除されました。(笑)

なんだか、改めて”昭和”という時代は「許容範囲」があったな~と、
つくずく思う週末でした。。。。。

それでは、皆さん、よい週末を!
働いている方は、沢山稼いでくださいね!
なんとなく思いつきました。

「子犬の話」

以前、何かの本に書いてあったのを引用して、『社内メルマガ』で書いたものです。

あるペットショップの店頭に「子犬セール中!」の札が掛けられました。

子犬と聞くと子供はたいそう心をそそられるものです。
しばらくすると案の定、男の子が店に入ってきました。

「おじさん、子犬っていくらするの?」
「そうだな、30ドルから50ドルってところだね。」

男の子はポケットから小銭を取り出していいました。
「僕、2ドルと37セントしかないんだ。でも見せてくれる?」

店のオーナーは思わず微笑むと、
奥に向かってピィーと口笛を吹きました。

すると、毛がふかふかで丸々と太った子犬が5匹、
店の奥から転がるように出てきたのです。

ところが1匹だけ足を引きずりながら一生懸命
ついてくる子犬がいるではありませんか。

「おじさん、あの子犬はどうしたの?」と男の子は聞きました。
「獣医さんに見てもらったら、生まれつき足が悪くて、
多分一生治らないって言われたんだよ。」と店のオーナーは答えました。

ところがそれを聞いた男の子の顔が輝き始めました。

「僕、この子犬がいい。おじさん、この子犬を売って!」

「坊や、よした方がいいよ。そりゃあ、もしどうしてもっていうのなら、
ただであげるよ。どうせ売れるわけないから。」
と店のオーナーが言うと、男の子は怒ったように睨み付けました。

「ただでなんかいらないよ。おじさん、この犬の何処が他の犬と違うっていうの?
他の犬と同じ値段で買うよ。今2ドル50セント払って、残りは毎月50セントづつ払うから。」

その言葉をさえぎるように店のオーナーは言いました。

「だって、この子犬は普通の犬みたいに走ったりジャンプしたり出来ないから、
坊やと一緒に遊べないんだよ。」

これを聞くと男の子は黙ってズボンのすそをまくり上げました。
ねじれたように曲がった左足には、大きな金属製のギブスがはめられていました。

男の子はオーナーを見上げて優しい声で言いました。

「きっとこの子犬は、自分の気持ちがわかってくれる友達が欲しいと思うんだ。」

以外に思われますが・・・・・。

あたくし以外に思われるのですが”タバコ”は吸いません。

それは、
中3の時に友人の一人で多分”キー”(滝口君)だったと思うけど、
「知ってた?タバコ吸うと身長が止まるって」

180㎝は欲しいと思っていた、あたくしはそれを聞いて、
「マジッ!、キー、マジッ!!」

「らしいいよ・・・・・。」

それを聞いた、あたくしは速攻で「や~めた!」となり、それから今日まで
タバコを吸っていない次第であるのでございます。

しかし、現在のあたくしの身長は”172cm”で、高1からほとんど変わっていません。
まぁ、理由はどうであれ今から思うと、健康の為にも懐の為にも辞めてよかったです。

身長の話が出たので、友人の「秋山君」のことも書いておきます。
秋山君は整列すると、前から2番目の”ポールポジション”を
常にキープしているほど、背が低かった友人の一人です。

が、しかし、何を勘違いしたのでしょうか?突然変異のように、
中学を卒業してから半年ほどで会った時には、あろうことかあたくしよりも
背が高くなっているではありませんか?(160㎝→175㎝くらい)

「あれっー!秋山!!背伸びてんじゃん!」
「あ、まぁな」
「どうしたのよ!”タバコ”辞めたの?」
「いや、今でも吸ってるよ」
「・・・・・。」

あの秋山が・・・・・、

実は中学の休み時間に、
こんな出来事があったのです・・・・・。(ティロ、ティロ、ティーン!過去を振り返る時の音)

ある時に友だち数人とこのような会話になりました。
友人のマッツが、「なぁ、今度、冬休みに”パンチ・パーマ”をかけようと思うんだけど」

同じく友人のキーが、「それなら、いっそのこの”ニグロ”にしたらどう?(ニグロ・パーマとは
パンチ・パーマよりも”クリクリ、チリチリ”になることです)」

あたくし、「でもよぉ、ニグロはヤバイんじゃないの? だって、失敗したら
坊主にするしかないぞ」

「う~ん」 一同、大きく頷く。

キー、「なら、誰かで試してみようか!?」

マッツ、「試すって?」

そこへ偶然なのか、はたまた運命なのか「秋山君」が通り過ぎようとしていました。

キー、「秋山!ちょうどいい所に通りかかったよ」

いたずら好きの”キー”に声を掛けられた瞬間に「秋山君」は、
間髪入れずに「やだよ」と言い放ちました。

キー、「なんだよ、まだ何も言ってないじゃん!」
でも、明らかに”目”が笑い、口元がニヤケています。。。。。

秋山君、「どうせ、なんかあるんだろ?」

キー、「わかったよ、正直に言うよ。マッツが冬休みに”パンチ”にするか、
”ニグロ”にするか、迷っていたので誰かで試そうとしてたんだよ」

秋山君、「じゃあ、キーちゃん達で試せばいいじゃん。
それに、何をどうやって試すの?」

一同、「・・・・・。」

キー、「あっそ、じゃあ、お前、この間、女子更衣室のぞいていたの
女子に言うぞ」(嫌なやつです)

秋山君、「だって、キーちゃん達も一緒に見たじゃない」

キー、「俺たちは、もう常習犯だし別に今さら女子から非難されても
痛くも痒くもないもん! なぁ!」(なんという、開き直り)

一同、「そうだよ」(コラッー!)

それでも渋る秋山君は、「また今度”女子更衣室”をのぞく時には
声を掛けるから」と言う、悪魔の囁(ささや)きには勝てずに「マジで!」と言い、
今までの気の重い顔がウソのように明るくなり、

「もう、チャイムがなるから早くしろよー!」と照れ笑いしながら言ってのけました。(オイ!)

そして”キー”がおもむろにポケットから”ライター”を出して、
(この段階では誰一人として”キー”が何をするのか知っちゃいません)
秋山君の頭に近づけてました。

”まさか!”と誰もがそう思ったのもつかの間、”ジョリ”と100円ライターの
「チルチルミチル」をつけたのです。(赤いやつでした)

すると、髪の毛にほんのわずかライターの火が触れるか触れないかなのに、
一瞬にして”ボワッ”と、まるで”マジック”でも見ているかのように
青い炎がついて消えました。

みんな、一瞬、当の秋山君も何が起きたかわからなく、
騒がしい中学の休み時間の廊下が静寂に包まれたのでございます。。。。。

理由は簡単でした、
年頃の中学生なので「整髪料」をつけていて(多分、秋山君は
お父さんの付けていたエロイカのヘアリクイド(リキッド)だったと思う)、それに引火
してしまったんですね。(してしまったんですね。って・・・・・)

次の瞬間、あちたくしたち3人が、「秋山!大丈夫か!!」
秋山君は冷静に「燃えたの?」
一同、「あん」(うん、じゃなくて、”あん”でした)。

秋山君は自慢の”レザーカット”の燃えた部分を触ると、
「チリチリ」と焦げた部分の髪の毛が落ちて来ました。

それを見ていた”キー”が少し引きつりながら「なぁ、マッツ、やっぱりパンチにしなよ」と。
マッツも「そう、するわ」(オマエらー!)

少し離れていた別の友人が、もうダッシュしてきて「すっげー!なに今の!?手品?
なぁ、手品?もう一回やってくれる!!」

キーが「じゃあ、次はお前がやるか?」

そこで、チャイムが鳴り、秋山君が一言「約束は守れよな!」と、
心なしか、「涙声と涙目」になりながら、自分のクラスへ戻って行きました。
(あの、寂しそうな後姿は今まで見た寂しそうな後姿のベスト3に入ります)

多分、今ならすごい問題になるんだろうね、きっと。

それと、中学生のくせに”タバコ”はダメだろ。と思われた方もいると思いますが、
あたくしたちの時代は中学生から、確か14歳から”喫煙と飲酒”は認められていたので、
いや、違う田舎は良かったのかな? なので、心配はいらないですからね。

すいません、あたくし”ウソ”を付きました。

良い子の皆さんは”喫煙と飲酒”は二十歳になってからですよ・・・・・。(笑)

何してるんだろ、秋山?
秋山、また身長が元に戻って160㎝なっていたらおもろいのに。。。。。

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でも、エロイカはなぜ「ヘアリキッド」ではなく「ヘアリクイド」なのだろ?

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