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そろそろ秋の味覚の時期ですね。

特に北海道は秋の味覚が美味しいと勝手に思うのです。

例えば、最近は高くなりましたが「さんま」や「秋鮭」「いくら」「戻りカツオ」などもそうだし、「じゃがいも」「かぼちゃ」「長いも」の根菜類や「しいたけ」「なめこ」「ボリボリ」「落葉」、「柿」や「ぶどう」なんかも旨い!!

きっと、”丸か”では各店が色々と考えた秋の味覚の商品なんぞをメニューにすることでしょうね。で、本日はそんな北海道を代表する秋の味覚でもある「鮭」のお話をば。

創業73年、山形かみのやま温泉を代表する「日本の宿 古窯(こよう)」の創業者の佐藤幸子とお客さんとの話を一部抜粋して書きますね。(致知出版社の人間力メルマガ  2024.8.16より)

「日本の宿 古窯(こよう)」はこだわり抜いた地元の食材を生かした郷土料理、名峰・蔵王連峰を一望できる天空露天風呂、心を込めたおもてなしなどが評価され、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」にて、40年以上連続でトップ10を受賞しています。

創業者の佐藤幸子さんが、まだ女将としてお客さんをもてなしていた時の話です。ここから、「鮭の養殖一筋六十年という方が泊まりに来られたことがあります。その方の話にとても感動しましてね。

鮭は川で生まれ海に出て、四年くらい海を回遊してから、再び自分の生まれた川に帰ってきて産卵する。その時、塩水から真水に慣れるために、一遍に川に帰るのではなく、川に行っては海に戻り、また川に行っては海に戻るというのを一週間くらい繰り返すんですって。

それで私が「鮭が一番おいしい時はいつですか?」って聞いたら、いま言った一週間、川と海を行き来して一番苦労している時が一番おいしいんだと。

それを聞いて思ったの。人間も同じ。一番苦労している時がその人の人生は一番素晴らしいって。鮭にとっての一週間の時、それが私にとっては四十代前半でした。」ここまで。

なので、皆さんの中にも思い返せば「あの最もしんどかった時期が色々とあったけど素晴らしい時期だった」って思える人も居るだろうし、今が一番きつい時期の中にいる方もおられます。

また、この先苦労と直面する時も来ると思いますが、そんな生易しいことじゃないかも知れないけど、この「鮭」の話を思い出して「そうか~、今が一番自分の人生において必要な時期で、これを乗り越えたら素晴らしい人生が待ってるんだよな」と、少しでも思えてもらえればと思うのです、ええ。

追記 でも、本当にツライ時は「こんなのが自分の為になっても、金輪際イヤだね」と思うのも生身の人間。

肉離れした右足のふくらはぎかばってしまい、他への集中力がなくなりモノを落としたり、つまづいたり、よろけたりすると猛烈に腹立たしい今日この頃。なので、お酒はジャンジャン飲めるので「やけ酒会」をやろうよ。ね?

自転車漕ぎがリハビリになってるみたいです。それにしても、「にんにく唐がらし」の階段が・・・・・。(笑)

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