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ザ・超ローカルな都市伝説!!

そうです、今週の「丸かの今夜もひとりバックドロップ!!」の昭和・平成のテーマは『都市伝説あるいは迷信』どえす!!

まぁ、あたくしの時代は「口裂け女」「ツチノコ」「人面魚(犬)」などがあり、都市伝説ではないけど「ノストラダムスの大予言」から始まり「日本沈没」や「未確認生物」(ネッシーとか)がありました。

テレビなどで特集をやった翌日のクラスではその話でもちきりでしたね。で、必ず「俺も見たことがある」とか、「親戚の兄ちゃんが・・・・・」と言い出す輩がいましたしね。(笑)

ほいでもって、我が芦別は西芦別の炭鉱のガキどもらの超ローカルな都市伝説で「東頼城橋(ひがしらいじょうばし)海坊主を見たら新幹線より早いスピードで逃げないと捕まるぞ」がありました。(なんやねん!しかも、なげーし)

これは、いつも一緒に帰っていた西芦と川を挟んだ東頼城に住んでいた”しろーくん”と”かず”が「かっちゃん(あたくしの小学低学年のあだ名)、東頼城の橋に海坊主が出て新幹線より速いスピードで渡らないと捕まるさ!!」「えーっ、ウソだ!!」「いや、ホントだって。なぁ、かず!?」「うん、ホントだって!俺も見たもん!!」「で、どうした!?」「あぶなく捕まりそうになったけど、新幹線より早いスピードで逃げたのさ」と言った具合。

なので、カバンを家に置いて自転車に乗り一緒に行くことに。で、東頼城橋の手前まで来て三人は一旦その東城橋を静かに一言も発さずに見据えます。「どの辺にいる?」「あの真ん中あたり」「急に出て来る?」「そう、渡ると出て来る」と、今にして思えばこの期に及んでもあたくしを騙し続けています。(笑)

まだ小学低学年なのであたくしも内心はビビっていましたが、友達も居るのでめい一杯なんでもないようにしていました。すると”しーろくん”が「じゃあ、俺から行くわ!!」と言って、猛ダッシュで走って行きました。”しろーくん”は足が速くて運動会でも必ずリレーの選手でしたが、どう考えても新幹線よりは早くありません。つーか、そもそもそこにいる三人は新幹線を見たこともなければ乗ったこともないと言う・・・・・。

一応、海坊主に捕まることなく”しろーくん”は無事に橋の向こうへ着きました。次に”かず”が「次は俺が行く!!」と言って、決して足が速くはない”かず”も精いっぱい走り抜けました。すると、おおげさに「自分たちは何とか海坊主に捕まらないで成功したぜ!!」みたいに喜び合っています。(猿芝居)

すると、向こうから二人して「次はかっちゃんだぞー!!」と、山間にこだまするかの如く叫んでおります。先程も言いましたが、内心はビビっていましたがここまでくるとやらないわけには行きませんので、意を決して自転車を漕ぎ出しました。海坊主は橋の真ん中あたりだと聞いていたので、そこに近づくにつれて心臓がドキがムネムネしながら無我夢中で周りを警戒しながら、あたくしも無事走り抜けました!!(助かったー!!なんでよ)

すると、二人が「かっちゃん、良かったわ~、今日は出なくて」と。(ウソつけ!!)それで、二人はそのまま帰って行きましたが、あたくしはまたその橋を新幹線よりも速いスピードで駆け抜けて帰らないと行けませんでした、一人で。。。。。

追記 はい、と言うことで超ローカルな都市伝説の話でした。

って、そもそも「東頼城橋」の下は炭山川(たんざんがわ)なので「海坊主」なんか出ませんよね?百歩譲って出るとしたら「川坊主」か「カッパ」なんじゃないかと。

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