その昔流行った「エイプリールフール」の日でもありますね。つーか、未だにドヤ顔でウソやイタズラをしてる阿呆がいるのでしょうかね、大人で。
話は変わりますが、先日「孫吉」(”イッシー”のお店)へ行ってきました。前に”沼”と行った時には名物?のジンギスカンを食べなかったので今回はしっかりと食べてきましたよ。

完食。
見ての通り「陶板焼き」です。肉が柔らかく焼けるので美味しく頂きましたよ。
お客さんが帰って、あたくしだけになり”イッシー”遠慮もせずに「わんこそば」のように次々とお酒を飲み干します。なんでも、早い時間に貸し切りが入っていたのでお客さんが引けたら店を閉めようと思っていたみたいで&その延長であたくしと飲もうとしてたみたいでした。(笑)
「社長、この後どこか行かれるんですか?一緒に飲もうかと。」あたくしは久しぶりに「より道どころ”えぞまつ”」へ行こうと思っていたので「えぞまつ」と、どうせ”イッシー”に言っても知らないけど取り敢えず。
ちょうど、男性のお客さんが一人来たので「これはラッキー!」とお会計をして「孫吉」を出ると”イッシー”が「後で連絡します!!」と満面の笑顔。”イッシー”それでなくてもアホみたいにお酒をバカスカ飲むし、それが人のお金なら輪を掛けて飲むので「”えぞまつ”ではお金が足りないから、”ボー”か」と行先を変更して飲んでると案の定”イッシー”から電話が来て「社長、どこで飲んでますか!?」「”ボー”だよ」「わかりました!これから向かいます!!」と弾んだ声。
久しぶりに”イッシー”と飲みました。そして、”丸か”を離れてからの事も色々と聞きました。”イッシー”曰く、「本当にしんどかった」とのこと。まず、お客さんの1割くらいは来てくれると思っていたんだけど、それが・・・・・。
業者さんも結局は肉屋さん以外は取引をしてくれなくなったとも。厨房機器も揃っていなく、あた買う余裕もなく釣り仲間から何個も借りたクーラーボックスに食材や缶ビールを入れて出していたこともあったとか。
嫁の”かよちゃん”からは「大丈夫なの?」と声を掛けられて、「ぜんぜん、大丈夫じゃないけど、大丈夫だって言うしかなですもんね」と。でも、一緒に暮らしてるから分かりますからね。で、一度、仕入れとか「”徳太郎”で仕入れてやるようにしたら?」と提案されたそうですが、そこは男の意地もあり断ったってね。
不義理をして”丸か”を辞めたのでおいそれと助けを言い出せないし、でも、日々本当にしんどくて大変だったんですよね。凄く後悔したけど「意地だろ」と言うと「はい。」とね。
”沼”も”浩太郎”も「お前、加藤社長に会って謝罪しないと俺たちも付き合い出来ないからな」と言われてたけど、やはり「意地」。
あたくし、その「意地」は分かるんですね。けど、もう少し早くに顔を出しても良かったかなと。でも、周りから催促されて来るようでは意味ないんですよね。自分の意地を通して、自分自身納得してからでないとね。だから五年を要したんですね。
”イッシー”が真剣に話してる横であたくしはポップコーンなんぞをほおばってると喉に異物のようなのが詰まり、話どころじゃなくなりましたもんね。(笑)

この茶色の部分が喉に詰まりやがるんですよね。(話を聞けよ!)
土曜日だったので「にんにく唐がらし」は2時までやっていて、”細B”や”いっく”も居るようなので、せっかくなら”イッシー”を連れて行こうとタクシー乗って「南1西10丁目まで」と告げると、”イッシー”が「えっ!?そこって・・・・・」「そうだよ、でも”てまひま”じゃなく上の焼肉の方な」「いいんですか?」「問題ないだろ(笑)」。
行くと、他にも”イッシー”の知ってるお客さんもいて懐かしんでいましたね。五年分、また”丸か”のお客さんやスタッフと交流が出来ればいいなと。「にんにく唐がらし」に来ても壊れたレコードのように”丸か”を辞めた苦労話をしていましたよ。(笑)
追記 色々とあったけど、やはり一緒に「喜怒哀楽」を共にしてきた仲間なので、ちゃんと話をすると春の訪れで雪が解けて行くように一度は凍った間柄も溶けて行くんですね。
「自分でやってみて、こんな小さい店でも大変なのに、それを何店舗もずーっとやって来たって本当に凄いな~と思います。いつも月末は支払いの事ばっかり考えてます。そりゃあ、怒りたくもなりますよね!!」と、苦笑いしてました。
”イッシー”を送りに下まで行き、酔って反対車線の普通の車にタクシーと間違えて手を上げてる姿を見て、「ダメだこりぁ!」と思い、そっと「にんにく唐がらし」へ戻って来ました。(笑)
