炭鉱町だけに炭住は石炭ストーブ。家の前に石炭を積んだトラックがやって来て
石炭をザーッと下ろして行きます。山盛りの石炭を石炭小屋へ入れます。
今時期の冬は石炭小屋の石炭が凍るのでそれをツルハシで少しずつ砕きながら
それを石炭を入れる入れ物(各家庭で違います)に入れて家に持って行きます。
まぁ、この一連の作業を子供たちがやっていたのが炭住の日常でした。
で、石炭ストーブの「すす」が煙突に付くと燃焼率が下がるので(今でいう
暖房などのフィルター掃除をしない現象)数カ月に一度“おやじ”が屋根に上がり
2,3メートルほどある丸く曲がった竹の先にブラシが付いている煙突掃除の道具を使い、
タオルでほっかぶりをしてすすまみれになりながら掃除をしていましたね。
それを下からよく眺めていたもんです。。。。。