西芦のクワガタ採りに行くとしたら(まぁ、その辺の山にも居ましたが)、
ズリ山と言うか、何て言ったかそのズリ山の上の方に、坂道と短いトンネル
を二つほど超えて行くと、原っぱとあまり背の高くない木々があり、そこが
クワガタ採りの場所でした。
使わなくなったレールが積んでいたので、きっとその昔、炭鉱からトロッコか
何かで石炭を運んでいたんだと思います。
一度、小学生の頃に友達の”やまちゃん”とそこへクワガタ採りへ行った時に
木の板を踏んだらその板が付いて来たので、「あれ、おかしいな?」と思い
もう片方の足で板を踏んづけて抜くと、五寸釘が・・・・・。
慌てて、靴を脱ぐと靴下に血がにじんでいました。
これまた、慌てて靴下を恐る恐る脱ぐと、そんなに血が出てはいないのですが
五寸釘の穴と言うか刺さった痕の傷が付いていました。
一緒に居た”やまちゃん”が「こういう時は石でその傷口を叩けば血が止まるから」
と言いながら、その辺で適当な硬い石を拾って来てくれて、傷口をトントンと
叩いてくれました。
今から思うと、それが正しかったのかどうかは分りませんが、別に痛くもなく
せっかくだからとその動作を見守っていました。
その件があったのと、午後から”おうふくろ”とバスで芦別へ買い物へ行く予定が
あったので、クワガタ採りは終了。
で、芦別バスターミナル(ん?ターミナルで待ち合わせたのかな?)で、私が
少し足を引きずっているのに気付いたので、簡単に事を説明して「”やまちゃん”
が石で叩くと血が止まると言っていたから叩いてもらった」などと話した記憶が
あります。
それから、そのような瓦礫や板などがある場所は気をつけて歩くように
なったので、良い学習になりました。
石で叩くことも。(笑)
追記 一度、”じいさん”とそこへ行くとクワガタを採る直ぐ近くに長いトンネルも
あったんですが、そこは長いので怖くて入れませんでした。しかし、”じいさん”は
一人で入って行き、不安げに帰りを待っていると棒きれをトンネルに打ち付けながら
帰って来たので、「どうしてトンネルを叩いてたの?」と聞くと、「クマよけ」と。
今から思うと、よくクマに出会わなかったと思います。友だちと、「もしクマが出たら
クマは下りは苦手だから坂を下って逃げよう!!」などと事前に打ち合わせなどを
していましたっけ。(笑)
こうやって遊びながら色々なことを学んだんですね。。。。。