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いや、まぁ、しょうがないけど・・・・・。

若い時にお世話になり、30数年ぶりに偶然行った店で会ってこれから良い付き合いをと思っていたんですけどね。

一昨日亡くなり、昨日18時半からのお通夜でしたが、あたくしは先に16時半に最後のお別れに行きました。

あたくしが、「RAP(ラップ)」というカラオケのあるバーで本格的に働き始めた時に来てくれて、それからその方が働いていたお店に顔を出して可愛がってもらいました。

その方はカフェバーなどのアパレル関係や業界人が来る、ちょっとハイソなお客さんを相手にするお洒落系の飲食グループで、対するあたくしはコテコテの「カラオケ・パブ」や「居酒屋」という、同じ飲食でも系統が違っていたのであまり関わることがなくなっていました。

昨年の、「参醸倶楽部」さんの忘年会にちゃっかりと参加して四次会でその方に店へ行き、30数年ぶりにお会いしました。

もう、3年前に肝硬変を患って投薬などをしながらバーを続け、今年に入り「肝性脳症」を発症し入院・手術からの奇跡的に回復しバーを再開したとのこと。

けれど、今月に入り数値が悪化し意識障害なども出て再入院。六月十七日、行年六十四歳の生涯を閉じられました。

香典返しの挨拶状には「夫が患った肝性脳症は、とても恐ろしいです。アルコールを扱う方や、お酒を飲まれれる方は、飲み過ぎに注意されて下さい。」と書かれておりました。

この仕事を(特にお酒を飲む営業)していたり、年齢になるとしょうがないけれども、それでもまだ若いよね。この二年間は一年ごとに数人づつね。

よく、「飲み過ぎないでね」とか「身体に気をつけてね」と殆ど社交辞令だけど、人間はその時にならないと実感しないし、「まさか自分が」と油断するよね。

「自分だけは大丈夫」と思って、みんな病気になったり不慮の事故に遭ったりするんだよね。

健康志向で何やかんやとやるのも少しは良いことだと思うけど、運命やら寿命ってあるんでしょ?けど、その「運命」やら「寿命」って不思議なやつらだよね。。。。。

追記 「気をつけてね」という方が良いのか、「好きに生きてね」と言う方が良いのか・・・・・。

色々と考えさせられるよね。でも、考えた所で大した答えなんか出ないんだから、やっぱり今日も「飲むわ」(笑)

初めて会った「RAP」の時にこの歌を歌っていたような。
いや、こっちだったかな?なんせ、36年前だからねー。
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