１２月は・・・・・。

2024.12.21

はい、１２月は色んなことが起きますね。平月だと、なんとかですけど、１２月は一番の繁忙期で稼ぎ時でもあるしね。また、「丸かの忘年会」で様々な賞レースもあるますし。(笑)

けど、忙しいので普段なら目くじらを立てたり困りごとも、忙しいので「いちいちそんなのに構ってられないよ」と以外と目の前のことに集中するので問題が問題じゃなくなりますもんね。

先日もあった「にんにく唐がらし」の営業前の配管つまりや「まるふじ」のランチスタッフ体調不良での年内ランチ休止などもその一例。しかも、こんな時期に辞めたり、辞める相談とかをする本当に空気の読めない輩とかもね。(笑)

しかも、その辞める理由が「彼女に浮気がばれたので外に出れないので」って、ずーっと家の中に居るつもりかよって。（笑）その彼女も彼女で男を小さくしてパンツの中に入れて持ち歩けばいいのに。（名案！）

話は変わりまして、昔から１２月は一年の集大成的な位置づけなんですね。いわば、２０２４年１月～１１月まで何をして来たか？という店舗と店長を始めスタッフの真価が問われる月なのですよ、ええ。

それだけに真剣です。

また、不思議なことに１２月の忙しさを乗り越えたら、それまでボチボチだったスタッフの成長が見れますし、結果、店に体力が付きます。普段より倍の人が来ます。それだけの人数のお客さんが入るんだから仕事量も２倍ですからね。

しかも、余裕なんてかましてる場合じゃないので、それまで「自分（私）がやらなくても誰かが・・・・・」は通用しませんからね。皆が忙しいので自分(私）がやるしかない。慣れてなくても苦手でも。

結果、成長してるの図。(笑)

で、”店長”は業績とそのためにも１２月にはより多くのお客さんが来てくれるように行動します。でも、それは１２月に入ってからでは遅く、日頃からの積み重ね＆１０月に忘新年会のプランが出来た時から動き出すんですね。

それは１２月を想定してお客さんへの告知やスタッフへの心構えや仕事の取り組み方など、など。

あたくし自身”店長”をしてる時や直属の部長として店舗を見てる時は、それはそれはもの凄く行動に移しましたもんね。いつも予約台帳を肌身離さず持ち歩き、どこでも予約状況が直に分かるようにしてましたし、事務所の人に言ってどんだけ朝早くても予約の電話が掛かって来てどこかの店を探してるのなら遠慮しないで電話してねと。

１２月は帰るのが遅く(早く？）家に帰って寝るのが朝の６、7時頃ですが（普通か）、９時過ぎくらいに予約してる方から人数の増減や、また新たな予約が入って席を替えるのに何組かのお客さんに電話を掛けて、少しでも入れるようにしたりしてましたね。（まったく眠くないし、いや、眠いけど苦でなかったですね）

通勤途中のコンビニのスタッフに声を掛けたり、タクシーの運転手さんと友達になりお客さんの紹介をお願いしたり。勝手にタクシーのあみあみに自店の宴会チラシを数枚入れて来たりね。(笑)

なんせかんせ、手あたり次第集客に結びつけていましたね。もう、ここまで来ると”執念”です。(笑)

って、普段からそこまでの集中力と執念があれば繁盛店になるのに。と思うけど、情けないことに１２月単月だからそこまで出来たのかな？と思うのです。

あたくしは飽きっぽいので瞬発力が得意です。しかも、続かないやつが。(笑)　でもね、そこで並みいる店舗や強敵を差し置いて１位になる喜びと満足感と誇りは何物にも代えがたいんですね。

昔は、何十店舗、何百人で３０日の営業が終わり、日にちが変わって３１日の１時からディスコや今はなき青木商事さんの「エンペラー」を貸し切って大忘年会をやっていました。（因みにあたくしは９年連続１位を取りましたよ）

３０日の営業が終わり、椅子を上げて電気を消して出る時に、もう一度シーンとなった店内をひと通り見回して、ついさっきまで一カ月間の激戦を共に戦ったスタッフの喜怒哀楽を思い出し、椅子・テーブル・カウンター、（椅子の脚をさすったり、テーブルやカウンターをなぜたり）そして自分の使っていたボールペンに感謝のお礼をして忘年会会場へ向かうんですね。

１２月激戦を戦った各店舗のスタッフたちが続々と会場へ入って来ます。その顔は一様に「やりきった」満足感に満ち満ちてみんな笑顔です。そして、最大の緊張の瞬間が上位の店舗の発表です。

２０数店舗御中の３位だから本来なら喜ばしいことですが、みんな同じように１位を狙っていますからね。それはまるで五輪で金メダルを狙ってたのに銅メダルになるようなものです。それだけに２位の店舗なんかは一生分のため息と悔しい顔なんですね。

で、いよいよ１位の店舗が読み上げられて・・・・・。