昨日、地下鉄に乗っていたら隣の車両から男の人がこちらの車両へ向かって来たので、あたくしは通路の真ん中に居たので少し体をずらしたら、向こうもあたくしの素晴らしい気遣いが以心伝心したようで、軽く会釈をして通り過ぎました。
「なんか、こういうのっていいな~」と思い、その男の人がどこへ向かったのかが気になり見ていました。まぁ、普通に一つ横の乗降口で止まりましたが、前から居た乗降口の女性と向き合う形になり、その女性はクルっと反転して外側を見てしまいましたよ。(笑)まぁ、当然と言えば当然なんですけど、ちょっとその男の人が気の毒に見えちゃいました、以心伝心した同志としては。(やさしい)
その光景を見ていて思ったのが、たまに電車とかで向き合って座った時の気まずさを思い出したのです。まだ、このような固定されるのならば最初からなんで平気なんですが↓
よく、快速エアポートの座席で転回させない(出来ない)で向き合うパターンが非常に気まずいですね。(笑)
そう、慣れてない人はこのペダルを踏んで転回させるのを知らないから仕方ない。
何を隠そう、あたくしも最初の頃は新千歳空港に入って来た電車に乗った時に、今度は戻るので進行方向が逆になるから座席の向きを反転させるのですが、あたくしは知らないでそのまま一番乗りで乗っており、周りはバッタン、バッタンと席を転回させていましたが「何してんだ?」と思いスルーしていました。(既にヤバイ)
あたくしの前に”おっさん”が座りましたが(今はあたくしもおっさんですが、当時は30前半)、何となくお互い気まずい。心の中では、「”おっさん”、いちいち俺の前に座んじゃネーよ」と思ったよね。で、発車してふと周りを見るとお互い向き合ってるのはあたくしたちの席のみ!!(笑)
えっ!?どうした?なんだよ?と慌てましたが、さっぱり理由が分かりません。前の”おっさん”と目が合うし。(笑) もうね、そうなったら針の筵(はりのむしろ)状態。(汗)
しまいにゃ、向かいの”おっさん”もあたくしとの対面に居たたまれなくなったのか?狸寝入り。どー、考えても狸寝入り。
なので、あたくしも”狸寝入り”なんぞを決めてやりましたよ。
で、その後に「そうか、皆、進行方向へ向けて席を変えてるのか!!」と。それからは向きを変えることにしました。
その後、あの時のあたくしのように分からないで同じことをしてる光景を度々見かけるようになり、周りも「あぁ~、やっちゃったね~」と気の毒感満載な感じで、良いのか悪いのか「ここは、見て見ぬふりをするのがせめてもの慰め」的な雰囲気なんですよね。(きっと、多かれ少なかれ似たような経験をしてるんだと思います)
なので、その光景を見てひとりでも気の毒な人を出さないように、変な使命感と言うかサービス精神を発揮して、あたくしは一番乗りの時は片っ端からバン!バン!と進行方向へ向きを変えるようにすると、もの凄く気持ちが楽になったんですね。
なんか、良いことした感じだよね。(笑)
今は、一人用にしています。
追記 このような経験を通して、一つ一つ物事を覚えて行くんよね。
市電のは困りましたよ。↓
こやつの、この座席↓
なんか、飲食店で無理やり席を作っちゃった感じの席。(今は無くなったのか?)
ある意味、これはこれでどうよ。
好きな歌でしたね。